一升餅！

お陰様で、４月３０日に
ウチのお孫ちゃんのお誕生日イベント
「可愛いお姫ちゃんに一升餅背負わせたい！」会を
ツツガ無く迎える事が出来ました。

まだ、つかまり立ちではありましたが
立派に一升餅を背負う事が出来ました。

地域によって色々らしいのですが
私の生れ育った秩父の方では、
１歳の誕生祝いに餅を背負わせます。

一升餅を背負わせる言伝えは諸説ありますが、
「一生食べ物に困らないように」と言う様な事らしいです。
「一生(一升)餅(食べ物)を背負う」…愛しく小さき者の順調な人生を願ったのでしょうね。

お餅は古来より神様に捧げられる神聖で特別な食べ物だったようです。
それでお餅を食べる事で特別な力を授かると信じられていたとかいないとか。

和菓子屋さんに、オーダーするにあたり
ドウ言えば良いんろうとチョット心配でしたが
私が、モゴモゴしていましたら
スンナリ「はい、お誕生餅ですね」と受けて頂けました。（ホッ！）

次に、

お餅を包む風呂敷ですが、
最近は、可愛いリュックに詰めて
背負うらしいです。

でも、

私には、grandmaとしての
夢と言うか、コダワリがありまして…

それは、

綺麗な和柄の風呂敷にお餅を包み背負わせたいと。

で、

チョット我儘を言わせて頂き
「留めの黒に桜」という
かなりシブイ風呂敷を用意させて頂き
包ませて背負ってもらいました。



その可愛い姿を見て

何だか最近、ブルーになる出来事が多かったのですが
ス～ッと気持ちが晴れました。

非常に単純なgurandmaではあります。

勿論、若い夫婦の用意した
可愛いリュックにも入れて背負わせた事は
言うまでもありません。

お祝と言ったらコレ！的な
お赤飯にキンピラごぼうを用意し

後は、手抜きのオードブル盛り合わせを
先日来、気に入っている
「こだわりの職人芸のお惣菜屋さん」に
特注し、間に合わせてしまいました。

本当は、キッチリお祝い膳を作りたかったのですが

なにしろ、
父が退院してから間もなくでしたので
落ち着かず、私自身気力体力が足りなかったのです。

無理はしない事に決めました。

でも、

気負わずとも
家族全員集い、地味ながら
素敵な「可愛いお姫ちゃんに一升餅背負わせたい！」会が出来ました。

「一生食べ物に不自由しない」＝「背負いきれない」と言う意味で
軽く尻餅をつかせると良いそうです。

と言う事で背負いきれない事をはらう為に
軽く尻餅をつかせたと言う事は言うまでもありません。

どっとはらい！



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