Gloomy feeling…

午前中のレッスンが終わりに近づいた頃
電話が鳴った

いつもならレッスン中に来た電話には
ほとんど出ないのだが…

今日は、何故か気になって
了承を得て電話に出た…

そしたら

生徒さんの訃報だった。



実は私は
僭越ながら
インストラクターをさせて頂いているのだ。
（何のインストラクターなのかはご想像にお任せしよう）

お歳は私より上ではあるが
私にとってはどなたも可愛い教え子なのだ
どの方も皆幸せでいて欲しいと願っている。

それなのに…


言いようのない悲しみがうねりの様に押し寄せてくる
お顔を思い浮かべると胸が苦しくなってくる
次々にレッスン中のご様子がフラッシュバックする…


穏やかで優しく、控えめな方だった。
慎ましやかな紳士であった。

ここ数か月は、あるご病気で闘病中であった。
メールをお送りすると
務めて前向きなお返事を返して下さったっけ…

早く体力をつけてレッスンを再開したいと
仰っていたっけ…

あなたは、とっても頑張り屋さんで
真面目にコツコツと努力をして
素晴らしかったですよ！
大変良く出来ました！！
立派にご卒業です。

こんな事になるんだったら
もっと早くにソウ言ってあげれば良かった…



お疲れ様でした。
ゆっくりとお休みになってください。

ありがとうございました。

合掌。