Oh, My God！ Vol.2

不安な気持ちとサックスとを抱え
電車に飛び乗った。

平日の中途半端な時間
ポツリポツリといる乗客

それぞれの思惑を乗せて
それでも列車は
前に向かってひた走る




それは

あっけなく結末を迎えた


師匠の御許へと持っていった
サックスを

早速、師匠が視察を始めた


突然、カシャカシャカシャと
エアサックス？をした。

そして、
師匠が鮮やかに
音出しをした

同じ楽器なのに
私が吹くのとは別物の
イイ音が響いた


治った。


狐につままれたようとは
まさに
コンな状況を言うのだろう

もしかしたら
サックス様が
ブッたるんでいる私に
喝を入れたのかも…

何だかヨク分からないが
問題は解決に至った。

治ったのだから
まずは目出度い。

念の為当日は、
師匠がご自分の手持ちのサックスを
予備としてご持参してくださるという。
ありがたい事だ。

本当に、師匠って良い人なのだ。



今日は、昨日、一昨日と出来なかったので
今更ではあるが
その分も余計に自主練習した。
時間を上手く使えば
こんな付け焼刃じゃなく
できたんだろうに…

そして

今は

ケセラセラ～♪　である。



あ～した天気になぁれ！





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