赤レンガ倉庫など、海が見渡せる角部屋を予約していたのですが、現地に着くと期待以上に景色が良く、テンションが上がった僕はあろうことか、迂闊にもストーリーにclose friendsではなく全体表示でロイヤルパークホテルをタグ付けした写真を投稿してしまいました。
その一枚がそれからの地獄の始まりでした。
とはいっても、その地獄はすぐに訪れるわけではありません。その横浜の旅行では、雨予報を覆し晴れ、美味しいご飯も食べ、楽しく終わりました。
地獄の1つ目は、その1週間後に起こりました。それは伊豆大島での同期旅行の飲み会の場面です。伊豆大島は同期で来るのが2回目だったので、すでに慣れた感じで順調に1日目を楽しみ、メインイベントの飲み会にもスムーズに移行しました。そこで、僕は驚愕のコールを耳にすることになります。
「ロイヤルパークホテル」
こんなコールは聞いたことがありません。ストーリーにより、全員にバレてしまっていたのです。もちろん、そんなコールで飲むのは僕だけです。その雑なコールに応えるべく、本気を出して挑むことになりました。彼女のいない男の嫉妬というのは怖いものです。敵に回してはいけません。
一度全てのケロリンチョして最強になったと確信した僕は、無数のウイスキーのショットを消費しました。鳴り止まないコール。結果、まんまと敗北し、2日目を吐き気と戦いながら過ごす羽目になりました。まさに地獄です。
そんな地獄を経験した僕はもう何も起こらないだろうと甘い考えでいました。
しかしひょんなことから更なる地獄が訪れるのです、、、、
ある日の練習前、栄が
「俺もロイヤルパークホテル泊まったんだけど、海側じゃなくて街側だったんだよね」
と言ってきました。栄が言っているのはホテルから見える景色の話です。
ですが、景色が海側か街側かは公式サイトで指定できるのです。
その事実を栄に伝えると、栄は明らかに不機嫌になってしまいました。そうです、僕は栄のしゃくに触ってしまいました。
栄はそこから口を聞いてくれません。ボールも回してくれないし、インスタのストーリーを上げれば、嘘つくなカスと送られてくる始末。
先日のスクリメージで和奏が交代コールを忘れていて、40秒しか出れなかった時がありました。後から聞くと、和奏は栄にわざと出れないように脅されていたようです。
栄を怒らすと本当に怖いです、、、、
新入生は気をつけてください、、、、
自己紹介します。
名前:出雲海斗
ポジション:フォワード
出身校:六甲学院 (聞いたことない人は、六甲学院 便番と検索してみてください)
身長:174
好きなホテル:ロイヤルパークホテル
行きつけの店:銀座の店
残りのシーズン、4年生ともっと仲良くなって頑張っていきたいと思います。
※この文章はほんの一部フィクションを含んでおります
文責:出雲
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