物捨離…ねぇ

私は、自慢じゃないが
片付けの出来ない女である。

ついでに告白すると、
掃除は大っキライ！

洗濯と料理はソウ嫌いでも無い。

そん私なのだが

最近、どうしても
片付けをしなければならない羽目になってしまった。

数十年間使っていた住居タイプの物置小屋が、
遂にダメになってしまって
建て直しをする事になったから

ついては、中に詰まっていた「要らない荷物」を
整理しなければなのだ。

ハッキリ言って、
殆どが老夫婦が大事に大事に貯め込んだ物だ。
昔の人は、何でも勿体無い、使えるかも、とかで
取っておく。

６畳の部屋に、
ヨクゾこんなに詰め込めたもんだと感心してしまう。
当時としたらお宝だったのだろうが
今となっては…ただのお荷物と言える。

本人達の了承のもと
相方と整理を始めたまでは良いのだが、
想像を絶する大プロジェクトになってしまった。

１月になってから毎土日、
ソレにかかりっきりだ。

疲れた。

最近は物捨離とか言って、
要らないモノは、サッサと捨てる。
物に執着をしない事が良しという風潮があるが、

懐かしい物を見ると
やっぱり、心が揺らぐ。
ノスタルジックな自分が居る。

物に執着するって事は、決して悪い事ではないと思う。

何かに執着する事で、
ドラマが生まれたり、その道のプロが誕生したりするのだと思う。
だから、物に執着するって、あながち悪い事でも無いかと。

ま、

何事にも限度って物はあると思うが。

が、

今回はソウも言っていられない。
思い切って、目を瞑って、感情を抑えて

捨てる。

清々する気もする。

何だか分からない色々な感情が生まれてくる。

私も、そろそろ、自分自身の荷物も
整理し始めなければいけない年頃かも。
自分の子供に、今、私が味わっている様な
状況と感情を味あわせたく無いし…
色々と考えさせられる作業だ。


そうそう、

初めて市のゴミ処理場へ行ってみた。
持ち込みOKなのだ。

凄かった。

断崖絶壁って感じの
巨大ゴミ投入場。

大きな手みたいなクレーンで
焼却炉にゴミを取り込んでいた。
ゴミって、何だか不思議なパワーがある。
変な感じだ。

私の心は今、
「勿体無い」と「物捨離」とを行ったり来たりしている。



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