Yahoo!ニュース2021年7月25日に
「【独自】温室ガス、30年度までに「家庭部門」で66%削減へ...政府の温暖化対策原案」
というニュースがでておりましたね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bfe14797b3386dd348339fcd38332789fa31575d
政府の原案を直接読んだわけではなく、あくまでこのYahoo!ニュースの記事だけを読んでの私の個人的な感想ですので、その点はご承知おきください。
このニュース内容をみますと、
エネルギー由来の二酸化炭素(CO2)排出量について、30年度までに13年度比で45%削減する。
具体的には家庭部門で66%(現行計画は39%)、
オフィスなど業務部門で50%(同40%)、
車や鉄道など運輸部門で38%(同28%)、
製造など産業部門で37%(同7%)削減する。
非エネルギー由来では、廃棄物の焼却を減らすなどして15%減を目指すほか、都市緑化の推進など吸収源の拡大で4800万トン分の削減効果を盛り込んだ。
(ニュース記事まま)
ちなみにこちらが経済産業省が出している2018年度(少し前の資料で恐縮です)二酸化炭素排出量の内訳です。2021年の現時点ではコロナの影響もあると思いますので、このパーセンテージが若干前後しているかも知れません。
しかし2018年時点で家庭用は全体の21%ですね。家庭用21%を66%削減。そして産業は37%削減する。
これはダイエットで頑張って、標準体重になったカラダ(家庭部門)に、もっと体重を半分以上減らしましょうと言っているように見えてしまうのは私だけでしょうか?
片や、もう少しダイエットをがんばりましょうね、という体系の方に、まあ食事制限をしましょうか?と言っているように見えてしまいます。
産業界は37%削減が限界なのでしょうか?私にはそうは思えないのですが。
これはあくまで私個人の感想です。私のフィルターを通った見方ですので、その点はみなさま独自に情報を集めて、フラットに考えてくださいね。
ひと・すまい・くらし
新井 伸宏