みなさん、いつもお読み下さりありがとうございます
連載形式である程度話が連続しており、途中から読まれている方には申し訳ありませんが、
少しさかのぼって読まれるとよいかと思います
あらすじの要約は、「銀雫の96」にあります
また、索引は「錬金の8」にあります
どうぞよろしくお願いします
クニノトコタチノカミより皆様へ
まだ、わしがヒヅキさんと同一人か疑っている人も、多いやろうなあ
改めて申すとですな、わしは幽体で口述筆記をヒヅキさんにお願いしています
彼女は幽体離脱を会得しており、そうすると気の世界と同調するので霊の姿が見えて、楽に声も聞こえるのです
これは翠さん(=ミロク=イブ)も同じ
誰でも天寿を全うして死ねば幽体離脱しますから、その時になればわかることです
生きている時の幽体離脱は自力では無理で、必ず強力な守護霊の手助けがいります
物質には原子のレベルで気が最初から宿っており、胎児の肉体には、原子の気から形成された2重の幽体が内在しています
外側が肉体を管理する幽体、中側が知識、つまり脳を管理する幽体です
そこへ、初期に天から別の幽体がやって来て、2重の幽体の更に内側に宿ります
これがいわゆる魂、霊で、これも2重です
外側が善や美を感じる、感覚を司る幽体、
中側が神と直接交流でき、おなかに丹田を備えた、「真の幽体」です
これらをまとめますと、生きている人間の幽体は4重で、外から
1. 肉体を司る幽体
2. 知識を司る幽体
3. 感覚を司る幽体
4. 真の幽体
となります
従って、幽体離脱とは、3と4の2重部分が肉体から出入りすることを言います
天国に帰るのも、この部分だけです
1と2は永遠に、地上の物質に宿り続け、死ねば肉体が分解されますが、それと共に原子に宿り続けます……
あなた方の3と4の2重幽体は、天から来て肉体に宿った瞬間から、1と2の幽体の持つ低い波動に同調し、そちら側の内壁にしっかりとくっつきます
更に外側にはふとんをかぶったように、厚い肉体がありますから、中はやや身動きがとりにくい状態です
そのまま3と4が中で振動しようとすると、どうしても重くて物質界に合わせた低い振動しかできない
だから、天国にいた時のようには高波動の気の世界と同調できず、霊が見えないし声も聞こえないのです…
生きている間に気の世界を理解するためには、3と4を、元から持っていた高波動に戻す必要がありますが、これがなかなか難しい
3と4が肉体の中で自在に振動しないと、高い波動を出せません
それには肉体への執着を捨て、肉体側の1と2の幽体からはがれて初めて、独立振動ができるのです
いわゆる無我の境地、虚心坦懐になると、瞬時や短時間だけ、3、4 は1、2の幽体から離れて隙間ができます
その時に3、4が振動して高波動を出すと、気の世界に同調できるので、天啓が降りてきたり、直感がひらめいたりします
更に無我無欲になれば、3、4はもっと長い間独立していられます
しかし幽体離脱しようと思うと、この3、4を常に1、2の内壁から簡単に外れやすくしておく必要があり、自力では無理です
例えば無欲になり、良い守護霊がその人の幽体の中に手を入れて、ぺったりくっついている2と3の間をきっちりはずしておくと、以後は本人が念じるだけで、いつでも簡単に幽体離脱でき、又中に戻れますが、そのような人は稀中の稀です
…ということで、幽体離脱して気の世界を見たいと思われる方?もひょっとしたらあるかもしれませんが、決して無理をせず、そんな理論もあるのかな、位にお聞き流し下さい
なお、天国では全てが白い気でできており、原則、色のついたものはありません
様々な色のあるのは宇宙界だけです
ですので、生きている間に、この鮮やかな五色の世界を十分楽しんで下さい
最新の画像もっと見る
最近の「スピリチュアル」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事