前回の投稿から10日余り空いてしまいましたが、気を取り直して続きを。
今回は「高校時代の5」なのですが、まだ高校1年生の夏前のころのことを書いてます。
実際のところ、私はこの記事を書くことで昔々の記憶の小箱をあけることが大切な目的になってしまっています。みんなはどうなのでしょうかね~。若い人たちにとっては今日今起きていることを書くことが大事でしょうし、私みたいに平均寿命から考えて人生折り返しちゃってるoyajiが書きたい(書き残したい?)のは今までの足あとなのかな~、ということで。
高校1年生の頃の私の生活といえば、授業が終わればまっすぐに音楽室に行って楽器を吹き、クラブが5時に終わると(定時制があるので、全日制のクラブ活動は5時までなんです)、家に帰ったら又楽器を吹くという感じで、フルート三昧の日々でありました。
個人レッスンには週一で通っていて、教則本は順調に進んで行きそれがまた励みになって又一生懸命やるという、好循環だったと思います。
でも、この頃はまだクラブの印象薄いな~。吹奏学部での活動のこと殆ど思い出せなかったもんね。と、いいながら思い出して来ましたよ。
高校の3年先輩で東京芸術大学のトロンボーン課にストレートで入学された方がいらっしゃいました。そうそう、思い出した!
その先輩が学校に遊びに来たときに、ポロンポロンとピアノを弾いてらっしゃいました。その時に初めて聴きましたんです。ドビュッシーのアラベスク。えらいショック!感激・感動でした。ピアノを弾く人は中学時代にも何人もいました。でも、まったくレベルが違う。音楽性が違う!(って、その時分かったかどうかは???ですが)まあ、当然といえば当然ではありますよね。自分の知っていたのは中学生の音楽、かたや1年生とはいえ芸大生と比較しちゃぁねぁ。とにかくそれ以来ドビュッシーのピアノ曲のファンになってしまった私です。
当然のごとくトロンボーンも練習されていましたがこれもまたショックショック大ショックでありました。
私は中学生の時に1年ちょっとトロンボーンを吹いていましたが、先輩の練習を聞いて愕然。とても同じ楽器とは思えませんでした。
ビロードのようななめらかな音でメロディーを歌っていたかと思えば、まるでビストンがついているのかと思えるような細かいパッセージまで、つい半年前まで吹いていた同じ楽器とは思えない!のでありました。世の中にはすごい人がいる。でも、その人が高校の先輩だということがとても嬉しかったことを覚えています。なんか雲の上じゃなくて手が届くかもしれないと錯覚してしまったのでしょうね。
そういうことってありませんか?
たまに練習試合をやって何年か前までどっこいどっこいの強さだった学校が、甲子園に行っちゃったりすると、もしかして自分達も甲子園に行けるんじゃないかと、同じ都立高が行けたんだから俺たちも、なんて。
ちょっと、例えが適切ではなかったかもしれませんね(^^ゞ
でも、これらの体験が私の中で音楽というものを特別なものにしていったことは、間違い無いと思います。
続く。
今回は「高校時代の5」なのですが、まだ高校1年生の夏前のころのことを書いてます。
実際のところ、私はこの記事を書くことで昔々の記憶の小箱をあけることが大切な目的になってしまっています。みんなはどうなのでしょうかね~。若い人たちにとっては今日今起きていることを書くことが大事でしょうし、私みたいに平均寿命から考えて人生折り返しちゃってるoyajiが書きたい(書き残したい?)のは今までの足あとなのかな~、ということで。
高校1年生の頃の私の生活といえば、授業が終わればまっすぐに音楽室に行って楽器を吹き、クラブが5時に終わると(定時制があるので、全日制のクラブ活動は5時までなんです)、家に帰ったら又楽器を吹くという感じで、フルート三昧の日々でありました。
個人レッスンには週一で通っていて、教則本は順調に進んで行きそれがまた励みになって又一生懸命やるという、好循環だったと思います。
でも、この頃はまだクラブの印象薄いな~。吹奏学部での活動のこと殆ど思い出せなかったもんね。と、いいながら思い出して来ましたよ。
高校の3年先輩で東京芸術大学のトロンボーン課にストレートで入学された方がいらっしゃいました。そうそう、思い出した!
その先輩が学校に遊びに来たときに、ポロンポロンとピアノを弾いてらっしゃいました。その時に初めて聴きましたんです。ドビュッシーのアラベスク。えらいショック!感激・感動でした。ピアノを弾く人は中学時代にも何人もいました。でも、まったくレベルが違う。音楽性が違う!(って、その時分かったかどうかは???ですが)まあ、当然といえば当然ではありますよね。自分の知っていたのは中学生の音楽、かたや1年生とはいえ芸大生と比較しちゃぁねぁ。とにかくそれ以来ドビュッシーのピアノ曲のファンになってしまった私です。
当然のごとくトロンボーンも練習されていましたがこれもまたショックショック大ショックでありました。
私は中学生の時に1年ちょっとトロンボーンを吹いていましたが、先輩の練習を聞いて愕然。とても同じ楽器とは思えませんでした。
ビロードのようななめらかな音でメロディーを歌っていたかと思えば、まるでビストンがついているのかと思えるような細かいパッセージまで、つい半年前まで吹いていた同じ楽器とは思えない!のでありました。世の中にはすごい人がいる。でも、その人が高校の先輩だということがとても嬉しかったことを覚えています。なんか雲の上じゃなくて手が届くかもしれないと錯覚してしまったのでしょうね。
そういうことってありませんか?
たまに練習試合をやって何年か前までどっこいどっこいの強さだった学校が、甲子園に行っちゃったりすると、もしかして自分達も甲子園に行けるんじゃないかと、同じ都立高が行けたんだから俺たちも、なんて。
ちょっと、例えが適切ではなかったかもしれませんね(^^ゞ
でも、これらの体験が私の中で音楽というものを特別なものにしていったことは、間違い無いと思います。
続く。
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