建築士だからわかる〇〇教えます

私が依頼を受けた際に大切にしている次のステップ

私は『人工的な化学物質や電磁波の影響のない家づくり』に加え、『暑さ寒さ対策』、『地震対策』に配慮した家づくりをご提案しております。

ご要望に応じまして『電気・ガス・水道などの公共インフラに頼らない、自給自足する家』や『農薬などを使わない安心な食べ物を自給自足する家づくり』などのご提案もさせていただいております。

家づくりからエネルギー問題、食糧問題につきましても、地球環境に負荷のない家づくりと言ってしまえばわかりやすいと思います。


そのような家づくりに興味を持っていただいた方に、お問い合わせをいただいたのち、一番最初にさせていただきますことは、家づくりについての一般的な情報、土地探しの注意点や家づくりにはどのような種類があるのか、など家づくりの基本的なお話をさせていただきます。

これは私が以前から行ってきております講演活動の内容とほぼ同じ内容ですが、私の設計がどのようなものか、というお話ではなく、土地を探されるときにはこのような視点が大切ですとか、世の中の家づくりの構造にはこのような工法があります、というような一般的な情報をお伝えしております。

もちろん建築士だからこその視点でお話しさせていただきますので、みなさんには喜んでいただいております。

そしてその後に私が大切にしているステップがあります。それはお客様ご家族と一緒に1時間ほどご近所を散歩させていただきながら、街並みを見ながら、いろいろとお話しさせていただくというステップです。


建替えや既に土地を購入した後の場合など、建設地が決まっている場合にはその周辺を、また決まっていない場合には現在お住まいのお家の廻りや私の事務所のある川越周辺を散歩させていただきます。

以前は数十人のみなさんと一緒に散歩をしたこともありましたが、あの集団はなんの集団?と噂になったこともあり、現在はひと家族さまごとに実施させていただいております。

ここ2年ほどはコロナの関係もありますので、zoomなどを利用して、オンラインでGoogleマップなどを使い散策しながらお話しさせていただいております。

なぜこのような機会をもたせていただくのか、と申しますと

家づくりの気づきをより具体的にイメージしていただくため、です。

例えば、ご近所の廻りに、かっこいいな、と思われるお家や反対にあまりお好きでないお家があると思います。
デザインの好みと言い換えてもいいと思いますが、どこが好きなのか、色なのか、形なのか、いろいろとお話ししながら散歩させていただきます。

また写真を撮りながら、後ほどご家族で話し合っていただく、きっかけづくりにもなっております。

中には奥さまの好みとご主人さまの好みがかけ離れている場合もあります。それらを散歩をしながらお話しさせていただきます。

デザインの好みという視点では、お家の外観だけでなく、庭のしつらえや家や屋根の形、勾配や材料、門や塀の色なども併せてお話しさせていただきます。

また地形や地盤のお話しも実際に歩きながら、お話しさせていただくようにしております。

建物のカタチ、平面プランの考え方、立面のバランス、一階の高さと二階の高さ、全体の高さのバランス、屋根や壁、バルコニーなどの素材、窓の位置などにつきましてもお話しさせていただきます。
特に窓につきましては、光や風を取り入れ、景色の良い空間をつくると同時に外からも部屋の中が見えてしまうこと、や夜の見え方などのお話をさせていただきます。

土地探しをこれからされる方の場合は、土地の見方のお話しや注意点などもお話しさせていただきます。

門からの出入口のしつらえ、駐車場の位置なども重要な視点ですね。

それらのお話をさせていただきながら、いままで経験では1時間くらい散歩させていただきます。中にはご質問などがどんどん湧いてきて2時間以上もお散歩させていただいた方もおられます。

その上で、お好きな空間などの写真を撮っていただくこと、雑誌などの情報も併せて集めていただき、ご家族で相談いただくことをご提案します。

そしてプランをいくつかご提示させていただき、私のひととなりを知っていただくとともに、私のプランを気に入っていただけるようでありましたら、設計契約を結ばせていただくという流れになります。

土地探しの段階から相談をいただく場合には、どの程度の大きさの土地が必要かなどおおよそのプランを先につくらせていただくこともあります。

その上で土地探しのお手伝いをさせていただくだけでなく、不動産屋さんに同行させていただいたこともございます。


設計契約を結ばせていただいたあとにはプランのお打ち合わせと同時に、メーカー訪問をご一緒させていただいたり、中には住宅展示場にご一緒させていただき、他社がさまで気になっている点を明らかにさせていただく、なんていうお手伝いもさせていただいております。


もちろん化学物質や電磁波の影響のない家づくりがメインではありますが、温熱環境の知識からのご提案、地震対策のための特殊なダンパーが私ならば手に入るというメリットもございます。

私が大切にしていることは、笑顔で後悔のない家づくりをしていただきたいという想いです。


ひと・すまい・くらし
 新井 伸宏
URL: https://www.hitosumai.com/
mail:arai_nobuhiro@hitosumai.com




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コメント一覧

hitosumai
コメントありがとうございます。
夏の廊下とトイレの熱地獄をなんとか解消する方法がはないものかな?なんて勝手に想像を膨らませておりましたが、間取りがわからない状況では考えもまとまりませんね(笑)。
先日も別のblogで書かせていただきましたが、お家で体調を崩される方の原因の多くは温度差によるカラダへの負担です。ヒートショックは冬場のことでよく言われますが、夏場でも熱地獄(笑)と表現されるほどですので、部屋の中の冷房と熱地獄での温度差は気をつけられてください。温度差を極力つくらない工夫ができるとよいのですが、、、
duchsparadise
そんな設計士さんに巡りあっていれば、どれだけ満足な家が出来たでしょう。

うちは、立ち退き組で、退去の期日が決まっており、それを過ぎると「強制取り壊し」になるので、焦りまくっていました。不動産屋の思うツボです。

で、その不動産屋の言いなりに建築したので、ほぼ正方形の3階建てで、四方に部屋を取りましたので、真ん中が廊下(小さい)で、皆が部屋に入りドアを閉めると、空気の流れができず、夏は難儀をしています。

屋根裏に大きな扇風機を設置しようとか、いっその事セントラルヒーティングにしようとか考えましたけど、結局叶わず。

夏は廊下とトイレは熱地獄です(とほほ
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