「あれかな?
君はゲーセンでレーシングゲームとかよくするタイプかな?
試験でやったら減点だからね。」
教習所でずっと片手運転してたらついに怒られた2年村松です。
あれは第一段階の6回目くらいでした。
今思うととても恥ずかしいです。
ハンドルに慣れるのはいいことだけど君は少し慣れすぎだね、と言われました。
そんな自分もついにもう少しで免許を取れます。
早く免許をとって思う存分クラクションで周りの車を煽りたいです。
さて、そろそろ本題に入りましょう。
先日リーグ戦二次ステージに向けて決起会が行われました。
その事についてペンギン通信を書くよう言われました。
が、決起会についてはヤスさんが泣いていたことくらいしか覚えていません。いくら自分の文才をもってしても決起会レポートだけでペンギン通信を書くのは辛いです。
そこで、今回はハンドルだけでなく会話をまわすのにも慣れていると評判の自分が、ペンギンズで培ってきたマル秘まわしテクニックを披露したいと思います。
これを見れば、あなたがいるテーブルで会話が途切れることはありません。もうどんなコミュニティでも大活躍です。
では早速行きましょう。
そもそも会話を『まわす』とはどういうことなのでしょうか?
まあ盛り上げるに近いですが『まわす』と言うのだから当然自分が中心となって盛り上げると言うことですね。
ガンガン話をふったり、変なこといった人などはすかさずいじっていかなくてはいけません。
バスケ部でまわす人と言えばまずヤスさんです。
「おれのテーブルに来たい?
目が回っても知らないぜ?」
と豪語するだけあってヤスさんはとてもまわします。
新歓で初めてヤスさんと会ったとき自分は衝撃を受けました。
高校時代の文集では面白い人ランキングとかに入っていた自分が太刀打ちできませんでした。
ヤスさんと絡むと普段あんまり面白いこと言わない人まで面白くなってしまうのはまさにヤスさんがまわし上手である何よりの証拠。
かすみでさえも、あのミス人見知りであるかすみでさえもヤスさんの前では森三中くらいの面白さを発揮できるのです。
ヤスさんほんとすげぇ。
よし。これくらい書いとけばヤスさんも気持ちよくなってくれるでしょう。
あとは心置きなく書こう。
さてさてここからは実践編です。
実際にまわしてく上でのポイントを説明していきましょう。
1、テーブルを選ぶ。
先日の決起会、自分のテーブルのメンバーは、ヤスさん、スージーさん、西尾、そして自分の4人でした。
もうみなさんお分かりですね。
まわし屋は1卓につき1人が原則ですがこの卓には稀代のまわし屋が2人います。
これではいけません。
お互いの力を十分に発揮できませんから。
この時はヤスさんにまわしていただくことにして自分は身を引かせていただきました。
ちなみにヤスさんは、ヤスさんがいるにも関わらずまわそうとしてくる人が嫌いだそうです。
大石、気を付けろよ。
2、メンバーの役割の決定
自分がまわすしかない、このテーブルはおれが支配してやるぜ、
と決めたら、まずはメンバーの役割を把握しましょう。
メンバーが知り合いだけでしたら話は簡単です。
それぞれのキャラや立ち位置をきわだたせるように話を展開していきましょう。
逆にメンバーが知り合いではないとき、これは難易度が上がりますね。
まずは様子見です。
自己紹介とかがあったら、出身地をいじってみるのもよいでしょう。
地方出身だったら田舎いじりは鉄板です。
地元の球団の選手のものまねとかもよいです。
少しずつ絡んで、いじってよいのか、ボケ派かツッコミ派かなどを判断します。
これがうまくいくかどうかがうまくまわせるかの鍵なので丁寧にやりましょう。
3、己を捨てる
役割を決定したらどんどん話を盛り上げていきます。
それぞれの持ち味を十分引き出してあげましょう。
ここで大切なのは自分が出すぎないこと。
周りの様子をしっかり見ながら、独りよがりの笑いにならないように細心の注意を払います。
特に合コンなどでは目立ちたいがあまり周りを無視した暴走行為が起こりがちです。
まわしてるおれカッコいい、などと思ってる人にまわす権利はありません。
そんなやつは回転寿司のお皿の上に乗って一生まわってなさい。
わかったか、守屋とか柿崎。
あと宮内。
4、誰も見捨てない
なかには人見知りの人や、しゃべるのが苦手な人もいます。
世の中全員がヤスさんみたいな人では、落ち着いて生きていくことができませんから。
ただし、まわすと決めたからにはそういう人たちにも活躍してもらわなくてはいけません。
誰かを置いてけぼりになどはできないのです。
ただ話を聞いて笑ってばかりいる人には、本当に話聞いてる? 、生まれつき笑ってる顔なの?、などなど小さなことでいいのでいじりのジャブを入れます。
これがその人の心を開かせ、さらに場が盛り上がる起爆剤となり得ます。
5、公共の福祉は大切にする。
たいていまわすのは食事会とか飲み会ですから他にお客さんとかもいます。
自分やヤスさんほどのまわし屋になるとときどき盛り上がりすぎてお店の人に注意されてしまいます。
これではいけません。
盛り上げ度のコントロールも盛り上げた人の仕事です。
遠足は家にかえるまでが遠足。
最後まで気をぬかず、抑えるとこは抑えましょう。
まあざっとこんなところですか。
まだお伝えしたいことは多々ありますがそれは次回にしましょう。
とにかくこれを読んだあなたは明日からもうこっち側です。
思う存分まわしてください。
みなさんの会話のなかに笑顔があふれることをいのって、締めのあいさつとさせていただきます。
では最後に、サレジオが生んだお笑い界のズラタン・イブラヒモビッチこと大河さんの言葉でお別れです。
「おれ?
まわされてなんかねぇよ。
まわされてるようでまわしてんだよ。」
全然意味わかんないし締まらなかったけどまあいいか。
以上、実はけっこう人見知り、村松杏祐でした。
文責 村松
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