バイクツーリングというと、長年にわたり私の指定席は母殿のカワサキ・エリミネーターの後部座席と決まっていた。車高が低くて乗りやすい上に、ドイツ製のスタマタキスというチャイルドシートも装着済みであるから、なおさら容易には父殿の後ろに乗ろうという機会はなかった。それが最近、私の体重も増えてきて、母殿一人で常に私とのタンデムは負担も大きくなってきたこともあり、今回初めて父殿のセローに乗ってみることになった。はじめはおっかなびっくり、ゆっくり走ってもらったが、意外に恐怖感はない。少しスピードを出して走っても、安定感が損なわれることもなく、カーブや坂道でも乗り心地に問題はないようだ。むしろ車高が高い分、遠くまで見通しがきいて、パッセンジャーとしての乗車感覚は快適と言ってよい。走り慣れた4号線で、なじみの道の駅アグリパークゆめすぎとに難なく到着。ひとしきり遊んで飲んだり食べたりしたあと、帰りも颯爽とセローに乗せてもらって帰った。「これからいつもセローでいいよ!」と大いに自信をつけて言ったが、眠くなってしまったときはたしてどうなるか、まだ検証されていない部分である。
18日の月曜日、父殿が休みをとったので、今年何回目かの江の島の海に行った。母殿のサーフィンが主目的であるので、まだ海の家も開いていない朝の6時過ぎに着いて、建物のものかげでこそこそと着替えをして、サーファーの方々に遠慮しながら海に入り、それでも結構楽しく泳げた。そのうちにボードを抱えて母殿も合流され、私も何度かボードに乗せていただいた。押してもらって波の上をすべっていくのは大層気持ちいいが、いざ立ってみようとすると意外に難しいのがよくわかった。
そんなこんなで楽しく過ごしているが、読書感想文や自由研究などの大物の宿題は手つかずのままである。今年も、ぎりぎりになってバタバタとやっつけることになりそうだ。
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