ポコ君流血す

エライこっちゃ！エライこっちゃ！エライこっちゃぁぁぁぁ、、、、、

も～、ビックリ！

ポコ君のお気に入りのバスタオルが、
血に染まってるぅ！

何が起こった？

ドキドキしつつ、
ポコ君を調べたところ、
右の前足の足先から少し上がった所にある
カギ状の爪の所から出血している！

ソコは、さっき、そのカギ状の爪が
何かに引っ掛けてしまった為に、
ギザギザに割れて、一部が残っていて
プラプラしてしまい危なそうだったので、
私が、危なそうな余分な部分を削除してあげた所だ。

シマッタ！私のミスだ！

ゴメンよ～ポコ君…

とっさにティッシュを当て、ぎゅっと押さえて
止血を試みた。

私の手まで、赤く染まって来たのには
まいった。

嫌がって、あちこち動き回ると血痕がつく。
不安になって、かかりつけの獣医さんに電話をし、
止血の方法を教えてもらい、それでも止まりづらかったら
止血処理をしに連れて来てくださいとの事。

私がした処置で良かった様で一応ホッとしたが、
どうも止まりが悪い。
ポタポタと結構出血している。

ジイチャンもバアチャンもパニクってるし…
ぎゃぁぎゃぁと五月蝿い。
ポコ君の方がずっと大人しくしている。

相方と連絡が取れない。
仕方が無いので、私がジイチャンの車を運転し、
（私の車は息子が代車代わりに使っているのです）
ジイチャンに、ポコ君の前足を押さえていて貰いながら
（ジイチャンは動転してしまい、運転するのは無理だったので）
獣医さんに連れて行って来ました。

お陰様で、傷はたいした事無く済みました。
折れた爪はプラプラのままにしておかない方が良いとの
獣医さんの言葉を聞き、多少救われた気がしました。
ポコ君は、若くて可愛い女の獣医さんに診てもらい、
止血帯まで、上手に巻いてもらいナニやら嬉しそう（？）

ワンコの爪の特徴は把握していたのですが、
２ミリ程度のこびり付きでしたので、その時点で
出血していなかったので、油断したのがいけなかったのです。

ワンコの爪の半分位から上には、
毛細血管が通っているって事、知っていたのに。
でも、こんなに気前よく出血するとは思いもしませんでした。
ポコ君、本当にmamaが悪かった。ごめんね。
この、疑う事を知らないつぶらな瞳を見ていると胸が締め付けられる。
イザとなったら、私の血を幾らでもあげるから！
（そんな事は現実には出来っこないんだけれど…人間とワンコじゃぁね…）

毛細血管ですので、命に別状が起こるほどの事は無いとのことです。
やがて、止まるとの事。

本当に、私の不注意の所為でとんでもない出来事でした。

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