ペンギン通信

一橋大学体育会バスケットボール部 公式ブログです。
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自己紹介 平川健斗

2020-10-01 00:27:32 | weblog2011
自己紹介


お疲れ様です。3年の平川です。






突然ですが、人生で最も大きな怪我は何ですか?







骨折という方もいるでしょうし、中にはヘルニアで手術をしたことがある方、半月板を手術したことのある方もいらっしゃるかと思います。





私の場合は間違いなく、今年の冬に左肘を脱臼・骨折し、靭帯も断裂してしまった怪我になるでしょう。





というわけで今回はみなさんが僕と同じ経験をせずに済むように、怪我をした時の状況を説明したいと思います。





去る3月5,6日、コロナで部活動が中止になるとすぐに、私は友人2人を誘って栃木の山奥、那須高原にあるスキー場へと向かいました。






気分はルンルン、やっとスノボができる!!!
この一心です。






というのも私はスキーこそ何度もやったことはあるものの、スノボは一度もやったことがありませんでした。





九州の片田舎から出てきたこともあるのでしょうか、キラキラ大学生=スノボという固定観念だけが先行し、自分の運動神経を無視して初心者3人でスノボへと出発しました。






初日は鬼怒川温泉で一泊し、いよいよ2日目朝からスノボ開始しました。






見様見真似でボードを装着、リフトに乗り込みいざ滑走開始です。





最初は恐怖のあまり全く進めないものの、だんだん慣れてくるとスピードも上がってくるもの。





コケてばかりではありますが、なんとか下まで下りることができました。





その後3往復ほどして昼休憩です。





「俺ら初心者にしては上手いんじゃね???」





何度この言葉を発したことでしょう。
その30分後には雪の上でうずくまってることになるとも知らずに。





「次は中級コース行くか!」





昼食後、私は意気揚々とリフトに乗り込み中級コースを目指しました。





しかし中級コースの前に立つと、恐怖のあまり全く進むことができません。





私は勇気を出すことが出来ず、一旦初心者コースへと向かいました。








向かったはずでした。









初心者コースへと入る通路のような場所。
その名も「セサミストリート」






気がついた時には私はそこで倒れ、うずくまっていました。






腕が外れた時の感触は今でも鮮明に覚えています。






関節はヌルっと外れるのです。






激痛とともに、「あ、これは外れたわ」という確信が訪れます。





外れてからは生き恥を晒し続ける他ありません。





痛すぎて全く身動き取れないものの、友人は何もないところでコケてジタバタしている私を見て、「何してんだこいつ、大袈裟だな」という冷ややかな視線を送ってきます。




コースに出る前の通路なので横幅があまりなく、周囲の人々の通行も完全に遮断することになりました。





当然周囲の人々も冷ややかに私を見ています。






偶然スキースクールのおじさんが通りかかり、私を抱えて傍まで運んでくれました。






その後、レスキューのお兄さんが助けに来てくれたおかげで、私は下まで下りることができました。







ソリに載せられ、ブルーシートを掛けられ、死体のように。






スキー場の保健室のような場所で外れた肘に湿布を貼ってもらい、友人が思う存分滑り切るのを待ち、私は友人の車で麓の病院へ行きました。






すぐに治療が受けられると思っていたら、さすがはこのご時世、検温を求められます。






38.5度







どうやら身体の防御反応で、怪我をすると一時的に体温が上がるらしいです。





が、そんなこととは露知らず。





受付のおじさんの顔は見る見る引きつり、私は病院を追い出されることに。






その後誤解は解けたものの、私はコロナ疑いの扱いを受け、診察をしてくれる医師、看護師は皆防護服を着用していました。








私の怪我は幸い大事には至らず、手術の必要はないという診断結果でした。





コロナ休止が思いの外長引いたおかげで、活動が再開した頃には私の怪我も完治し、何食わぬ顔で練習に参加することができました。
めでたしめでたし。





みなさんも雪山に出かける際はくれぐれもお気をつけて。







最後に、私はもうスノボはしませんが、スキーは大好きなので、みなさんお誘いお待ちしております。




自己紹介します。

名前 平川健斗

学部学年 社学3年

最近あった悲しかったこと 相変わらず同期の巻田くんが構ってくれないこと

最近あった嬉しかったこと 同期の巻田くんが練習後のご飯をどうするか、自分から話してくれたこと



思わぬ形での活動となっておりますが、自分たちにできることを日々考え、実行しております。
四年生との残りわずかな期間、全力で、楽しみながら活動したいと思います。
今後もご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い致します。


文責 平川
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