先日、現場で
とある職人さんがこんなことを言っておりました。
職人のAさん「バイトのBが使えなくてさ」
私「どうしたのですか?」
職人のAさん「この荷物をここに運んで、という単純作業はできるんだけど、ここのこれを袋に詰めてこの順番に重ねておいて、とお願いしてもやらなくてさ。それを指摘すると返事はいいのだけど別の作業をしていたり。それなのに別の作業が終わると何か仕事ありませんか?と質問してくるからさ。さっきお願いした袋詰めと順番に重ねておくのは終わったの?と聞いてもやっていない。じゃあそれをやってとお願いしても結局できなくてさ」
私「...」
そこにちょうど現場監督のCさんがきたので、早速、職人のAさんがバイトのBさんのことを現場監督のCさんに伝えます。
すると
現場監督のCさん「あぁ。バイトのBさんは日本語ペラペラだし見た目もミュージシャンみたいだからわからないと思うけど、中国の方なので複雑な日本語はわからないんじゃないかな」
職人のAさん「なあんだ、そうなの??とりあえず次回からはわかりやすい作業からお願いすることにするよ。でもそうならそうとはじめから言ってくれればいいのに」
現場監督のCさん「Bさんも言いづらかったんじゃないかな。これからははじめに伝えるように言ってみるよ」
職人のAさんのBさんへの怒りは瞬時に消えてなくなったようです。
今回のBさんのように見た目ではわかりにくい、妊娠初期の方や健康そうに見えても持病がありヘルプが必要な方がおられます。
マタニティマークやヘルプマークは、私個人的にはとてもよい取り組みと思います。
みんなが笑顔で住みやすい世の中になりますように
ひと・すまい・くらし一級建築士事務所
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