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氷月神示 銀雫の92

クニノトコタチノカミより皆様へ

又楽しい空想の世界?へ参りましょう
信じるも信じないもあなた次第ですね

…ある日のこと、天照大御神様は翠さんを伝説の神々の住まいである高天原に連れて行って下さいました
高天原?! そんなのあるの?!
きっとあなたはそう言うことでしょう
気の世界の光景は力のある幽体が念じれば、丹田から出した一部の濃い気で、幾らでも思った通りに広げて作れるのだ、ということを覚えておいて下さい

以前に一度お話ししたことがあるのですが、人間も同じような作業を少ししています
…あなた方が誰か知り合いや、景色を思い浮かべる時、脳の中ではなく、目の前のあたりに、ぼんやりと薄い幻が浮かびませんか?
あれは、人間の眉間にある第三の目(気のツボ)がほんの小さく開いていて、肉体内に宿る幽体を構成している気の一部がもやとなり、第三の目から細長く空中に出て広がり浮かび、思った通りの形の幻を作るのだと、私は思っております
非常に薄いもやで幻の形は長続きせず、すぐに崩れて又眉間の中に引っ込みますが、あなた方は気のもやを出して、自分の持つイメージを映像の形にする力が元々あるのではないでしょうか

また、何かに夢中になると第三の目から出た気のもやが前に伸び出て、その対象物をおおい、しばらくひっつくようです
例えばパソコンの画面に夢中になれば画面に気のもやは張り付き、なかなか離れようとしません
好きなものに興味を奪われると、しばらくボウッとしますが、あれも気のもやがそこに張り付いて、意識が集中している印です
意識を集中するのをやめると、気のもやは眉間内に引っ込むので我に帰ります
だから、急に周りがはっきり見えるのです

同じことが言葉にも言えます
あなた方は心で物を思う時、あるいは心で文章を読む時、体のどこに響かせていますか?
脳内ですか? 違うでしょう
脳に鼓膜はありません
しかし口の舌のあたりがかすかに動こうとし、のどにかけてがもやもやします
また、思った言葉は顔の上半分あたりで頭蓋内の虚空にあるようにかすかに響いていると思いませんか?
これは、体内の幽体の気のもやが口の中や顔のあたりに一時的に濃くなり、その気のもやが震えて、文字の音の波動を再現しているのだと思います
だから、耳で聞こえるのでもなく、幻の音として感じられるのだと思います
…このように、あなた方の身体の中には明らかに気のもやがあり、出たり引っ込んだり、中で震えて響いたりしています

神霊や丹田内の気が濃く発達した人は、気を用いて念じて空中に幻を作れますが、普通の人に比べると、濃くて安定した気を持っているので、作った幻がしばらく崩れにくく、長く浮かべていられるのです

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