マイケル・ハドソン研究会にあるThe Cradleの和訳記事。2024年9月分まで前記事
# 他のCradle記事
追加/更新1:イスラエルとHTSの関係、イスラエルとHTSの関係(2)、2(new)
ペペ・エスコバル「バルダイで、西アジアにおける『アメリカの問題』に直面」 2025/02/11
トルコが海軍拡張に積極的な理由 2025/02/04
ペペ・エスコバル「トランプ大統領就任前夜、イランとロシアが歴史的合意に署名」 2025/01/21 原文
# 「プーチン大統領と…ペゼシュキアン大統領が包括的戦略パートナーシップ協定に署名」サイト翻訳
(1)「安全保障と防衛の分野での協力を促進」
(2)「ユーラシア横断の軸である国際南北輸送回廊(INSTC)の…発展に重点…イランを…
ロシアのガスや商品の重要な輸送拠点…に」
(3)「47条に及ぶ詳細」
# (1) 「安全保障と防衛の分野での協力」←↓(ロシア視点の記述)
「スホーイS-30戦闘機、パンツィリ、トク、ブークの各ミサイル、S-400防衛システム
(近い将来にはS-500も)を売却…イラン製のミサイルやドローンを大量に購入」
「ロシアがイランに「支援」を提供…武器だけでなく…外交上の脅威からテヘランを
守り、破壊的な経済制裁の影響を最小限に抑える」
# (2) 「(INSTC)の円滑な発展」+「エネルギーインフラ」
「ガスプロムとイラン国営ガス会社(NIGC)の…カスピ海パイプライン契約」
「年間550億立方メートル…米国に…妨害された…ノルド・ストリームの容量に匹敵」
「INSTC …スエズ運河に代わる、はるかに高速で安価な代替手段」
# (3) 「47条に及ぶ詳細」+「未来の実験室」
e.g.「ロシアとイランは…自国の通貨と暗号通貨を大量に取引…SWIFTを…迂回する…
メカニズムを完成させようと取り組んでいる」
# まとめ
「混沌の帝国…ロシアとイランの戦略的協商の影響を実際に理解している現実主義者の
集団は存在しない…ネオコンと新自由主義者は消え去らないだろう」
「現在ロシアとイランが緊密に協力し、再武装したカオス帝国に直接挑戦している」
「深淵を覗き見る」-アサド政権崩壊後のダマスカスを巡る旅 2024/12/22 原文
# ↑表題に反して浅い所しか見ていない印象の記事。↓ cf.深淵の一端、Googleサイト翻訳結果
新政府が平和を語る一方で、シリアでは本当は何が起きているのか?@川流桃桜の日々の呟き
「反乱軍の声明は真実とは程遠い…HTSのテロリスト達とその同盟仲間の反政府勢力は、
既にアラブ・クルド人部隊、シリア軍(自発的に降伏した者も含む)、アラウィー派、
シーア派の処刑を示す動画を何十本も公開」
米国とトルコがシリア政権をいかに変えたか@日々の感想
「トルコ軍と米軍特殊部隊の存在は私たちには隠されている。私たちは、「バシャール」に
よる犯罪について何度も否定されてきたプロパガンダを浴びせられている。人食い喉切りが
立派な革命家に変身している。国際メディアはまたもや意識的に私たちに嘘をついている」
シリア新政府の公安要員は覆面男@同上
ダルアー県西部でイスラエル軍に抗議するデモ イスラ軍が発砲し1人負傷@同上
シリア駐留米軍2000人に増員 イスラエルは対クルド武器支援 トルコが警戒@同上
いかにして米国とイスラエルはシリアを破壊し、それを平和と呼んだか@耕助のブログ
# 荒廃させ、虐殺し…「砂漠」を作り、それを平和と呼ぶ。
「ローマの歴史家タキトゥスの有名な一節…「荒廃させ、虐殺し、偽りの称号のもとに
奪い…それを帝国と呼ぶ。…砂漠を作る…それを平和と呼ぶ」」
「現代において、砂漠を作りそれを平和と呼ぶのはイスラエルと米国である」
「イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と閣僚たちは、国際法を無視して700万人の
パレスチナ人アラブ人を支配する権利を主張…イスラエル・ロビーの影響下にある米国
…イスラエルの代理として戦争に踏み切る」
# オペレーション・ティンバー・シカモア
# ↑Operation Timber Sycamore のカタカナ表記に揺れがあったので上記に統一。
「シリアの崩壊は、1996年のネタニヤフ首相就任にまで遡るイスラエルと米国による
シリアに対するキャンペーンの集大成…イスラエルと米国によるシリアへの戦争は、
2011年と2012年にエスカレート…バラク・オバマが極秘裏にCIAにシリア政府転覆を命じ
…「オペレーション・ティンバー・シカモア」作戦が実施された。
2011年以来、シリア戦争で30万人以上が死亡した今週、その努力がようやく「結実」」
「米国とイスラエルによるアサド打倒キャンペーンが2011年に本格的に始まる前、シリアは
まだ機能している成長を続ける中所得国」
「2011年以降、シリアに対するイスラエルと米国の永遠ともいえる戦争…爆撃、聖戦士、
経済制裁、米国によるシリアの油田の接収など…シリア国民を悲惨な状況に陥れている」
# 「クリーン・ブレイク」戦略
「イスラエルによるシリア政府転覆工作の長い歴史…文書記録は明確…1996年に米国と
イスラエルの新保守主義者たちによって開始」
「ネタニヤフが政権についた際に、中東における「クリーン・ブレイク」戦略を策定」
「戦略の中心は、イスラエル(および米国)が平和と引き換えに、占領したパレスチナの
土地から撤退するという「ランド・フォー・ピース」の考えを拒否すること」
「占領したパレスチナの土地を保持し、アパルトヘイト国家でパレスチナの人々を支配…」
段階的に民族浄化を行い、イスラエルの土地の主張に抵抗する近隣諸国の政府を転覆」
# テロリストは傭兵
「主権国家の支援なしには国際テロリズムは存在しない」∵資金、武器、軍事訓練の出処
「国家による支援をすべて取り除けば、国際テロリズムの骨組み全体は塵と化す」
「米国はこれまで、イラク(2003年の侵攻)、レバノン(イスラエルへの資金援助と
武器供与)、リビア(2011年のNATOによる空爆)、シリア(2010年代のCIAによる工作)、
スーダン(2011年のスーダンの分裂を狙った反政府勢力への支援)、ソマリア(2006年の
エチオピアによる侵攻への支援)に対して、戦争を主導したり、支援したりしてきた。
イスラエルが熱望する米国とイランの戦争は、まだ保留中」
# オペレーション・ティンバー・シカモア
「オペレーション・ティンバー・シカモアは、バシャール・アサドを打倒するために
オバマが開始した10億ドル規模のCIA秘密工作プログラム」
「シーモア・ハーシュ…「Red Line and Rat Line」という記事でこの作戦について」:
「極秘扱いの報告書の付録‥2012年初頭にオバマ政権とエルドアン政権の間で結ばれた
秘密協定…「Rat Line」に関する…協定の条件により、資金はトルコ、サウジアラビア、
カタールから提供され、MI6の支援を受けたCIAはカダフィの兵器庫からシリアに武器を
運び込む役割を担っていた」
「ティンバー・シカモア」作戦開始直後の2013年3月、オバマ大統領とネタニヤフ首相に
よるホワイトハウスでの共同記者会見で、オバマは次のように述べた:
シリアに関して、米国は同盟国や友人、シリアの反体制派と協力し、アサド政権の終結を
早めるために引き続き取り組んでいく」
「ネタニヤフのイスラエルにそそのかされたアメリカの干渉により、中東は廃墟と化し、
100万人以上が死亡…リビア、スーダン、ソマリア、レバノン、シリア、パレスチナ…」
# ↓狂信←私見:Bibleを「聖書」と訳す事はプロパガンダ。「ユダヤ神話」が適切かと。
「これらはすべて、極めて不当な理由で行われている…紀元前7世紀の「ヨシュア記」に
基づいてシオニスト過激派のためにパレスチナ人の政治的権利を認めないというものだ。
驚くべきことに、イスラエルの狂信的な宗教家たちが拠り所とするこのテキストによると、
イスラエル人はその土地の本来の住民ですらなかった。むしろ、このテキストによると、
神はヨシュアとその戦士たちに、その土地を征服するために複数の大量虐殺を行うよう
指示している」
「世界のほとんどの国が、イスラエルとパレスチナの2国家解決策と和平を求める…
イスラエルと米国は、2国家解決策ではなく砂漠を作り、それを平和と呼んでいる」
ペペ・エスコバル「『シリアの死後』ーテロ、占領、そしてパレスチナ」 2024/12/12
# ↑cf.別の訳∈CRDL
# 政権崩壊までの経緯
「カタールの外交官…アサドは…武装反体制派と政権移譲を交渉しようとしたと主張」
「ドーハ…でロシア、イラン、トルコの間で詳細に話し合われた」
「移譲交渉は失敗…アサドはロシア…亡命を提案された。イランもロシアもドーハに
いる間に即座に用語を変え、非軍事的な改革派と国家を横断する武装した過激派を
区別するために、「合法的な反対派」と呼び始めた」
「アサドは猛攻撃に反撃するための軍を完全に配備していなかった」
「テヘランとモスクワはギリギリまであらゆる手を尽くした。実際、アサドは11月29日に
モスクワを訪問したが、具体的な成果は得られなかった」
「アサドは6月以来、イランの最高指導者アリ・ハメネイからの重大な警告を無視」
「2カ月前…HTSとその外国の支援者が電撃戦を準備…と他のイラン政府高官が警告」
「アレッポが陥落した後、アサドに政権を維持する意志がないことが明らかになった」
「トルコ…HTSの攻撃について6カ月前から…知っていた」
「HTSは…トルコだけでなく…イスラエルからも、秘密裏に完全に支援されており、戦闘で
負傷したアルカイダ戦闘員のリハビリに協力したことでも有名」
## cf. イスラエル軍がヘルモン山のシリア領を占領、国旗掲揚@日々の感想
## 「イスラエルによるシリア主権侵害をどのように考えるか?」と質問されたHTS報道官…、
## 国内に取り組むべき喫緊の問題が溢れていると答えるばかり…イスラエル批判を避けた。
### モサド元長官…シリア反体制派を訓練し…給料も支払っていた@フランク
「テヘランとモスクワ…アサドを…長期的な地上戦で支援する…ことで、自分たちが
何を失うか、特に人的資源の面で何を失うかを計算するのに時間はかからなかった」
「テヘランは軍事支援…モスクワは航空支援を提供…最後まで交渉のシナリオを練った」
# 今後の展開
## 混乱必至のシリア
「アブ・モハンマド・アル=ジュラニが率いるオール・シャム…NATO/テルアビブ/
アンカラのコンボが全責任を負う」
「超複雑な部族的、氏族的、そして言うまでもなく、アサド追放という小さな接着剤に
よって、今のところ保たれているだけの37のテロ組織のマグマ」
「シリアの北東部と東部はすでに、即座に、完全な無政府状態」
## BRICS の対応方針
「西側が支援するジハード主義が北京、テヘラン、モスクワに波及するのを防ぐ」
「イスラエルはゴラン…アメリカは…シリアの石油を盗み続ける油田の周辺…この2つは、
…最初のBRICS共同報復を開始するための理想的な緯度」
## パレスチナの悲劇
「今、ガザとエルサレムを解放しに来るとパレスチナ人に約束…この日曜日までは、
「我々はイスラエルを愛している」…アルシャームのカリフ、ジュラニ」
### ↕主張を論理的根拠を示さずコロコロ変えるのは、西側の一員/手先の特徴。
「このままでは、ダマスカスの新政権は、実質的には、エレツ・イスラエルとパレスチナの
大量虐殺を支援し、工作する人々によって支援される…このことは、イスラエルの閣僚
たち自身がすでに公言している: テルアビブの理想は、ガザとヨルダン川西岸地区の
住民をシリアに追放すること」
アサド政権崩壊に伴い、イスラエルがゴラン高原の占領を拡大 2024/12/08
# ↑イスラエルが今回のシリア侵略に関係した事の分かりやすい現れ。cf. 関連記事1、2*
# 続報:イスラエルは、ゴラン高原に限らず、シリア全土でドサクサ紛れに大暴れ…
イスラエル軍48時間でシリア国内の軍事施設300ヶ所以上を空爆@日々の感想
イスラエルによるダマスカス弾薬庫の破壊(動画)@日々の感想
これからのシリア@news.yahoo.co.jp/expert
「シャーム解放機構のダマスカス制圧の直後から、イスラエルは前例のない規模で
シリア領内各所を攻撃した。
本稿執筆時点で攻撃された箇所は165カ所と…シリア軍の基地・武器貯蔵庫・防空拠点・
研究機関、政府や治安機関の庁舎…
攻撃目標は防空ミサイル、地対地ミサイル、巡航ミサイル、長距離ミサイルなどの兵器…
イスラエルが邪魔だと思うものを破壊しつくしたい…将来のシリアは対外的な防衛力や
抑止力を完全に剥奪された存在になる」
# ↓∴「今さら感」が漂う話かも…
## イスラエル関与の裏付けとしては、こんな話もあるようだ。
## シリアのバッシャール・アサド大統領が辞任、国を去る@フランク
## 「シリア・アラブ軍(SAA)の携帯電話、トランシーバー、ポケットベルがシリア全土で
## 爆発し始めた。こうして、SAAはHTS作戦の非常に重要な開始時に足かせをはめられた」
# なお、上記が事実なら、アサド前大統領の政権維持意欲が薄れていた事をも意味する。
# ∵ SAA は、レバノンでの類似事件の後、点検+対策をしていなかった事になるわけだが、
# *イスラエルは今回の侵攻開始前からシリア領を攻撃していた*ので、いくらなんでも
# 「危機感が無さ過ぎる」。シリアの軍/諜報組織上層部が対策の必要性に気がつかない
# とも思えないし、「実行の優先度が低かった」では済まない程度に不自然。
# 「日々の感想」ブログでの侵攻開始直後からの多数の記事に、以下の傍証がある。
# - まず、ロシア/イランの諜報組織から攻勢の警告を受けたのに、対策が立てられた
# 様子はなかったとの話がある。
# - 極め付けは、イランからの援軍の申し出を、アサド前大統領が拒否したとの話。
# 何かの政治的思惑からとの情報もあるが、他に対応戦力のあてはない土壇場だった。
# ∴援軍拒否は、「侵攻が自然に止らなければ辞任する積り」以外の解釈は難しい。
# - あと「侵攻開始以後のアサド前大統領を含むシリア高官の表情に暗さがない」との
# コメントが会談の写真に何度か付いていた事も、今にして思えば重要な兆候だった。
# →現実を認識できていなかったのではなく、「気持ちの整理がついていた」わけだ。
# i.e. ここまで「あっけない」印象の政権崩壊は、アサド前大統領に政権を維持しよう
# という気持ちが薄れていた事が一因のように思われる。政府軍は「抵抗できなかった」
# というより「抵抗しなかった」ような様相があったらしく、それはアサド前大統領が
# 発砲を控えるように命令したためではないかという推測もあるようだ。
# 筆者はダマスカス陥落までの経緯で、戊辰戦争での江戸開城までの経過を連想した。
# ∵ダマスカスも「無血開城」。ちなみに、当時のイギリスの役が西側4国、フランス役が
# ロシアとイランというわけだ。
# 「明治維新」における「今回のシリア政変」との他の主な類似点を挙げておく。
# (1) 「明治維新の元勲」はテロリストばかり。「明治維新」は軍事クーデター。
# (2) 背後にいたイギリスは帝国主義の権化。元勲連中の自覚のほどは疑わしいが、
# 「明治政府」は、アジア侵略+ロシア牽制の道具扱いされている。
# (3) 徳川慶喜は、戊辰戦争初期に政権維持意欲を失い、フランスの協力も拒否。
# https://ja.wikipedia.org/wiki/フランス軍事顧問団_(1867-1868)#戊辰戦争
# 「慶応4年(明治元年)1月19日(1868年2月12日)、ロッシュは江戸城で徳川慶喜と
# 会見し、再度の挙兵を促したが拒否された」←「鳥羽・伏見の戦い」直後
# 主な相違点も挙げておく。
# (0) 政変の所要期間の長さ。原因は、まず、時代の違いによる軍の移動速度差、次に
# シリア政府軍が極度に弱体化していたこと、最後に旧政権トップの「腹積もり」の差。
# (1) 慶喜は小栗上野介の献策「箱根周辺での迎撃案(海上からの砲撃含む)」を却下。
# 採用すれば勝機はあった(大村 益次郎曰く「採用されていれば我が軍は必敗だった」)。
# 今回のシリア政変では、シリア政府軍の準備不足が顕著で、自力での勝機はなかった。
# (2) 前記ロッシュの慶喜との会見は、フランスの国家意志というより、ロッシュ個人の
# 思い入れに依存していた。 今回のシリア政変でのロシアとイランは、シリア政府の要請
# さえあれば、最大限協力する姿勢を見せた(というか要請なしでも様々の協力案は提示)。
# (3) 「鳥羽・伏見の戦い」の後の慶喜の行動は現実逃避的で、自ら解決のために動いた
# 様子がない。「ひたすら恭順を示す」ことで、助命される事を期待していただけ。
# 今回のシリア政変でのアサド前大統領は、イラン+侵略/クーデター勢力との会談で
# 政権放棄の方向性を定め、残る首相に「平和的解決」を指示した上で、ロシアに亡命。
# つまり、アサド前大統領は、少なくとも徳川慶喜より「後の事」を最初から考えていた
# ようなフシがある。
# 補足:アザド前大統領は、「西側の侵略への長年の対応で疲れてしまった」のだろう。
# 次男だったので父の後を継ぐ予定はなく、ロンドンで医師をしていたが、長兄の不慮の
# 死により呼び戻されて後継候補に立てられた…というのが大統領就任時の経緯だから、
# 父親のような政治家向きの性格/資質ではなかったのかも知れない。それでも、24年間も
# 大統領を勤めたのは、責任感は徳川慶喜に比べ、かなり強かったという事ではなかろうか。
ペペ・エスコバル「G20がG7の議題を打ち負かす」 2024/11/24
# G20 全体のまとめ
「今回のリオでのG20は、グローバル・サウスの国々の力がすべてだった。
貧困撲滅と真の経済発展が、戦争、利益、恫喝といった旧G7の議題を打ち負かした。」
## cf. 世界多数派の動き:G20サミットは西側の優位性の終焉を示した@E-Wave_Tokyo
## 「おそらく西側諸国の影響を受けない最初のG20サミット」」
「本当の主役は中国」∵「アジア太平洋地域における原動力および協力推進役」
## cf. 中国国家主席、中南米諸国と60超の協力協定に署名@E-Wave_Tokyo
「トランプとバイデンの7年間にわたる貿易・技術戦争「にもかかわらず、中国経済は
年5.2%の成長を続けている」
## 貿易戦争への中国の対応状況
∵「輸出はGDPの16%…その16%のうち米国の占める割合は現在15%…米国との貿易は中国の
GDPの2.4%にしか過ぎない」+「中国の世界貿易黒字は過去最高の1兆ドル」
## 技術戦争への中国の対応状況
+「NATOスタン(NATOの国々)による全面的な技術制裁とでも言うべき状況下にあっても、
中国のハイテク企業は超高速で成長」
cf.「欧米のハイテク企業は…深刻な問題(大規模な人員削減、工場の縮小、閉鎖)に直面」
# テーマと最終宣言を巡るグローバル・サウスとG7駆け引き」
「リオG20の公式テーマ」=「公正な世界と持続可能な惑星の構築」
「グローバル・サウス諸国」←「公正な世界」構築に主な関心。
e.g.「飢餓、貧困、社会的不平等に対する同盟…超富裕層に追加課税…という動き
…すでに80カ国以上が参加を表明」
↕
「覇権国の支配層は、ホワイトハウスに誰が座ろうとも、「公正な世界」には興味がなく、
一方的な特権の維持のみに関心がある」
「G20のG7/NATOスタン派」←「主な世界への貢献が「永遠の戦争」や「カラー革命」、
ニュースや文化の軍事利用、貿易戦争、制裁の津波、資産の没収/窃盗など」
「G20の枠組みの下では「金融的不満」を是正するどころか、グローバル・サウス諸国の
「権利拡大」に貢献することもない」
「G20会議で覇権国の金融エリートたちが唯一関心を寄せる…「パートナーシップの深化」」
=「2026年に米国がG20を主催する際に向けた、さらなる同化と従属化を意味する婉曲表現」
cf.「持続可能な惑星」」=「ダボス会議の出席者が望むものの暗号」
=「国連、世界経済フォーラム(WEF)、NATOの利害が複雑に絡み合った有害なもの」
「NATOスタンは全体として事実上ガザでの大量虐殺を支持」
i.e.「ガザでの停戦を呼びかけ」→「国連安全保障理事会で米国が即座に拒否権を行使」
ペペ・エスコバル「ポスト・カザンのBRICS-『未来の実験室』」 2024/11/02
# ↑cf. 別の訳@寺島メソッド翻訳ニュース
「ユダヤ国家はエルサレムからダマスカスまで広がるだろう」-イスラエル財務大臣 2024/10/12
# ↑cf. 関連記事1、2*
「イエメンのスターリンク」-スパイ活動のためのトロイの木馬? 2024/10/08
最近の「Cradle」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事