皆さんこんにちは、4年の小島です。(取得単位は卒業要件ギリギリです、卒論もこのままだとヤバイです…)
光陰矢の如し、早いものでもう引退の時期が近づいてきましたね。
恐らく私がペンギン通信を書く最後の機会なのですが、4年生のトリということで今回は特別ゲストを招いたインタビュー企画を行いたいと思います。
それでは今回は!
<特別インタビュー> ペンギン通信の変遷を振り返って〜ペンギン通信という概念とは〜
をお送りしたいと思います!
勿論、特別ゲストはこの方!
中島信太郎(なかすま しんたろう)氏
<主な経歴>
2013年度東京都中学春季バスケットボール大会決勝にて51得点を挙げる活躍を見せ梅ヶ丘中を撃破。駒場東邦中を史上初の全中出場へと導く。全中では大会史上初のMVPと3pts王を獲得した駒東が誇る伝説のCAP。
かの有名な某O庭先生も「未だかつて彼を超える才能は見たことがない」と絶賛したことで知られる。
「白い饅頭」の外からボールを放ることを得意とし、現在一橋大学バスケ部においては40分換算で約120ptsという部内No.1の得点効率を誇る。
また、2015年頃からは物事の"概念"に深い関心を抱き、様々な"概念"を理解、発信することに務めている啓蒙家でもある。
主な著書に『寝ながら学べる"概念"』シリーズ(全68巻)などがある。
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小島(以下、小):
中島先生、本日は香港から帰国されたばかりでお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します!
中島(以下、中):
よろすくお願いいたすます!
小:
今回のテーマは"ペンギン通信の変遷を振り返って"というものですが、中島先生、いかがでしょうか?
中:
"いかがでしょうか?"小島くん、その振りは駄ぁー目だよ、全くもって駄ぁー目だよ!
小:
失礼しました、何分こういったことは苦手なもので。御容赦下さい。
ペンギン通信について、中島先生は以前からいくつかの時期に分けられることを提唱しておられましたよね?
中:
うんうん、そうなんですよね。私が提唱すたのは、ペンギン通信を"黎明期"、"確立期"、長濱期"、"非モラル期"" 、とそれ以降に分けるという説です。
小:
それは非常に興味深いですね。是非詳しくお聞かせ下さい!
中:
まずはじめに"黎明期"、これはその名の通りペンギン通信が始まったばかりの頃を指すます。2006年頃からのこの時期は一橋大学バスケ部の歴史や背景、部のオフィシャルな試合結果などを多く掲載しており、内輪のブログというよりも広報的な要素が多く含まれています。
記事の更新頻度に関して注目すると、この時期はこまめに、それこそ1週間に複数本の記事が持ち回りで書かれていたことが分かります。この事からも広報に部として力を入れようというペンギンズの姿勢が見て取れます。
小:
たしかに、記事を遡ってみると中島先生の仰っていることが良く分かります。我々が何気なく書いているこのペンギン通信、そうやって大先輩方が始められたのですね!
中:
そういうことです、このペンギン通信の連綿と続く歴史を君にも是非感じてもらいたい。
小:
次の"確立期"というものはどういった時期なのでしょうか?
中:
"確立期"、これはペンギン通信のおおよその枠組みが決まり、定期的に記事が更新されるようになった時期です。
大枠として決まったペンギン通信の内容は、部員の自己紹介、部員の私生活(バイト、学業、プライベート)の紹介、受験生応援企画、部の行事(合宿、旅行など)の感想などであり、主たるジャンルとすてこれらの4つが確立された時期です。
また、年代が古いほど行間が狭い、動く絵文字が多く使われている、などの特徴が見て取れます。
小:
なるほど、たしかにそうなっていますね。
しかしこの4ジャンルだけではマンネリ化する恐れもあったのではないでしょうか…?
中:
スタップ!!⏸🛑
全くもってそんなことはありません!
各々の部員がその文才を遺憾無く発揮する事で読者たちを魅了し続けていますた。
ただ、たしかに少し内輪ネタが多くなっていたことも事実かもすれません。
小:
なるほど、これは失礼しました。
そしてその内輪ネタからの脱却を目指したのが…
中:
そう、ここから"長濱期"が始まります。
偉大なる元CAP長濱さんは
「内輪ネタで取る笑いは逃げでしかない。」
という名言を残し、内輪ネタから脱却した新しいスタイルの記事を確立し、他の体育会部員をはじめ各方面からの根強い支持を得ますた。
長濱さんをはじめこの代の先輩方は全員独自の笑い路線を貫き一時代を築きましたが、これはある種政治形態で例えるならばカリスマ政治、長期政権とはなりませんですた。
小:
この時期は私も覚えています!
入学前にこの時期のペンギン通信を夜な夜な読み漁っていたのを思い出します!
中:
まあ君のことはどうでも良いのですが、この時のペン通はたしかに面白かったです。
そして次の"非モラル期"へと繋がります。
小:
これはどういった時期なのでしょう?
中:
これは笑いにこだわりすぎるあまりコンプライアンスに抵触する記事が多く出てすまった時期です。過激な記事が風紀委員会によって数多くお蔵入りとなってすまいますた。
しかし、コンプライアンス遵守と過激な面白さとは若干trade-off的な関係にあるため、そのバランスをいかに保つかが非常に大きなissueとなった時期でもあります。
また、この時期には"川村氏によるなりすまし行為"も横行すますた。
小:
なるほど、コンプライアンスは遵守しつつ多少の刺激は必要ということですね!
これは意外と難しいかもしれません…。
川村氏によるなりすまし行為には私も被害に遭ったためよく覚えています、記事が元でコーチに人格を誤解されましたからね。
中:
そんなこともありますたね。
そすて、"非モラル期"を過ぎた現在に至るわけです。
小:
現在はどのような状況になっているのでしょうか?
中:
現在は再び広報的な要素にも焦点が当てられ、週替わりで交代制で定期的な更新が見られます。
また、内容も"確立期"に見られたジャンルが多く見受けられある意味"原点回帰"すている、と言っても良いのかもすれません。
小:
たしかに、中島先生の仰る通りです。
歴史はこうして繰り返されていくのでしょうか…
小:
また、先生はこのような時期的な分類の他にもう一つ、ほぼ全てのペン通に共通する要素を学説の中で見出されていますよね?
中:
そうなんです、ズバリこの共通項というのは
「Pay Forward」
なのでございます!
全ての記事に、当時その一瞬一瞬をred penguins’ basketball に捧げた人々の想いがこもっているのです。
そしてこの歴史の連続性こそがpenguinsをpenguinsたらしめているということを鑑みると、このキーワードが自ずと共通項とすて浮かび上がってくるのです!
小:
なるほど、少し難しいですが流石中島先生です。説得力があり、尚且つかっこ良く締めてくれました!
それではインタビューを終わりたいと思います!
小:
(激しいノックの音)……おや、誰か来たようですよ??
??:
手を上げろ、我々は学術論文監査省(Ministry of Academic References and Intellectual NEtwork) だ!
たった今中島氏が提唱した仮説はとんでもない剽窃を含んでいる事が判明した!
学説は無効だ!観念しろ!!
中:
う、うわぁぁぁぁ!!!
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最後のペンギン通信が、自分なりに力を入れた割には駄作となってしまい申し訳ございません。
(中島くんの取材協力に感謝します。)
全力であと2週間を駆け抜けます!
次のバッターは5番レフト、松井です。
文責:小島
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