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氷月神示 銀雫の80 (=その280)

国之常立神より皆さまへ

では、「銀雫の76」の続きからやったナ
…海王星の守護神のポセイドン、やなかッたネプチューンが来た後、今度は冥王星の守護神、つまり冥界の王であるハデスが翠さんの家に来た
彼はやはり薄い姿で白い長いマントを羽織り、面長で少し陰のある感じで、翠さんにプロポーズするふりをした (訓練やな)
翠さんは芝居だとは知らないから懸命に断ったが、ハデスは無理やり彼女の幽体を離脱させ、冥界?の住みかの白い部屋に飛んで連れて行った
そこにはハデスの妻と、部下達が15人位いた
ハデスは自分と翠さんを部下達に輪になって囲ませ、返事を迫ったので、彼女は必死に術等を使い、脱出して帰った
これらの幻の住みかがどこにあるのか、みなさんは疑問だろうが、強い気の力を持つ惑星の守護神達は、幾らでも念じるだけで気のもやを出して変形させ、空中に思った通りの景色や人を作って出せるので、どこかの上空にでも、近海の中にでも一時的に気の住みかを作ることはできる
つまり、彼らの根城?であるそれぞれの惑星に戻らなくても、翠さんを訓練するために、見せかけの住みかを地球上で作ることはできるということだ
(気の光景は、しばらくすれば霧散して消えてしまう)
…では、彼らと共にいると見える、幻のような妻子やニンフ達、又部下などは、本当に惑星の方には本人達が居るのだろうか
…この答えは、今は保留しておこう
いずれ、全体的なお答えを用意している
それをお聞きになれば、みなさんは疑問が解けるだろう
…今は話を進めさせていただく

翠さんは、訪れたギリシャ神達から、彼らは担当する惑星の守護神であると聞かされていた
そして、惑星を守るからには、人間大に見える幽体を瞬時に超拡大して、星と同じ身長にもなれるのだと聞かされた
理屈としてはわからなくもないが、非常に壮大な話である
…だが彼女は次第に信じるようになった
以前にエディと気の術で戦った時、彼の使った邪霊の中に、数階建てのビルのように数十メートルの身長になって又縮んだ、幻の鬼のような怪物が1体、あった
ただの邪霊にそれができるのだから、力のあるギリシャ神達なら、もっと大きくなれそうだ…とな
さて、みなさんはどう思われるだろうか
そんな事有り得ない? ばかげてる? 信じる方がおかしい?
あなた方は正しい
ただし、半分だけね
幽体は気のもやであるから、濃ければ濃いほど、大きく薄く広がることができる、ということを覚えていてほしい
むろん、私の説であるが

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