ミツルのブログだよ!

ライブレポなど自分の妄想と覚書。

バスケの試合見てきたよ

2018-09-29 18:30:00 | レポート
Bリーグ初戦の、東京エクセレンスと岐阜スゥープスの試合見てきたよ。元々はファニコンのスクラッチが当たらなくて、一般チケットで行って南さんチラ見できたらいいなぁと言う、フジュンナドウキでしたけど、スッゴく面白かった!
と言うか、素人目に見てもとても良い試合内容だったのでは無いでしょうかね。ポイントもずっと接戦でしたし、カッコいいプレイ沢山だったし、スピーディーな展開だし、周りがガチファンばっかりだったので、一緒にノッて応援してたらめちゃくちゃ楽しかったです!
いやぁ、SLAM DUNK知識だけでもなんとかなりますね!(笑)難しいルールは実況でたまにアナウンスしてくれてたし。
赤のブロックチェックのパンツだったんだけど、対戦相手のカラーだったので慌てて緑をいれるべくマフラータオル買いました(笑)
南さんが見える席がどこわからないし、メインは試合と選手なので、とりあえずはじめてなんで、スタッフの方に質問してお勧めの席を教えてもらいました(自由席)。どうせ見るならいい席で楽しみたいしね!チアとか見るなら正面側、選手見るならホーム後ろの席ってことで、ホーム真後ろの席にしました。めちゃくちゃ選手が近い近い近い!!!外人選手デカい!!!後ろの通路はスゥープスの選手が通って行くし、この軽率に近い感じ、嫌いじゃない。
試合内容は詳しい方々がどこかに上げたり、J:COMで放送もするだろうからわたしは頭の悪い感想をあげるばかりです(笑)

スゥープスの16番の子のカウンター速攻が二回ほど決まってあまりに華麗で、あまりに速くて、溜め息しかでなかったね。数秒でゴール決めて逆転できる競技ってなかなかないよね。
席がホームの後ろだからゴールを真横から見る形になるんだけども、ゴール下の攻防がね、すごいね。跳んでるはずなのに飛んでるように思えるくらい滞空時間長い。そしてデカい。何度でも言うけどデカい。進撃の巨人。SLAM DUNKとかテレビとかのあのシーンはこうやってできてるんだ!って思いながら見てた。後半はやっぱりお疲れになってきてるから、プレイ自体に乱れが目立つようになってきてたけど、最後まで得点差も少なく逆転可能な数字で展開的には面白い試合内容だったと思う。ずっとスゥープスが追っかけてたけど、エクセレンスも必死だし、最後は焦っちゃったのかなぁ、精度の悪い3P狙ってチャンスを逃してたのが痛いね。三点差まで追い付いてたから、フリースローとそこが決まってたら勝てたかもしれない。試合にたらればは意味無いんだけどさ。
ホームであれだけ応援が入ってる中ですごく善戦してたと思うの。フリースローも集中力が乱されると言うかプレッシャーだっただろうね。かく言う私もにわかエクセレンス応援団に入ってたので加担してるわけですが、、、、。スゥープスは今年からリーグ初参戦と言うことだし、こう言う雰囲気とか慣れてなかったのかもね。
初めて見た試合がとてもとても面白い試合で、はまりそう(笑)。
最後は退場していく時も私のすぐ後ろの通路をスゥープス選手たちが通って行くので、惜しみ無い拍手と声かけをさせてもらいました。疲れてるだろうに、皆様ちゃんとお辞儀とお返事を返してくれてありがとうございました。
エクセレンスの皆様もお疲れさまでした。

チアのおねーちゃんたちがエロくて、完全に中身はオッサンになってました(笑)。
クォーターの合間やタイムの時にめっちゃ応援しろと煽られます(笑)それがお仕事ですからね。回りがガチファンばかりだったので、お話聞いたり真似したりして一緒に応援してたらめちゃくちゃ楽しかった~!オフェンスディフェンスのかけ声、お手振り、手拍子、ペンライト、ダンスにタオル回しまで!ライブじゃん。フェスで知らないアーでも見よう見まねでノるのは得意なので任せろ(笑)。二時間近く手拍子お手振り応援してたから結構筋肉痛だし喉も痛いけど、楽しかったわ~。
まんまと南さんのトラップにはまった感じで悔しいですけど、機会があれば地元でまたみてみたいなぁ~。

あ、当選したお友達が場所教えてくれたので、チラミナミはできましたが、試合が面白すぎてそれどころではなかった(笑)
コートから目が離せない(笑)
行って良かったです、めちゃくちゃ楽しかった~!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スマボFes2018

2018-09-29 12:00:00 | レポート
馬場くん単品でも滝口くんとの、掛け合いもくそおもろかったけど、きりがないしあんまりよく覚えてないので(シナプス全開は南ん所だけ)割愛して、南関係の所で覚えてる所を書いときます。


ゲスト一人ずつ呼び込むのになぜか南が一番最初で、しかもかなりの尺を取ると言うどこかでよく見た光景が(笑)。
出てきた瞬間、あの、細身でペロッと薄いシャツに黒のパンツで、細っっ!!長っっ!!江頭2:50!!反るわ反るわwwGロ立ち健在。むしろ南立ちと呼んだ方がいいのか(笑)。



※ビックリマークの多さは南の声のデカさのバロメーターなので、頭に留め置いてお読みください。


一番最初になぜ南を呼ぶのか。たぶん出演者発表されたあの順番で台本書いてあるんだろうが、ホントに何故(笑)
馬「はい、今回はスマボフェスと言うことで、第10弾と言うことでですね、関連する方々がゲストにですね」
南「一番最初、俺呼んでいいの?!」
会場クスクス笑いがもうね、南出てからずっとね(笑)
滝「10っこ中何個出てるの?」
南「10っこ中も何も、出てないからねぇ!!!」
会場爆笑
南「皆さんのお手元に、作品と出演者一覧みたいなのがありますよね?今日出てる人には線引かれてるみたいですよ」
馬「ええ」
南「ひかれもしないよねぇ?!名前が!ないからね!!!」
馬「スマボフェスと言うことでですね、駆けつけていただいたんですよね」
南「そーそーだよ、ありがとう!!!呼んでくれたんですね、出 て な い の に !!!」
楽屋ではおとなしかった南が、舞台でたらとたんにこのテンションに声デカいしで、声嗄れる勢いだそーなwwwホントに何故南呼ばれたんだww以前もフェスだけ呼ばれてるから、完全にイベンター扱いwww
馬「出てないのにね」
南「前もイベントに来ましたし、スマボもこれからも続いて行きますからね、さすがにね、今後(出演オファー)来るでしょ。これは来るでしょ」
馬「これは来ますね」
南「イベント先行型なんだよね」
この後なんか色々ごちゃごちゃしゃべってたんだけど、複数人でしゃべってるからいまいち聞き取れず。南のテンションが高くてうるさくてヤバいので
馬「なんかやってます?」
南「やってない!」
馬「謹慎中とか」
南「おいーー!!!言わなかったのに!トリゾでもー!!!!」
自虐テロwwww
滝「(南くんと)付き合い長いんですけど、三本の指にはいるハイテンションです」
南「フツーにしててもおかしいでしょ?だって出てないんだから!!!!」
(笑)
馬「まずい、ゲストまだ一人しか呼んでない!」

次の兼崎さんは落ち着いた登場のしかた。だって、出演してるから(笑)
会話の流れでやっぱり南弄られる。
兼「何であなたがここにいるんだ?」
南「ええー?!」
兼「しかも一番最初に呼ばれてただろ」
ダメだwwwもう本編に出てないだけで南が面白すぎるwwww

イセダイは大御所みたいな登場のしかた(本人的にはオードリー春日のイマゲだったらしい、笑)だって出演(ry
そのあとアイドル役だったからうざいポージングしまくりwwマイク逆に持ってたりwwwそれアイドルじゃなくて氷室っくwww

小西くんは普通に出てくる。が、ここまでが長すぎて待ち疲れたらしいwww
小西「南さんが尺長すぎて30分くらい待たされました」
なにげに酷いww最新作なため誰もまだ見て無いし、配信開始は10月下旬。なのでまだ、南が出演する可能性があると言い張る(笑)。
南「追加されることに慣れてるからね!!!!」
爆笑wwwww追加されることに慣れるなwwww
?「伝説のね」
南「ええ、追加されることには慣れてます」
滝「今日は一番最初に入ってきたけど」
追加じゃないじゃんとツッコミ入るwww
最新作のお話とか諸々して、ようやく着席。
馬「ここに来ている皆さん誰かしらのファンだと思いますけど」
滝「むしろファン以外の人はなんできてるの?」
馬「(南に向かって)ちなみに誰のファンですか?」
立ち上がるの伝説的に速い(笑)
南「ええ?!俺そっち(客席側さして)側なの?!」
自分から立ってるし(笑)
ここまでで約15分くらい経過してたwwこのイベントこれで合ってるの?ww南の使い方は間違って無いけどもww


出演者のスマボ出演作品をダイジェストで見ながらコメントと言う名のツッコミをするコーナー。南は審査員の方とか言われてコメント求められてたりwww
最初が馬場くんので、しかもなんかドラマ形式と言うよりはエロチックな感じのPVで、まず本人が恥ずかしさで撃沈。他のメンバーは言いたい放題ww
VTRが他の人になると、馬場くんが元気になる。しかも「人のみるの超楽しい~!」と鬼発言wwん、そう言えば一ミリも出てない人がいるよ??
馬場くんがMCカミカミで失敗すると、雛壇からヤジが飛ばされるww
「ちゃんとやれー!」
「お金もらってんだぞー!!」
滝「(南にむかって)ほら、ファンなら応援して」
南「がんばれー!って、俺どんなスタンス?!」
いよいよ小西くんの最新作の発表。サスペンス要素も入ってて、しょっちゅう足元?を見るシーンが入ってて皆が、
「床に何があるんだろう?」
「南さん」
南「俺そこ?!!」
「死体役で」
「まだ間に合います」
南「最後まで出てこないんじゃ無いの?!」
滝「写真頂ければ大丈夫です」
そんなわけで死体A南圭介が爆誕www
全部を見終わって(自分出てないから弄られることもないので気楽)審査員南の総括。
南「しかしすごいことやってるね。普段カメラに向かって演技する事ないじゃん?難しい事やってらっしゃるわ~」
馬「じゃあ圭ちゃん今からやってみる?」
南「は?!いやいや、難しいなぁ、って話してたじゃん?」
馬「会話の流れでやりたいなぁ~って聞こえて」
南「違うなぁ!長く居すぎたね俺達!」
滝「じゃあ、いまから何をするんです?」
馬「圭ちゃんが今からリアルスマボをね」
滝「僕感心したのが、リハーサルしたのに南さんが始めてのふりをしてるところがすごい」
爆笑wwwそれいっちゃダメwwww
馬「じゃ俺も台本通りにやるわ。『南さんは映像がないのでこの場でやってくださいとふってください』」
そんなわけでちゃんとカメラが出て来て、プロジェクターでステージ後ろに映る様にしてあった。
で、配役、
馬「カメラマンは彼女目線なので兼ちゃんに」
南「ええーー?!」
滝「乙女目線ですね」
南「乙女?!?!」
兼崎さんは唯一南より身長デカいwwデカい彼女だなww
小西くんはオカマのメイクさんwww
イセダイ監督、滝口くん照明。
仕事でしくじってうあーー!!って落ち込んでる後輩の彼女を慰めつつ愛の告白www
南「こえーよ!!」
伊「そこから愛の告白ね!」
南「ええー!うあーー!!っての見ちゃってるよ?!感情わかんないよ?!」
と、かなりの無茶ぶりエピソード。合間合間にいい感じでオカマのメイクさんがテカる南の顔をお直しするwwカメラの兼崎さんはキスして欲しい彼女目線で唇をドアップで写しまくるwwwが、結局ワケわからん状態で感情が迷子のまま告白して終わりwww
馬「この演技でね南さんが今後呼ばれるかどうかがね」
南「え?!これで?!!!」
馬「オーディションですから、やりきりましたか?」
南「え、いや、なんとも言い難い……!!」
馬「結果は追って事務所に報告しときますから」
南「事務所には言わないで!!!」
スマボプレイバック終わりwwwラストの南劇場で全部もっていかれましたね?

若手俳優あるあるトークをしていく。南は、なぜか若手あるあるじゃなくて八神あるあると化していた。
ここで、イセダイがしゃべらないんだけど動きで小ネタぶっ込んできてて、いちいちそれに反応するとなりの南も動きまくりで、結果、しゃべってないのに二人で視界がうるさかった(笑)。
ここの話の流れで、さっきやらなかった南のキス顔をTwitterであげてバズろうという予定が、結果上がったのは自撮り下手くそ芸人な写真でした(笑)。おいー!!!(笑)
そして、南、これ、永久に本編では呼ばれないフラグ立ちまくりやんwww「本編出てないけどイベントにはいる人」確定wwww


ハイタッチはお見送りではなくて、舞台で皆が並んでるからそこに片手でタッチしながら歩いてまた席に戻るスタイルだった。
皆にありがとうって言ってハイタッチしてきたよ~?
南、スッゴく屈んでくれてて、顔近い近い近い!そしてお手てちべたかった。さすが末端冷え性(笑)。
なんというか、ホントにハイタッチで(日本語ェ……)。ヘキサのイベントの時はハイタッチなんだけども、たけし、たけしがさ、ハイタッチのはずが上の位置で両手ギュッってしてくれるから、ハイタッチというよりは握手だったんだよね~。なのである意味新鮮(笑)。


ほんと、南は素でGロやFLTのトークはそのままだったんだなぁと改めて思った。みんなに愛されてるなぁ(笑)。おもろすぎるwwwでも、カッコいいのも見ていたいから、早く次のお芝居みたいよー!


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

翔鶴ツアー2018 in中津川

2018-09-22 16:00:00 | レポート





相変わらずの、辺境ツアーのため駅から会場まで目印無いところを歩かされる(笑)
今回はGoogle先生いわく遊歩道みたいなハイキングコースみたいなところを歩かされて、この道であってるのか不安具合が過去最高レベル。マジか。おい、マジか。
いやたどり着いたけども。


二か月ぶりの翔鶴ツアー、泣いて笑って更に泣いて……、感情が迷子。
やっぱりたけしの声も歌も好き。
君にありがとうとうたのちからは毎度泣けます。
今回もうたのちからの前にメイクのチカラは惨敗。
ウクレレがちょっと不調だったのか失敗続いてた。
自分的初聞きは星空のディスタンス!ウルトラマンダイナの曲はタカミーだからね~。タカミーの高音キー合うなら、ALFEEも合うわよね~。



セトリ
M
for you…
初恋
シルエットロマンス
君にありがとう
So much in love
メドレー ヤングマン(YMCシェー~!)~悲しみが止まらない~鉄爪~セミ講座~星空のディスタンス
泣かないで

うたのちから

EN
メダリスト
にじ


そして、そろそろ、予想できると言うか選択の余地が無いと言うか、帰りの電車もたけしと同じでしたよ(笑)。去年のツアーはさすがにバラけてしまってた感があるけど、今年はツアーと言うより単発に近いので遠征組も多くて、ホームにファンの人達いっぱいいましたね(笑)。自分は近場と言うことで油断しまくりで帰りの電車も中津川に着いてから買ったので、自由席との境目の車両だったのでもちろん同じ車両ではないけど、ホームで待ってたら入場してきたたけしの方から声かけてくれてヨッシャラッキー!「また一緒の電車だね~」って手を振ってくれて。姿が見れればいいかな~って思ってただけなんで嬉しいね。でも、たけし自由席の方に行っちゃったけど指定取ってないの??それか改札前でファンの人達いっぱい引き連れてる状態だと他の乗客に迷惑になるから一旦避けたのかな??って思ってたら、しばらくして戻ってきて私の立ってる前の足元の車両表示じっと見てるから、「指定席ここから反対側だよ」って声かけたら「だね、一号車反対って言われた。やっちまった、おもいっきり間違えたー(テヘペロ♡)」って笑ってくれたので、ふふふこのぉうっかりさんめー♡と心の中で突っ込んどきました(笑)。そーゆー天然さんなとこ変わらなくて好き?
眼鏡に帽子に、ハーパンどころかショートパンツ並みの短いパンツで、生足魅惑のマーメイド状態だったので去って行く脚をガン見しておきました まる
名古屋に着いてからも、ホームでちらりとお見送りできたのでヨッシャラッキー!(出待ちや立ち止まりはしてないよ)
そのまま新幹線向かったと思ったら、翌日のTwitterで名古屋に泊まったみたいね。何食べたのかな~。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

episode of 鳳ツルギ chapter3 微睡む翼

2018-09-16 15:50:25 | 作品
※宇宙戦隊キュウレンジャーのファンフィクションです。
個人的妄想と捏造で構成されております。
公式関係各所とは全くの無関係です。
でも、もし、万が一、公式がこんな作品作ってくれたら狂喜乱舞します。Vシネでよろしく勇気。
「俺ガン」ならぬ「俺ツルギ」です。


この作品の前提。
・キュウレンジャーの時代から360年くらい過去
・ツルギはこの時点で250歳くらい(本人にも正確な歳は不明)
・宇宙連邦成立前、即ちドン・アルマゲ発生前
・ホウオウソルジャーとして覚醒前









『今回の敗戦により、鳳ツルギの連合軍での大隊指揮官としての任を解き、減給処分とする。』
 そう通告を受けたのは、完全撤退を終えて首都惑星に戻ってから二週間ほどたってから。オライオンは激怒して連合軍司令室のブリーフィングパネルを殴り付けて破壊し謹慎を命じられ、キマリは新任の指揮官に従わず、その足で軍本部を出てしまった。他の者たちもおとなしく命令に従う者もいれば、あからさまに反抗の意思表示をする者もいる。部隊は混乱を極めていた。皆、鳳ツルギと言う人間に対して信頼をし、付き従っていたからだ。彼らの忠誠心が向かうのが政府ではない所がツルギとしては複雑でしかない。民主主義と言う物を形なりにも提唱していく為には、個人に付き従うのは危険だからだ。現に元老院側は自分達の地位を脅かすのではないかとツルギを敬遠しているではないか。


 さて、任を解かれた当のツルギは休暇ができたと笑って、惑星チキュウにある自分の研究施設に戻り、研究に籠りきりになっていた。
『ツルギおかえり』
『新しい仲間ができたよ』
 ツルギの作り出したプロトタイプのアンドロイド達は、今も研究者たちと共に施設で働いている。研究者達が年老いていなくなって次の研究者に変わっても、彼らはずっとツルギと共に長い年月を生きてきた。その寿命は単純に経験値となり、彼らのデータ量は知識と呼ぶにふさわしい物になっていただろう。だからツルギがいなくても施設は優秀なままだったし、代が変わっても研究が続けられるし、一人の人間では寿命でできないような研究も続けられていた。ツルギがこの世で一番最初に作り出した彼は、アルタイルと名付けられていた。物事の最初を表す"A"、そして宇宙を目指していたツルギが、星の名前から取った名前。
『今度は何の研究をするんだい?』
「俺様自身だ」
『ツルギを研究する?』
「そうだ、このホウオウキュータマについて、俺様は何も知らなすぎるからな」
 手の中にあるホウオウキュータマを見つめるツルギの表情は、少し寂しげに見えた。自分達は元から長い寿命を与えられているが、ツルギは違う。一度失ってから長い時を生かされているのだが、その心情は彼以外の誰にもわからない。
『……ツルギは、普通の人間に戻りたいのか?』
「んー、どうだろうな、今はまだこの"死なない体"は必要だ。けれどそれがいつまで続くのかもわからないし、ぶっちゃけケガをすればめちゃくちゃ痛い。研究者として原理を知りたいと言うのもあるが、俺様が死ぬことがあるのならそれを知っておきたい」
『君は前にもキュータマの研究をしていたじゃないか』
「そうだな、この命をもらってすぐに調べたが、ある種のエネルギー蓄積装置と言うことしかわからなかった。だが今は、あの時よりも技術が進歩している」
『確かに、君と僕たちのおかげで、この宇宙の科学技術は飛躍的に進歩したな』
「だろ?だからもう一度調べてみるんだ」
 ツルギは持っていたホウオウキュータマを親指と人差し指でつまみ持ち、光にかざすように掲げた。小さな丸い球体の中で、さながら炎が燃えるようにゆらゆらと内部のエネルギーが揺れる。
「この、何かの模様も気になるんだ」
『模様?』
「ほら、表面のここにあるだろ?」
 ツルギが指し示すそこには、白っぽくギザギザした模様の様なものがうっすら見えている。
『ボクの知っている何にも当てはまらないね』
「何か……とても意味があるように思えてな」
 その意味が何なのかわからないが、ツルギは知らなくてはならない様な気がしていた。




 鳳ツルギが前線から居なくなり、連合軍内部の士気は明らかに落ちていた。常勝の指揮官が居なくなり、その側近も謹慎と無断欠勤とあれば、残るは無名の凡庸な指揮官のみ。更に連合軍と言う特性上、出身星系も種族も言語すらもバラバラな兵士達を指揮するのは並大抵の事ではなかった。如何に今まで鳳ツルギと言う存在に頼り切り、依存していたのかが浮き彫りになり、軍の上層部はまさに頭を抱える事態となっていた。
 そんな絶好の機会を反統一側が見逃す筈もなく、今までに無い大攻勢に転じてきた。同時多発的に様々な星系に進行し、その勢力図を少しずつ拡げにかかっていた。ほどなく二つほどの星系が落とされ、その星系の元老院議員達は議会に鳳ツルギの復職を提案してきた。自分達で追い出しておいて呼び戻す等と元老院の面目が丸潰れだと反対する声が上がるものの、概ねの議員達は自分達の星系が敵対勢力に支配されてはたまったものではないと、自分達の利益を最優先させる事にしたようで、提案はあっさりと賛成可決された。

「断る」
『……なっ?!何だと?』
 通信画面すら見ること無く、ツルギは手元の細かい機械のパーツを組み立てたりバラしたりを続けている。
「俺様は今研究に忙しい、戦争したいなら勝手にやってくれ」
『貴様、元老院命令に逆らうのか?』
「軍に所属してはいるが、今や俺様は指揮官の任を解かれ、謹慎中のただの一兵士に過ぎんからな。別にいつ辞めても構わないぞ」
 画面を見ずとも、連合軍司令長官の顔がみるみる赤くなり、怒りを表しているだろうことは予想の範囲内。後はどれだけ有利に自分の能力を売り付けるか、ツルギはそのタイミングを見計らっている。組み上がったパーツを持ち上げ、色々な角度から眺めて満足そうに次の部品へと手を伸ばす。司令長官は周りの側近達に宥められ、少しだけ落ち着いた口調でツルギを説得しようと試みる。
『もともと宇宙統一は貴官が提案して始まった事なのだろう?それを途中で投げ出すことになるが、それでもいいのか?』
「宇宙が一つきりの国家であれば、国家間の争い事は起こらないからな。そのために元老院の設立を提案して形ばかりの議会制を提案してみたが、どうやらその元老院では俺様が目障りらしくてな、今日まで冷遇されてきた身としては助けてやる義理は持ち合わせちゃいない」 
『…………』
 再び司令長官の顔が苦いものに取って変わるが、ツルギはそこでようやく顔を上げ、通信モニターに向き直った。
「条件付きでなら復帰してやらないこともないぞ」
『……聞こうか』
 不敵不遜、ツルギは面白そうに相手に笑って見せた。ついでに勿体ぶったように白衣の下の長い足を組み、その膝に手を乗せた。
「戻るにはそれなりの地位と権限を寄越せ。この場合地位はどうでもいいんだが、全軍を俺様が指揮できるようにする為の権限だ。おそらく貴官辺りの地位が必要になるな」
 もちろん自分の地位と権限を寄越せと言われて素直に応じる司令長官ではない。今度こそ怒りを爆発させて画面の向こうで頭まで紅潮させ怒鳴り散らしていた。もちろん通信音声をカットしたツルギには全く聞こえてはいなかったが。
 さて、自分達で罷免しておいて、果たしてこちらの条件を受け入れるだろうか?まあ、結局のところ俺様以外に有能な人材は見受けられないので受け入れざるを得ないだろうが、どのような体面でそれを行うのか見物だな、ツルギは意地悪く考えていた。


 数日後、元老院からの正式な辞令が届き、鳳ツルギは連合宇宙軍司令長官として、全軍を指揮する事になった。





 キュータマの研究は一旦アルタイルに任せて、軍に戻ったツルギが一番最初に行ったのはオライオンとキマリを側近として呼び戻す事だった。ツルギの常勝の裏には二人の力が不可欠だった。オライオンの活躍はもちろん言うに及ばず、キマリもツルギの突然の思い付きにも対応できる緻密な補給、人員配置ができる貴重な存在だったからだ。
「ツルギ、朗報だぞ」
 キマリが嬉しそうに司令室に駆け込んできた。
「前から開発していた戦闘型ドロイドのの統括システム構築が間に合った」
「そうか」
 ツルギの研究で作り出したアンドロイド達は、知識学習型AIと疑似感情を作り出すAIを持ち、限りなく人間に近い存在と言え、最初から戦争の道具として使うのをツルギが拒否していた。気持ち的にはかわいい我が子を戦争に出せるか、と言うものだったのだろう。もちろん人命とアンドロイド、どちらが大事なのかと言われれば人命に違いないのだが、自由意思で軍に入ったのではないアンドロイド達に戦わせるのはやはり納得ができなかった。その代わりに提示したのは、感情も持たず学習もしない、統括するメインサーバーからの指示でのみ動くドロイドシステムを作り出すことだった。ドロイド達には感情はなく、ただサーバーから送られるプログラムされた指示に従う道具としての存在。それが、実用化にこぎ着けたのだと言う。
「これでずいぶんと戦いやすくなるな」
「そうだな」
「なんだ?嬉しくないのか」
「すぐに向こうも同じシステムを作り出してくるだろう」
「だが、当面犠牲者を減らすことはできるだろう?」
「ああ、その間にある程度の星系を落としておきたい」
 キマリは不思議な顔をしていて、ツルギは苦笑する。
「何か、おかしな事を言ったか?」
「珍しいな、そんな言い方をするのは。敵対していても、やがては統治する民と星なのではないのか?」
「………そうだ。だが、俺様が甘さを見せればその分統一に時間がかかり、争いも長引くだけだから手加減はしない」
 前回の敗戦の後、道を間違えたと言っていたが、それはひどく穏便に宇宙の統一を成し遂げるための道だった。恐らく、あの後ツルギは全て自分が背負う覚悟を決めたのだろう。そして最終的には自分が作った元老院すらも無くすつもりなのだ。
「どんな心境の変化か知らんが、俺は最初からそうしろと言っていたから、いいんだけどな」
 不敵に笑う様は戦場で敵を前にした時の物で、キマリはある種の神聖さすら感じていた。
「ふふん、鳳ツルギの伝説はもう始まっているんだぞ?停滞などないさ」
 自分が望んでいた道を彼が進み出していくのを、心酔したように見守っていた。

 一方、兵士達の統括は副司令に任命されたオライオンが行っていた。謹慎中はすることがなくひたすら筋トレに励んでいたため、以前よりも更に質量の増した体躯からは想像しにくいが、きめ細かい指揮の執れる人物である。ひたすら真面目に日々の業務をこなす姿は、自然と尊敬と畏怖を集めていった。それと平行して、敵への作戦漏洩の首謀者を探す任務も割り当てられており、実はもっとも多忙を極めていた。
 たまりかねたオライオンが、司令長官室に現れたのはツルギが司令長官に就任してから、約二ヶ月ほど経過した頃だった。
「おいツルギ、部隊を再編しながら憲兵の真似事などできん」
「お前らしくもない、珍しく弱音を吐くんだな」
「弱音も吐きたくなる。軍の奴ら、適材適所、個人の能力評価、全く考慮せずに運用してやがる。全てを一から編成し直しだ!」
 バンッと掌でツルギの執務デスクを叩く。ハラハラと決裁待ちで積み上がった書類の何枚かが床に滑り落ちていった。
「凡庸な指揮官に言葉すら通じない相手とのコミュニケーションなど無理だろうなぁ」
 ツルギもいくつかの星系言語は習得しているものの、全宇宙の全ての言語を理解するのはさすがに不可能である。彼の"大統領になったらやることリスト"の筆頭に、まずは統一言語の制定とその教育と言うものがあったのは言うまでもない。
「そうだなぁ、国家内レベルでの統括能力のある奴らは幾人かいるから、そいつらを補佐に入れてやる。1ヶ月で何とかしろ」
「はぁっ?!1ヶ月だと?!バカか?!」
「スパイの炙り出しができない以上、いずれドロイドシステムの情報は敵側に回るだろう。対策と攻略方を考え出される前に叩いておきたい」
「…………ううむ……」
「それと、憲兵の真似事はこっちで何とかする」
 ケロリと笑ってオライオンの肩を叩き、トレードマークの深緋色のコートをひらめかせて、ツルギは司令長官室を出ていった。




 ドロイドシステムの投入と、鳳ツルギの速攻的な作戦により、以前の敗戦により統一反対勢力の支配下に落ちた星系国家を取り戻し、ついでにその周辺をも味方引き入れた。多くの国が戦争を望まないにも関わらず、宇宙ではあちこちで対立が起き戦争に至っている。それらを軍事力で平定し、柔軟な政策で取り込むのがツルギの方針であり、元老院へは事後報告のみしてさっさと条約を締結して陣営へと引き入れていた。彼の目に余る越権行為に元老院ではまたぞろツルギへの非難が続出していたが、先の戦いで彼以外に勝てる見込みがないのも事実と思い知らされで、それらは不平不満の域を出る事はなかった。
 一方、復活後すぐの勝利に酔いしれる兵士達ばかりではなく、民衆や一部の政治家の間では鳳ツルギ待望論が囁かれ始めたのもこの頃で、ツルギの方も敢えて政治的な言葉を発信しだした。休暇中に行っていたキュータマの研究でわかったことは、キューエナジーは無限ではないこと、僅かではあるが手に入れた頃よりエネルギー量が減っている事、その蓄積方法が不明である事、それらを鑑みて宇宙統一を急ぐべきだと判断した。更に何十年もたつと当時の理想ではなく利己と保身のみで動く輩ばかりに成り果てた元老院に見切りを付け、宇宙の責任の全てを自分が背負う覚悟をしたのもあった。
『鳳ツルギという人物は、それまで少年のような無邪気さと理知的な大人の狭間のような男だったが、そこから少年らしさが削ぎ落とされ、冷徹さが増したように感じられた』と、後の歴史でオライオンが語っている。
 もちろん態度が冷たくなったとか、部下への優しさが無くなった訳ではなく、作戦や敵対する者(この場合は元老院も含まれる)への容赦が無くなったとでも言うのだろうか。以前なら選ばなかったであろう選択肢を取り始めたのだ。
「五年で宇宙を一つにする、俺様が永久的な平和を約束しよう」
 大言壮語、おおよそ実現不可能な事のようだが、ツルギが言うとなぜかできるように思えてしまうのが彼のカリスマ性とも言えようか。彼に心酔していた者達は諸手を上げて賛成したし、どちらにもついていなかった者達はある種の期待を込めて賛成した。

 後の世に宇宙統一戦争と呼ばれた、最も大きな戦いが起こるのは、それから僅か二年後の事である。








Episode of 鳳ツルギ

      chapter3 微睡む翼









大変長らくお待たせしました。そして、たぶん全体の中でも一番おもしろくない部分かとは思いますが、一応前フリしないと次が意味不明になってしまうといけないので。これでもすんげーはしょってナレーション説明だけで終わらせてるのですけどね。

ええと、うん、長くなるとは思ってましたが、想像より更に上を行く長さになりそうです(笑)。はやくジャークマター戦争に持ち込みたいところですが、たどり着けるのかなぁ(笑)。

匿名で感想を送れます
??
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/gp01_fb?utm_medium=url_text&utm_source=promotion



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする