どうも。本日はレッドペンギンに代わりまして、出戻りペンギンがお送りいたします。
いやー、皆さんすばらしい文才で楽しませてくれますね。今回は私が、ソフトに
ハードに、魅惑のペンギンワールドへと皆さんを誘います。
まずは、ちょっとお固く…
ハード編 「理由」
縁あって一橋バスケ部に在籍している。
誰しも、それぞれの「理由」があってこのチームにいる。
たぶん、はじめは、自分のため。
そして、「理由」は己の中に残り、まだ見ぬ未来へと思いを託す「目的」が生まれる。
「理由」、フランス語では"raison"
"raison d'être"というよく使われる熟語がある。
日本語にすると「存在意義」。
大学二年のころ、自分の存在意義がわからなくなった。理由は、もちろん一年の
頃のまま持ち続けていた。その間で苦しみ、そして、退部という選択をした。
バスケ部から離れた1年半、かけがえのない経験をし、自己研鑽に努めたのは
確かだ。後悔はしていない。でも、もやもやとした思いは消えない。
でも、バスケが、いや、バスケ部が好きだった。4年の春、再び門を叩いて、
こうして仲間と時間をともにしている。
いま、冷静に考えてみる。
「理由」は、当初から不変で、自分のためのものである。
「存在意義」は、外部から規定されるものであるが、プラスである限り、どんなに
小さくても責められる謂れはなく、絶対にプラスに保つことはできる。根拠はない。
でも、いま、チームの一人一人を思い浮かべながら、この文章を書いている。
…おっと、永友の存在を忘れるところだった。 …というのは冗談で、みんな
少なからずチームに貢献できている。不安なら、川岸がくれた歌詞カードに
書いてあった言葉を思い出せばいい。
あの時自分に欠けていたのは「勝つ」という「目的」の共有だったのではないか
と思う。当時は全力で応援する気持ちにとてもなれなかった。
今年のパンフレットのテーマを思い出してほしい。
全員で勝つ
これに勝る目的の共有はないのではないか。これからのレッドペンギンズも
受け継いでほしい。
あと1ヶ月したら、確実に自分は引退している。
ある日、川岸が呟いた、
「普通に体育館に行って、普通に仲間がいる、なんて、この先もうないんだよな…」
という言葉が日に日にリアリティーを増す。
センチな気分になってしまいましたが、まだまだリーグ戦はこれからです。
ユニフォームを着られない、正式にはプレーヤーではない、ビミョーな存在の
自分です。
しかし、声を枯らしてチア・アップします。それが、私の「存在意義」。
最後に、"raison d'être"のもう一つの和訳を紹介して結びに代えさせていただく。
「生きがい」
ソフト編
~ペンギンズのファッションチェック~
前回、高木君が「食」についてのレポートをしてくれたので、僕は、「衣」について
ご紹介しようかと。わーい、ぱちぱちぱち
ご父兄方には、ご興味の湧かない話題かもしれませんが、ファンのためです。ご勘弁を。
方法論… ペンギンズの「衣」について分類し、傾向と対策を!!
1.無難系
自分で服は買っているようだが、ジーンズ・Tシャツ等、カジュアルな組み合わせで、
冒険はしない。ただ、それなりにブランドアイテム(Paul Smith, Fred Perry, A&F等)
が織り交ぜられる。多数派。代表選手としては、元インドA代表、次期キャプテン・
○田君。
2.ママ・セレクション系
イ○ーヨーカドーやダ○エーなどで見られるプロダクツをトータルコーディネート。
1年生に多く見られる。ジー○ズメイ党もここに含めて差し支えないだろう。
3.ユニークリスト
ファースト・リ○ーリング社のユニーク・クロージング(略してユニ○ロ)を着こなす。
代表選手としては、アキバ鯰こと、○田氏。かつて“鬼のパーカー3枚ローテ”で、
その名を轟かせた。
意外なところでは、イケメンシューター○木氏。トップスにもってきても違和感がないのはさすが。
4.コダワリ系
①オシャレ派
軸はセレクトショップ。服のためにバイトすることが必要になる。この層において、
昨シーズンはクロックスサンダルが流行。代表選手としては、エース・はや○君や、
本橋のふくらはぎ・○妻君が挙げられる。
②スポーティー派
スポーツブランド(Nike, Adidas, Puma等)で固める。というか、所謂、ジャージ。
理由は「楽だから」。
何を隠そう、私、イジリー☆チンピラも、一年の頃は上下母校のジャージで学内を
闊歩していた。その詳細は、実はクラ友の赤穂まで。
現在の代表選手は、ジャンさんこと、○林君。ちゃんと後輩が育っていて、筆者も
胸をなでおろしている。大宮高校のジャージ、または、トップスからインナー、靴まで
オール・コンバースが◎。
③個性派
着こなしに、ストーリー性が感じられ、首尾一貫している。普通の人ならば、服に
「着られている」感覚がつきまとう場合も少なくない。しかし、その人を彩る脇役と
して、それでいて主張を失わず、個性のハーモニーを奏でる。
a.クニ○ゲ氏
メッシュ素材のTシャツは永遠の定番。胸元には十字架が怪しげに光る。真っ白
な7分丈パンツにピンクのシャツが夏の必勝コーデ。いわば、本橋のメチャモテ
スタイルとチョイワルのアバンチュール。これでペンギンズは夏の訪れを知るという。
b.川なんとか氏
戦慄のタンクトップとセーターの組み合わせは、部員のあいだで戦々恐々と語り
継がれている。都市伝説だとする説もあったが、生き証人がおり、事実と認定され
た。いまや、定説である。いや、定理である。
あのダーク・ストライプは、カワ○シ・ストライプ(某マネージャー談)として、丸の内の
話題を席捲するほどであるという。
昨シーズンよく見られたスポーティーな素材の黒の7分丈パンツをお召しになったとき
には、ショーウインドーに映る自らの姿に見とれてしまったそうである。本人は、
紫とピンクの中間色が好みであると語り、時折、差し色として活用している。
最近は痩せて、あのヒップの張りが目に付かなくなったが、冬にはまた皆さんの前
に、元気な姿を必ずやお見せできることを、ここに約束する。
<文責・藤崎>
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