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劇団マカリスター「僕は君にぞくぞくしている」

2024-10-25 14:00:00 | レポート

劇団マカリスターさんの舞台は2回目です!

今回は南さんと奥山さんW主演ということでしたが、もう誰が主演なのかわからないくらいどいつもこいつも面白い!(笑)
一癖も二癖もあるキャラたちの中で、マトモな人物を探すのが大変なくらいでした(笑)

ネタバレしまくりなのでこれから観る人はご注意を



小学校のPTAの人達を中心に繰り広げられる人間模様………では、無かった(笑)
それはやはりテテ作品、
でも序盤はあーこういう嫌な人いるいる〜と思いながら、いじめと親たちを取り巻く人間関係の難しいこんな重苦しいテーマのドラマだと、私苦手だなぁって思ってたんで、序盤はぶっちゃけ助長に感じました(後でまた別の見解を述べてます)。

架空の嫌な人物Xを作ることで、グループが一致団結するという説をもとに、中には自分のやらかしを他人のせいにしたり、都合の悪いことはXのせいにしたりと、ある意味責任逃れのヤバい考え方が進んでいきました。

ところがいないはずのXから、ライングループに入っていてメッセージを送ってきたり、家に押しかけてきたりと。怪現象が起こり始め物語は一気に加速します。

いないはずのXが現実世界に現れ、彼らを恐怖に陥れ、はじめから居たはずのPTAの一人は実は学校の幽霊で混ざっていたと明かし、彼らを殺そうと家に押しかけていたのはPTAの妻の一人だった。

架空の人物X、幽霊、殺人鬼、一堂に会した時に何が起こるか、人は南になるのです(笑)

そして事態を収めたのは、最初に嫌な人だなぁと思ってたテレビ制作プロデューサー
仕事ではいい加減で人の話し聞かなくて散々他人を振り回すタイプですが、彼の超現実主義により、架空の人物?いません!オトナなのに夢想してるヤバい人やめなさい恥ずかしいから、幽霊?いるわけない!そもそも見えてない、殺人鬼?そんな悪い事しちゃダメでしょ!と真っ向から怒られるww
すごい、ナニにも動じてないww

これで平和になったね、万事解決して落ち着いたと思ったものの、ラストには意外なオチもあり……


とこんな感じの内容なのですが、ところどころででてくるテテさん独特の理不尽と、繰り返し芸が面白い面白いww同じことを繰り返すだけでこんなに面白いの?!と思わせられる構成と演出でした。
あと途中までは南を出すなと言われていたのに、あるところからはむしろ南でやってください、だったので、あの、ほら、キューレンジャーの舞台挨拶とかでよく見た、みんなにあらゆるボケをぶん投げられて全部投げ返す忙しなさと喧しさ、いわゆる南劇場、が展開されててめちゃくちゃ面白かったですww
テテさん曰くアレは当て書きだったとかwww
南「台本通りですからね!」と言うのはあながち嘘ではないだろうけど、あのテンションと動きは、どう見ても「南」でしょうww
という、テテさんならではの南の特性を知った上での脚本、楽しかったです🤣🤣


以下、細々としたところをピックアップ

ゾイド!ゾイド!ゾイド好きとしてはなんのゾイドだったのか教えて欲しい!暗くて遠くてよく見えなかった!演技そっちのけで見てたのに!!!←

ジャンプ黄金期世代→竜丸→ドラゴンボール
こんなん言われなきゃ気づくかいwww文字ででてればワンチャン気付く人も居たかもだけど、舞台で音で聴いてるだけだとわかんないよ(笑)
ホテル帰ってからパンフ見たから名前と漢字と読み仮名は後から知った。

「YES!コーンポタージュ!」でコーンポタージュって呼ばれるのいいんだwwって思ったらブフォッwwて、吹き出してしまったww

ウザいなって思った人達が、実はマトモだった説
トンデモ設定信じちゃうサークルの人々より、その人たちに爪弾きにされてる人達が、一番普通でよくいるわー、って、結論に(笑)

テテさんのボヤキ芸というか、すっとぼけ芸、今回も健在で、こんな先生いたわー具合。

風船棒で叩かれるシーンがあるんだけど、彼女の最後の「今日は痛かった……」とボソリと言うのがツボで、本人もずっと笑ってたww今日は当たり所が悪かったらしく、痛かったそうですww

2回目は、1回目あんなに気重だった序盤も、2回目はネタを知って細かいところを観察していると、あら不思議初見より遥かにあっという間に過ぎ去っていました!
あともう少し南になるを観察してました(笑)
自分どうしても喋ってる人に注視しちゃうので、推しを観ていない、ということが多いので、意識して観るようにしないと観てないんですねぇ……😂
や、それだけお話が面白ってことなんですけどね!

かずさちゃんが、ポルターガイスト現象起きた時にちゃんと止める仕草をしてるのも見れた😁
細かいけど、そうだったのね〜〜👏と。

アフトで、営業が忙しい尾身さんが稽古来るたびに演出変わってたとか言ってて、日々進化してるんだな〜と思った。
稽古終わりの打ち上げは、金沢から帰ってきて間に合わないから、普通に家で子ども寝かしつけたりしてたら、田中さんにグループラインで「来ないの?」って言われて、篠崎さんにも「来ないの?」って言われて、あ、これ行かなきゃいけないんかな〜って、終電で顔出したら持つ5人くらいしか残ってなくて
田中「今来ちゃうの〜?(終わり時間的に)」
的なことを言われてしまった的な事がww
この文字だけだとキツイ感じに見えちゃうけど、お互い笑い話で出してらしたのでね、そこは笑って読んでね。

アフトを見ていてみなさん「南とは何か」、の定義が素晴らしく的確だったwwあの状況になると南になる、南する、謎の動詞になってましたww

パンフレットのアンケートが日替わりなんだけど、田中さんが「稽古中、来れないメンバーは代役でやるんだけど、あるシーンで全員代役って時があった、これなんの練習?」的な事を書かれてて、私「確かに(舞台中のかずさちゃん風に)」となってましたww

何より南のツッコミもふんだんに観れて良かった。
マジでおもろかったww

DVD作って欲しいなぁ〜!
また見返したい!
編集とかいらなくて、ただ全体図を映してるだけでいいのでお願いします!
次の公演でプレゼントでもいいし(行くから!)、普通に販売してくれても……いいのよ?





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