こんにちは2年の伊藤です
先ほどペン通を更新したのですが、まさかのNGが出たのでもう一度書くことにします。
Sちゃんとぼく
出会いは春
桜並木を歩いていた僕は食パンを加えながら走ってきたSちゃんと衝突し、その瞬間ぼくは恋に落ちた
なんてことはない、ぼくとSちゃんは高3の入試で圧倒的敗北を喫し浪人生として入塾した河合塾横浜校でたまたま席が隣だっただけで、席が隣なのにも関わらず最初の3ヶ月は一言も話したことなかったのである。
それどころか、入塾テストで50人中30位だったぼくは50人中10位だった彼女を憎んでいて、浪人失敗すればいいのにと思ってすらいた。
ただこの憎しみは10日で消えた。
理由はそう匂いである。
彼女からはとてもいい匂いがしたのである。
あの日は雨が降っていた。
1限に遅刻しそうだったぼくと彼女はエレベーターに駆け込んだ。ぼくの方がエレベーターの奥に立っていて彼女はぼくのすぐ目の前で背を向けていて、ちょうどぼくの目の前に彼女の髪の毛がある状態である。その髪の毛から発せられる甘い匂いを嗅いだ。すると今までの浪人生として劣等感、頭のいい人に対する敵意がふわっと消え去った。
女性の皆さん、大事なのは容姿でも性格でもない、匂いである。
それからは勉強を頑張りつつ、彼女の匂いを嗅ぎながら浪人生活を過ごしていたのだが、転機が訪れたのである。
7月某日、ぼくは彼女に話しかけられたのである。
S「先生が配ってたプリント余ってる??」
ぼく「ごめん、余ってない」
他愛のない会話であったが、それからぼくらは徐々に話すようになり、夏休みに入ったある日ぼくは勇気を出して彼女に言った。
「夏休み基本的にお弁当??」
「もしそうなら一緒食べない??」
これがぼくが彼女に送った最初のLINEである。
P.S. 今となっては仲の良いぼくとSちゃんです が、隣の席なのにも関わらず7月ぐらいまでは、ぼくの存在すら認識してなかったそうです。
男性諸君、隣の席だからといって変な期待はやめといた方が良いです。
名前 伊藤 栄
学部 商
出身 中央大学附属横浜高校
身長 175
ポジション F
血液型A
好きなプレー スリーポイントシュート
苦手なプレー スリーポイントシュート
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