<プロローグ>
11月15日(土)
私と相方は、吹奏楽のコンサートに行った。
横浜まで足を延ばした。
或る人との約束を完結させるべく、出掛けた。
その人は、
良い男だった。
ルックスとかじゃなくて、生き方がと付け加えておこう。
その男の私生活は、どんなだったかは知らない。
だから、本当は、どんな人物だったのかは正確には分らないのではあるが、
別に、そんな事は私には関係の無い事だ。
何しろ、ネット上での知人なのだから。
でも、見事な生き様だった様に思う。
そんな彼が、病に冒された体を、気力だけで起き上がらせ、
心血を注いで頑張って企画に携わった演奏会だった。
その意思を、企画の顛末を、見届けない訳には行かない。
で、今はもう、この世に肉体としては存在しない彼の為に出掛けた。
或いは、自分の心のケジメの為だったのかも知れない。
きっと、そんな思惑の方が大勢居たと思う。
行くまでは、ちょっと、躊躇したりもした。
今はもう、居ない、って事を、
まざまざと突きつけられられるのが切なかったから。
同年代の彼の身に起きた事を
認めたくなかったのかも。
他人事ではない、明日は我が身って事を
認めるのは怖い事だから。
でも、事実は事実で、しっかり受け止めた方がイイに決まっている。
人とはなんと自己中な物なのだろうか…
とにかく、
私達は、頑張って生きなきゃならない。
同世代の知人の身に起こった青天の霹靂に顔をそむけるのでは無く
辛くとも其の事実をシッカリ受け止め
生きたくても生きられなかった人たちの為にも生きるのだ。
*コンサートの様子は、
心の赴くままに少しずつアップします。
11月15日(土)
私と相方は、吹奏楽のコンサートに行った。
横浜まで足を延ばした。
或る人との約束を完結させるべく、出掛けた。
その人は、
良い男だった。
ルックスとかじゃなくて、生き方がと付け加えておこう。
その男の私生活は、どんなだったかは知らない。
だから、本当は、どんな人物だったのかは正確には分らないのではあるが、
別に、そんな事は私には関係の無い事だ。
何しろ、ネット上での知人なのだから。
でも、見事な生き様だった様に思う。
そんな彼が、病に冒された体を、気力だけで起き上がらせ、
心血を注いで頑張って企画に携わった演奏会だった。
その意思を、企画の顛末を、見届けない訳には行かない。
で、今はもう、この世に肉体としては存在しない彼の為に出掛けた。
或いは、自分の心のケジメの為だったのかも知れない。
きっと、そんな思惑の方が大勢居たと思う。
行くまでは、ちょっと、躊躇したりもした。
今はもう、居ない、って事を、
まざまざと突きつけられられるのが切なかったから。
同年代の彼の身に起きた事を
認めたくなかったのかも。
他人事ではない、明日は我が身って事を
認めるのは怖い事だから。
でも、事実は事実で、しっかり受け止めた方がイイに決まっている。
人とはなんと自己中な物なのだろうか…
とにかく、
私達は、頑張って生きなきゃならない。
同世代の知人の身に起こった青天の霹靂に顔をそむけるのでは無く
辛くとも其の事実をシッカリ受け止め
生きたくても生きられなかった人たちの為にも生きるのだ。
*コンサートの様子は、
心の赴くままに少しずつアップします。
それを果たすため、そして自分の心のけじめをつける為行きました。
本当に、約束が果たせて良かったですよね!