flute_papa のひとりごと

音楽を愛する還暦すぎのじいじが世の中のことをブツブツ。音楽のネタが少なくなっていることが気がかりだったりして(^^;)

母校の吹奏楽部の演奏会が中止 9年前のあの日

2020-03-19 | 吹奏楽
9年前の事が書いてありました。私のこのブログに。

このブログが中断した9年前。
読み返してみて、思い出が蘇りました。
そう、東日本大震災があった年の3月のことでした。


私の母校吹奏楽部の定期演奏会は毎年3月の下旬に開催しています。
あの年もその予定でした。

ところが、あの日3月11日の震災があって予定していたホールでは出来なくなってしまいました。
学校から自粛の要請があったようです。

そのまま中止になってしまうかも知れませんでしたが、母校の体育館でなんとか行うことができたのです。

ビニールのシートを敷き詰めて、パイプ椅子を並べて。

もちろん生徒達はホールでやりたかったことでしょう。
でも、中止になってしまったらなにも残らなかった。
出来たことに感謝できたことでしょう。


ところが、


今年の新型コロナウィルスの感染拡大を阻止するために行われた(行われなかったと言うべきか)さまざまな活動の自粛。
母校の生徒達が準備してきた演奏会が中止になってしまいました。
予定していた演奏会の中止は母校の歴史上初めてのことです。
9年前と違って、今回は代わりの演奏の機会もありません。

出演予定だった三年生は演奏することなく卒業し、各々の道を歩み始めます。
卒業を機に楽器から離れてしまう人が大半でしょう。

春の高校野球の選抜大会も中止になってしまいましたね。
彼らもさぞや悔しいことと思います。
わずかな救いは、夏がある(多分)ということでしょう。
もちろん、勝ち抜いて代表になることはとっても大変だとは思いますが、チャンスはあるのだから。

選抜の代表高校の生徒さんと並べるものではないかも知れないけれど、この時期に演奏会を予定していたのに開催することを許されなかった全国の生徒さん達の悲しみ悔しさを思うと胸が痛みます。

願わくは彼ら彼女らが各々の思いを昇華させて、前に進んで行ってほしい。それだけを祈っています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿