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氷月神示 白鳳の4

クニノトコタチノカミより皆様へ

それで次は、何やったっけ、
(ボケるなよ、爺さん、)
そやった、「機動戦士ガンダム」初作の中の白眉(はくび、秀逸)の場面、シャアとララァとアムロが、中立のスペースコロニー内の道で出会うシーンやった
(スペースコロニーとは、長さ30キロ、直径6.5キロの巨大横円筒形の宇宙住居で、壁面内部に沿い土と緑と町がある)
ふだんモビルスーツ (巨大ロボット) のパイロットとして互いに戦っているアムロとシャアが、初めて直に対面して顔を見て、会話を交わす場面や
アムロの乗っていたバギー (屋根無し1人乗りの低い小型車) が雨上がりの泥道に引っかかり、後輪が深いくぼみにはまりこんで、出られない
困ったなと思っていると、向こうから2人乗りの小型オープンカーが走ってきた
「すみません!」
アムロは手を振って走り出し、車を止めようとした
が、車は彼をよけたものの、泥水をはねかけて、数メートル行きすぎてから止まった
車から先に降りてきたのは同乗者の男だった
赤い軍服姿に白い目の仮面とヘルメットをつけたその姿を見て、アムロは雷に打たれたように、シャアだと直感で気づき、仰天した
敵が目の前にいる!
だが、ここは中立コロニーで戦闘は禁じられている
シャアは、
「すまんな君……、なにぶんにも、運転手が未熟なものでね、」
と泥をかけたことを謝った
「い、いえ……」
運転席の少女が振り向き困ったように笑みながら、
「ごめんなさい、よけられると思ったんだけど」
と言った
アムロはさっきバンガローで会った少女だ、とはっとした
シャアの方は、地球連邦軍の軍服姿のアムロを見ても、別段気にしている様子でもなく、(=シャアは遵法精神があるので完全に中立に気持ちを切り替えている、) 紳士的に応対した
むろん、アムロがガンダムのパイロットだとは気づかない
シャアはバギーを見て、車で引くと言う
そしてさっさと動き、ロープで車の後ろ同士をつないだので、ぼうっとしていたアムロが気づいて手伝いを申し出た時には、「かまわんよ、済んだ」と断った
2人は名乗り合った
アムロはやはりシャアだ、なぜ見てすぐにわかったんだと不思議に思い、シャアはアムロの名前を聞くと、前から知っているような気がした…
アムロが色々考え込んで自分のバギーの斜め前に突っ立っていると、シャアは道の脇でララァに車をゆっくり進めるように指示しながら振り向き、
「どうした、下がれアムロ君、」と、片手で素早く合図した
アムロはあわてて下がった
車がぬかるみから出ると、シャアはまだ立っている彼に、
「敵の兵士を目の前に置いて、固くなるのはわかるが、せめて礼位は言ってほしいものだな、アムロ君、」
と優しくさとした
アムロはあがり、
「い、いえ、その、……ありがとうございました、じゃこれで僕は、」
とバギーに飛び乗ると急いで発進し、走り去った……
その後ろ姿を見ながらシャアは不思議そうに、
「どうしたんだ?あの少年……」
ララァが、
「大佐の名前を知っているからでしょ、……おびえていたんですよ、きっと」
と笑んで言った…

(なお、先日同じシーンを描写いたしましたが訂正が2ヶ所ございます
シャアがしゃがんでバギーを見た→アムロがしゃがんでバギーを見た
シャアは車に乗ってから「どうしたんだ、あの少年…」→シャアは道に立ってアムロを見送り、「どうしたんだ、あの少年…」)
でした

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