一山越えたって感じです

今日は、
父が退院してから初の外出、
様子見の為の検診に病院まで行って来ました。

実際に自分一人で、酸素ボンベを使わせて
父を連れ出すのは初めてですので
ちょっと、大変でした。

ナントいっても、
慣れない酸素ボンベの扱い。

勿論、使い方は分かっているのですが、
父を車椅子に乗せ
車椅子を操作しつつ「アレ」も一緒に
引き摺り回さなきゃならない訳で…

暫くして、「アレ」の引き回しにも慣れてきましたが
かなり疲れる作業ではあります。

で、周りを見回して
気付きました。

車椅子のステップの所に乗せ込んで
父にちょっと支えさせると
非常に楽に行動出来るって事に。

父も、「大変じゃない」との事でした。
（多少、気を遣っているのだとは思いますが…）

携帯用の酸素ボンベは、
とても軽くて助かります。

おまけに、
呼吸と同調していて、
酸素を流しっ放しではなく
呼吸に合わせて流れてくると言う
素晴らしい仕組みになっています。

ただし、ホンのちょっと呼吸の仕方にコツがいるようですが、
（何の事は無い、ただ、口を閉じて鼻で息を吸うってだけ）
じきに慣れて、上手に酸素を吸えるようになります。

と、

なんて事無い様に書いていますが、

実は退院してから、落ち着くまで
大変だったんです。

どこでどうしてこうなったのか分かりませんが

退院して来た父は、
足はヨロヨロ、
顔は何だかアブナゲな人のアブナゲな表情（笑）
いわゆる、せん妄状態を呈していたのだ！

困った。

非常に、困った。

前向き思考の私も、流石に、胃が縮む様に痛くなった。


しかし、
「ケセラセラ～♪」と考える様に気持ちを整理し、
もう少し、踏ん張ってみようと思った。

顔で笑って心で泣いてって状況。


その甲斐あってか
退院後１日目より２日目、
２日目より３日目と、
ありがたい事に、
徐々に落ち着きを取り戻しつつある。

今日は、かなり平常に戻って来た。
（と言っても、宇宙人が地球人に戻った訳じゃないけどね）

頑張り過ぎるなと相方は言ってくれるけど、
ココで頑張ら無い訳にゃいかないのだ。

良くも悪くも「時は流れる」
私の座右の銘だ。

辛く大変な状態が
永遠に続く訳じゃない。

少しづつ好転しているのだから。
酸素飽和度も良い状態になってるし…

亀より遅い歩みでもいい。

もう少し、もう少し、もう少しだけ頑張ろうと思う。



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