アヒルと鴨のコインロッカー 2009-12-27 23:58:14 | 趣味(本・映画・音楽etc.) 伊坂 幸太郎さんは,どうやら時を 扱うのがうまい物書なのではないか というのが,2作品を読んだ時点での私の感想. カットバック方式で,二人の登場人物の視点で書かれた この作品は,幾多の謎を散らしつつ 話が進むにつれて,過去と現在の二つの話が 絶妙にからみはじめ,そして謎を深め 最後に一気に収束する. 小説技法として,中々な爽快感を味わえる作品だ. ただし,動物好きには,少々後味が悪いかもしれな . . . 本文を読む