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氷月神示 白雪の80

シャルルより皆さんへ

どうだ、白雪にふさわしい光景になってきただろう
(これが言いたかった)
…これを訳していた時、若い翠はまだ全く覚醒していなかったが、偶然とは言え、自らが前世にいたインドに関わる作品を訳すとは、不思議なものだなあ…きっと、これも神様のご采配なのでしょう

さて、もう少し行きますかな
(書き手のヒヅキさんはもう転記をやめたいそうだが、がんばって下さい)

❬インドでひそかにラトニアに惹かれ、苦しむブランスクーム卿は、部下と彼女を結婚させようと、部下を連れてくる❭

彼女が彼 [卿] の顔を見やっていると、何と形容してよいのかとっさにわからなかったが、その目には奇妙な感情が宿っているようだった。
「まだ、寝室に引き取っていないと思ったのでね、」
と彼は言った。
「君に、面会人を連れて来た。再会を、喜んでもらえるとよいのだが。」
その最後の言葉を聞くなり、ラトニアの目は、戸口に釘付けになった!
「再会」と言うからには、トーニの知人に会うのに、ちがいない。
(中略)
それから彼は、あざけるような調子でこう言った。
「勿論、君はアンドリュー·ラディングトン君を覚えているだろうね?」
ラトニアは息を飲み込み、訪問客の方を見やったが、その若者の顔には、困惑と驚きの表情が浮かんでいた。
ちょっとの間、彼は押し黙っていたが、やがて至極当然のことながら、こう述べた。
「申し訳ありません、閣下。わたしは、誤解していたようです。姪御さんが、閣下と御一緒にここに滞在していらっしゃると、お聞きしたように思いましたので。」
今度は、ブランスクーム卿の方が、驚く番だった。
「こちらが、わたしの姪だが。」
[アンドリューはたぶん姪が二人おられるのでしょう、勘違いでしょう、と言って落胆して帰って行く]
彼 [卿] は、彼女の方へ歩み寄ると、ひどくなじる顔をして立ったので、彼女はまるで、囚人として被告席にいるような気がした。
「これは、どういうことなのか、説明したまえ!」
「申し…訳…ありません、あなたを…だましていました。」
[ラトニアは何度も謝り、すぐに帰国すると言ったが、怒ったブランスクーム卿は、君の評判を救うために結婚する、と言う。]

❬結婚直後の夜、卿を暗殺する企みを知ったラトニアは、知らせるために勇気を出して彼が寝ている寝室に忍び込む❭
「お知らせ…することが…、あります、」
彼女は、ささやくような声で言った。(中略)
ブランスクーム卿は、ようやくわけが飲み込めたのか、[廊下の見張り番に聞こえるように、] 大きな声で答えた。
「来てくれて、うれしいよ。もう、寝入ったと思っていたのでね。今日は、長い1日だったからな。」
彼が言い終わると、ラトニアは、ささやいた。
「危険…です! あなたを…殺そうとしている…人達がいます!」
「どうして、わかった?」
彼の声は、ラトニアと同じ位、小さかった。
「排水管を通じて、二人の男がしゃべっているのを、立ち聞きしたのです、」
(中略)
[彼らは、毒を使うらしい。]
「朝食の時か、あるいは、それまでに出される食べ物に、入っているかもしれませんわ。どうか…お気をつけになって!」
「わかった、」
[それから二人はカムフラージュのため、大きな声で又しゃべった。最後に卿はキスをしてくれたが、背を向けて寝てしまったので、ラトニアはただ彼は芝居上、そうしたのだろうと思い、悲しく部屋を去った。]

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