みな：それにしても、変わったことすんなァー、
わい：わしらは巨大な幽体の気が整っていて、人間大に圧縮しているさかイ、丹田の中の白い気も濃いんや
それを懐(丹田)から一部出して、念じて瞬時に成型し、又気のもやに戻せる
物でも人でも風景でも、何でもできるで
もやを作る気の粒子達が整然とした隊列のように並んでいるから、念ずればマスゲームのように一斉に粒子の位置変換ができ、外からは変形したと見える
さっき、太っちょがカブに変わる時、魔法のように白い煙が出たやろう
あれは太っちょがカブに変形する途中で形を崩して、一旦ただの形のない気のもやに戻るからなんや
白い煙は、無駄に出るのやないで
あれが元の正体や
もちろん、自身の幽体を同じ気のもやの原理で変形、変身させることもできる
アダムが昔、巨大な神さまのお使いでチキュウに行き、数々の神仏に創作変身して？演じたのも、この仕組みや
ただし人間や、特にサタン達にばれるといけないカラ、彼の変身の迅速さは並大抵ではない
白い煙のようなもやが出ぬ内に、目にも止まらぬ速さで変身を終える
魂の錬金術を身につけると、幽体の中が整っているので、このような芸当ができる
むろん、幽体離脱をした上でだ
これが現在できるのは、翠さん以外だと、我々の20余名の仲間の内、数名だな……
パウロとかね………
(仲間というのは、補助のためこの世に現在転生した人達、
主に前世キリストの弟子達で、後は仏教関係者等)
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