マイケル・ハドソン研究会にあるNew Eastern Outlookの和訳記事( 新しい順 )。
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# 2024年1月14日以降の記事
# 追加/更新:1(2024/09/01)
火星18型「固体燃料大陸間弾道ミサイル」発射-2023年12月18日 2024/01/12
「突然起こったのではなく、ワシントンとソウルの行動**に呼応して起こった」
当面の課題として残る「トルコでのロシア・ガス・ハブ・プロジェクト」 2024/01/11
「ロシアは ... トルコ領内にガス・ハブを形成し ... 世界市場に青色燃料を販売する
ことを提案」
「ノルド・ストリーム ... パイプラインが西側の特殊部隊の妨害行為によって稼働不能に
なった後、... ロシアのガスが南へ向かう可能性」
「同時にトルコは、価格調整と、... 消費者(主にヨーロッパ)へのガス取引を、政治的な
意見の相違なく行うための電子プラットフォームを構築することを計画」
「大地震と総選挙のため、ガス・プロジェクトに関する交渉は ... 遅れていた。」
「トルコはこのプロジェクトで「物流大国」の地位を得ることを目指し ... ガス供給国の
リストを増やそうとしている。」
「ウクライナ問題が解決すれば、... ロシアと欧州の間の国際情勢は自ずと変化する ...
ロシアが強くなれば、.. EUはモスクワと ... 貿易・経済関係を回復せざるを得なくなる。
... トルコの電子プラットフォームに対するロシアの関心を失わせることになりかねない。」
カザフスタンのアルセロール・ミッタル社「惨状と不名誉な結末」 2024/01/10
「生産量増加のための慢性的な安全違反」
「メタンガスが漏れ出し、40人以上の鉱山労働者が死亡」
「2023年だけでアルセロール・ミッタル・テミルタウの鉱山で5件目」
「アルセロール・ミッタルは世界最大級の鉱山・冶金会社」
「カラガンダ冶金コンビナートの近代化に莫大な資金を投じると約束したが、実際には、
利益を吸い上げることを目的とした残余搾取しか行わなかった」
「同社は、ソ連時代に買収した企業で存在した生産量を達成することができなかった」
「労働者に対する社会的保証が削減され、大規模な人員削減が行われ、組織的な安全違反が
行われ、緊急設備がフル活用された。同時に、そのような状況下で、企業は従業員の前で、
従業員への給与債務を形成することさえできた」
「これが、多国籍企業によるカザフスタン市民への積極的な搾取の短い歴史である。」
「カザフスタンの国営プライベート・エクイティ・ファンド「カザフスタン投資公社」が、
... 株式を100%買収することが明らかになった。」
「アルセロール・ミッタル・テミルタウの経営陣は、... ほぼ避けられない撤退の前夜に
減価償却費をさらに大幅に」「この ... 態度が、前述の近年最大の事故を引き起こした」
「カザフスタンの指導者が、非常に不誠実な外国人投資家からすべての資産を買い取る
という断固とした方法によって、国民の安全と幸福を確保」
「カザフスタンの経済政策の新しいビジョンの論理」
「労働者の福祉に対する国家の関心の高まり、産業の近代化への注力、主要経済部門への
国家参加の拡大」
「発展途上国とその国民は、... 多国籍企業が発展や進歩のためではなく、超高収益を
得るためにやってきていることに気づくべきである。」
イラク「再び困難な時期に直面」 2024/01/08
# ↑この記事は国際法の観点からの記述が欠けている。
「ネタニヤフ首相率いるイスラエル軍がガザの市民に対して行った血なまぐさい大虐殺は、
近隣諸国の情勢全体に悪影響を及ぼし、すでに非常に混乱しているこの地域の情勢を
さらに悪化させている。」
「イラクでは、カタイブ・ヒズボラ(神の党旅団)、アサイブ・アフル・ハック、バドルといった
シーア派武装勢力が騒乱の先頭に立っている。」
「バドルのトップは、パレスチナの解放はイラクから始まると発言し、多くの民兵が
「支援室」を設置してハマスへの支援を調整している。」
「バグダッドのアメリカ大使館をはじめ、米軍が駐留する施設は多くの攻撃を受けている。」
「過去2ヶ月の間にイラク国内の米軍基地への攻撃が100回近くあった。」
「アメリカはイラクに約2500人の部隊を駐留させ続け、その任務は「ダーイシュとの継続的な
戦いに従事する現地部隊に指導と支援を提供すること」」
「私たちは、このテロ組織が傲慢なアメリカの占領者に対する戦いからイラク人の目をそらす
ために、アメリカ自身によって作られたことをよく知っている」
# ∴駐留は、在日米軍同様、米国自身のため(石油利権/盗掘含む)。
「イラクのムハンマド・シーア・アル・スダニ首相もまた、大使館への攻撃を容認できない行為
として非難し、責任者を裁きにかける緊急の必要性を強調した。
アメリカの言いなりになる以外に何ができるというのか。
彼は、アメリカ大使館へのミサイル攻撃について「深い懸念」を表明し、この凶悪犯罪の犯人を
追跡するためにあらゆる努力をするよう、国内の治安部隊に呼びかけた。」
# ↑国際法の観点から「他国大使館への攻撃」を認めるわけにはいかないので、当然の対応。
「イラクの指導者の発言や行動は、... 実質的な行動ではなく、主として象徴的なジェスチャー
として機能しているのではないか」
# ↑イラクにおける米軍駐留はイラク政府の意思に反している ←確認(∴国際法に反している)。
# つまり、イラク治安部隊の米軍への協力が「おざなり」だとしても、「無理もない」状況。
「カタイブ・ヒズボラの幹部は、イラクの米軍基地を攻撃し続けると宣言している。」
「厄介なのは、これらの民兵がイラク指導部自体に公然と挑戦状を突きつけていることだ。
彼らは、米軍に協力するイラク治安部隊は「彼らの犯罪に加担している」と主張している。」
# 「これらの民兵」は*イラク国民*なので「米国への自国政府の弱腰」に不満なのだろう。
# とは言え、イラク首相も*米軍基地への攻撃については何も言っていない*事に注意。^^;
米国は「沸騰する中東紛争」に巻き込まれるのか? 2024/01/08
# 「巻き込まれる」は不適切な表現。∵米国は中東紛争の「犯人(少なくとも共同正犯)」。
「この紛争が始まった当初から、ワシントンはテルアビブに大規模な財政的、外交的、軍事的、
軍事技術的支援を提供してきた。米国は、2つの空母打撃群を地中海東部に派遣し、米海軍の
第6艦隊と第5艦隊を動員し、中東(イラク、シリア、トルコ、バーレーン、アラブ首長国連邦、
サウジアラビア王国、ヨルダン)にある軍事基地や施設も動員した。」
「ロシアとイランの地域的パートナーシップ」
「イスラエルは、シリアのロシア空軍基地への空爆という無責任な行動に出る前に、二度以上
考えるべきだ。」
「アメリカの2つの空母打撃群が地中海東部に移動したことは、ロシア側の適切な反応を引き
起こした。」
「極超音速ミサイル「キンザール」を搭載したロシアの超音速・全天候型戦闘機MiG-31Kが、
黒海上空の国際空域をパトロールし始めた(ミサイルの地中海までの飛行時間は6分)。」
「スエズ運河を通る商船の実質的な自由航行は現在麻痺しており、多くの商船がフーシ派の
攻撃を恐れてイエメン沿岸を避けている。」
「アメリカが「プロスペリティ・ガーディアン」作戦を開始」
「米国は新たな軍事連合を作り続け、自らのルールをすべての人に押し付けようとしている」
カザフスタン「ダルバザ=マクタラル=ゼティサイ」-将来性のある小さな鉄道 2024/01/08
「ダルバザ=マクタラル鉄道の新区間は、ユーラシア大陸の規模から見ればその長さは取るに
足らないものであるにもかかわらず、二国間および多国間の輸送回廊の最適化において重要」
「恩恵はカザフスタン、ウズベキスタンからロシア、トルクメニスタン、イラン、さらには
アフガニスタンやパキスタンまで、多くの国家に及ぶ可能性がある。」
中東、そして世界全体で「弱まりつつある米国の地位」 2024/01/07
「約2万人のパレスチナ人が死亡し、5万3千人以上が負傷したイスラエルのガザ戦争」
「ガザに住む200万人以上の人々の生活を危機に陥れた。」
「世界中でパレスチナ人の苦しみに同情する声が高まり、それに呼応するようにイスラエルの
野蛮な砲撃に対する非難が高まっている。」
「ワシントンの中東紛争への対応は、偽善の典型的な例」
「国連安保理決議22.12.23の採択に関連するすべての出来事は、アメリカ政権が国際社会全体と
対立し、パレスチナ人を殺すために事実上白紙委任状を与えていることを示している」
「ワシントンは国益ではなく、できるだけイスラエルを優遇したいという願望に導かれている」
「米国はこの逆効果の路線に大きな代償を払うことになるだろう」
ウラジーミル・テレホフ「2024年の米中関係に関する『グローバル・タイムズ記事』」 2024/01/07
「2023年11月2日にサンフランシスコで開催されたAPEC首脳会議の傍ら行われた米中首脳会談」
「この会談の主なプラス面は、開催されたという事実そのもの」
「会議の現実的な結果のいくつか」
「麻薬の生産と密売を取り締まる両国のサービス間の「協力関係を徐々に回復させる」」
「ワシントンは北京がメキシコの麻薬カルテルにフェンタニルの製造に使われる「前駆物質」を
供給していると非難している」
「米中首脳会談のもうひとつの実質的な成果は、ナンシー・ペロシ米下院議長(当時)による
センセーショナルな台湾訪問(2022年8月)の後、中断していた二国間の軍事的接触の回復」
「2023年12月21日、現米国参謀総長のチャールズ・ブラウン大将と中国側の劉振立上将が
オンライン会談」
「両国の軍隊が再び連絡を取り合うという事実そのものが重要」
「どの国の軍事部門も、定義上、「深い政治的」性質の問題を解決することはできない」
「中国は、国防省代表のビデオ会談の事実を、二国間関係を改善するための「前向きな、
しかし最初の一歩に過ぎない」と評価」
「ある種の「紛争前」の状況にある当事国の軍部代表が連絡を取り合うのは、少なくとも、
武力紛争に発展するような「偶発的な」事態の発生を防ぐため」
「外交政策や外交、貿易・経済協力」
「第一の「領域」についてはまだ目立った好結果が得られていない」
「2023年を通じて中国が米国の責任者であるアンソニー・ブリンケンの活動を批判的に評価」
「第二の「領域」の状況もあまり良くない」
「ワシントンの不満の主な原因は、対中貿易収支が常に巨額のマイナス(4000億ドル規模)に
なっていること」
# ↑自国経済の「脱工業化/金融化」を招く新自由主義政策を続けたことの結果でしかない。
# にも関らず、不都合/不利益を他国に押し付けようとするのが米国流外交。
# かっての日米貿易摩擦と同様な構図だが、中国は日本と違い、屈しないであろう。
「中国は、国際市場全般、特に米国市場における中国企業の活動に対する制限的措置が
ほとんど絶え間なく続いていることに強い否定的な態度を示している。特にハイテク分野」
「2023年12月末、米商務省は、最新世代ではないが、一部の生産設備ではまだ使用されている
半導体の同国への供給を監視する「監視プロセスを開始した」と発表した」
# ↑中国の技術力を過小評価している事に起因する誤った政策。
# 中期的に、中国は代替品を自国生産し、米国企業は中国市場へのアクセスを失う。
# i.e. 中国は、短期的問題に対処する備蓄等の方策を既に講じているだろうし、米国が
# (ロシアからのエネルギー供給を遮断して)欧州を脱工業化した事が裏目に出るかも。
# i.e. 第三国経由貿易による規制の「抜け穴」に「欧州ルート」追加の可能性もある。
平和構築者と人権擁護者の仮面を剥ぐ「アメリカ合衆国」 2024/01/06
「12月8日の国連安全保障理事会は、全人類にとってかなり悲しい、そして非常に教訓的な
出来事だった。この会合で、米国は拒否権を行使し、アラブ首長国連邦が提出し、97カ国が
支持した決議案を、大胆かつ無礼にも単独で阻止した。この決議案は、ご存知のように、
イスラエル軍によるガザのパレスチナ人に対する非常識で前例のない意図的な連日の殺戮に
終止符を打つため、即時の人道的停戦を要求するものであった。」
「拒否権を行使してガザの即時停戦を阻止したことで、アメリカはアラブ地域だけでなく世界中の
多くの友人を失った。また、人権が外交政策上の重要課題であると主張する信頼性も失った。
ワシントンは、平和の擁護者、人権の擁護者という仮面を完全に脱ぎ捨て、本来の利己的で
見苦しい姿を現した。」
「2023年第4四半期の南北緊張のクロニクル」第一部:韓国の行動 2024/01/05 **
「USSロナルド・レーガンが釜山に到着」
「済州島沖の南東海域で日米韓3カ国海軍演習」
「予定されている合同軍事演習のプログラム(ウルチ・フリーダム・シールドなど)には、
核戦力を伴う作戦の練習も含まれている。」
「米攻撃型潜水艦ミズーリが釜山港に入港」
「米韓両国は北朝鮮に対する「核報復攻撃」を想定した初の合同演習を実施することに合意」
「南の演習の激しさ」「1回限りの発射と攻撃的な声明に限定される北の活動と比較」
パキスタンの緊縮財政 2024/01/04
「国家による制限のない持続不可能な支出は、痛ましいほど低い課税基盤によってさらに悪化」
「十分で良質な国内生産の欠如は、輸入への過度な依存と、特に中間財から高額財の輸出不足に
つながる。」
「過去の借金の利払いがかさんでいる。」
「解決策は:
「IMFや経済理論家の答えは「緊縮財政」」。
政府は支出、特にエネルギーや消費に関する無駄な補助金を大幅に削減しなければならない。
増税を行い、課税ベースを拡大するための積極的な努力をしなければならない。」
「優先順位は常に歳出を抑制し、歳入を債務返済やおそらく生産的投資に振り向けること」
「パキスタンのような国での緊縮財政の問題点:
「国家が借金の返済に追われる一方で、国民は生活必需品を買うのがやっと」
「国際紛争と新型コロナパンデミックによって断絶されたグローバル・バリュー・チェーンへの
依存による前代未聞のインフレ:
「基本的な食料品の価格の高騰」
「交通費、エネルギー費、一般的な生活費も高騰」
「例えば、ガソリン価格の相次ぐ高騰は、ここ数ヶ月間、重要な政治問題となっている。」」
# IMFや「経済理論家」は新自由主義的な間違った提案をしている。「緊縮財政」ではなく、
# 「大幅な改革」が正しい解決策。特に税制改革。
# 国家債務の返済は、国家経済の再建の観点では、必ずしも優先すべき目標とは言えない。
# ただし、IMF からの不適切な政策強要の圧力を減らすという意味であれば、優先度が上がる。
「理想的な世界では、解決策は単純:。
「国家は徴税能力の拡大を積極的に追求しなければならない。」
「特に、農地所有者など、現在非課税となっている国民層に焦点を当てる」。
「国家支出を単なる補助金ではなく、公共投資に集中させなければならない。」
「問題は、取り巻く環境が理想的ではないということ」
「政治経済的な制約:
# 以下の「政治経済的な制約」の相当部分は西側諸国由来。e.g. 「有力者層」は西側と癒着。
「大幅な改革が行われない限り、特定の有力者層は常に課税されない。」
「第二に、実際の経済活動を生み出すための政府による投資は、この国の市場の状況によって
妨げられている。」
「この国で採算の取れる投資は不動産の分野だけで、それもその土地に建設するというよりは、
投機的な保有にとどまっている。」
# 「理想的な世界」での解決策: IMFや新自由主義「経済理論家」が反対する政策。
# 土地に、特に投機的保有や値上がり益に対し、重く課税。
# 不在地主的所有を解消する方向での「農地改革」を実施。
# 国内に代替品がある製品、特に贅沢品には高率の関税を設定。+輸入代替品産業の育成。
# 「トービン税」導入による資本流出規制、為替の乱高下対策。
# BRICS+ への接近(=「脱ドル」経済への移行)。
2024年大統領選で「ドナルド・トランプの勝利」を待ち望む(ママ)西側諸国 2024/01/03
# 原題: The West is anxiously awaiting Donald Trump’s victory in the 2024 election
# 本文の内容から、anxiously awaiting は、"待ち望む"より"不安視する" あたりが適訳。
# また、The West は、"西側公式言説" あたりに意訳した方が分かりやすいかも??
3週間ほど前、『ワシントン・ポスト』紙:
「トランプ独裁はますます避けられない。我々は偽るのをやめるべきだ。」
「米国は唯一の超大国であり、それゆえ世界を指揮するべきだと主張する新保守主義者の
イデオローグの一人であるロバート・ケーガンが執筆」
米国の政治アナリストの多く:
「トランプがNATOから脱退する可能性が高い」
「韓国から軍を撤退させるのではないか」
英有力誌『エコノミスト』:
「ドナルド・トランプは2024年の世界に最大の危険をもたらす」
トランプ:
「アメリカがヨーロッパで血と宝を費やすことは悪い取引」
「ウクライナ戦争を1日で終わらせ、NATOを破壊する」
「おそらく、ある国への攻撃はすべての国への攻撃として扱うというアメリカの約束を反故に」
「イスラエルを支持する可能性が高い。」
「台湾を放棄するために中国の習近平国家主席との取引に応じるかもしれない。」
政治学者:
「内紛の危険性について語る者も増えているほど、アメリカの分極化は進んでいる。」
リチウム戦争-EUがウクライナ戦争に積極的なのは「リチウム」が目的か 2024/01/03
# cf. 別の訳∈NEO⊂耕助のブログ
「EUがキエフのゼレンスキー政権を支持している謎が解けた。... なぜドイツが、特に
ミンスク和平のゴタゴタでロシアを裏切ったのか、.... リチウムである。」
「「エネルギー・モニター」の親会社であるグローバル・データ社は最近、ヨーロッパ最大の
リチウム埋蔵量はロシアのドンバス地方にあるというレポートを発表した。」
トルコ「地中海外交」を強化 2024/01/03
「トルコはイスタンブールからイスラマバードまで、4億2300万人の人口を抱える代替的な
経済統合を形成することを野心的な課題と考えている」
「エルドアンは積極的な中東・地中海外交を展開している。」
「ペルシャ湾アラブ諸国(アラブ首長国連邦、サウジアラビア、バーレーン、カタール)と
ギリシャへの訪問は、その明確な指標である。その中で、歴史的にも経済的にも複雑な矛盾を
抱えるトルコ・ギリシャ関係は特別な位置を占めている。」
「特に、キプロス島とエーゲ海の島々をめぐるトルコとギリシャの領土問題は未解決のまま」
「パレスチナとイスラエルの軍事衝突に対するアンカラとワシントンのアプローチの両極性に
より、トルコとアメリカの関係には新たな緊張」
「エルドアンは、ギリシャとの関係における緊張の激化を許すわけにはいかない。」
「トルコとギリシャは「善隣友好宣言」に署名し、両国間の信頼回復と望ましくない危険要因や
軍事的緊張を排除するための措置に合意した。」
アメリカの「耐え難い束縛と重荷」の下にあるヨーロッパ 2024/01/02
「欧米の戦争マシーン」はパニックモード 2024/01/02
トルコ:「野心とチャンス」のバランス 2024/01/01
中立の日、おめでとう-トルクメニスタンはなぜ「積極的中立」を必要とするのか? 2023/12/31
グルジアは「EUの夢の列車」に乗るため、何を妥協し、諦めるつもりなのか? 2023/12/31
ロシアとイラン「中東と南コーカサスにおける地域安全保障へのアプローチを比較」 2023/12/29
プーチン大統領のサウジアラビアとUAE訪問ー地域の反応 2023/12/29
アメリカ友好の代償 2023/12/29
「パキスタン指導部が数十万人のアフガン難民をアフガニスタンに強制送還するという決定を
下したことで、2年以上前にパートナーと呼んでいた人々に対するアメリカの蔑視が明らかに」
「パキスタンでタリバンから避難し、アメリカに頼っていた元担当者たちに対して、ワシントンは
何もしなかった。」
「ボイス・オブ・アメリカによると、イスラマバードは ...ほとんどの関係者を特定できず、修正
するために文書をアメリカに返さなければならなかった」
「ソマリアにおけるロシアの無償穀物」 2023/12/29
-米国が爆弾を投下する場所に、ロシアは食糧を投下する
バングラデシュの政情不安 2023/12/28
「エジプト」-新しい大統領、古い問題 2023/12/26
「北朝鮮が人工衛星を打ち上げ、緊張がエスカレート」-衛星能力とロシアとの関連 2023/12/25
インド洋における「ロシアのプレゼンス拡大」 2023/12/24
ウラジーミル・テレホフ「習近平のベトナム訪問」 2023/12/24
トルコ「資金流入の増加」に対応 2023/12/24
湾岸諸国とトルコ「まだスタート地点に立ったばかり」 2023/12/24
トルコ「危機深化と経済減速、そして米国による制裁の脅し」 2023/12/20
バイデン政権がヨーロッパで戦争を煽る理由 2023/12/20
北京で第24回「中国・EU首脳会議」を開催」 2023/12/19
タイ「中国との共同高速鉄道建設を加速へ」 2023/12/19
パキスタン・アフガン危機 2023/12/18
トルコとイラン「新たな関係の可能性」 2023/12/17
ウラジーミル・テレホフ「インド5州における議会選挙の結果について」 2023/12/16
ワシントンの「中国封じ込め」政策に飛び乗るインド 2023/12/16
「IMFのアルゼンチン・クーデター」-金融エリートがひとつ取り戻す 2023/12/14
台湾「『選挙戦前の風景』から見る外交政策」 2023/12/13
台湾をめぐる対立に備えつつある「アメリカと日本」 2023/12/13 ← cf. →別の和訳 ∈NEO
ワシントンに打撃を与えた「プーチンの中東歴訪」 2023/12/11
凍りつき、深刻な経済危機に瀕するヨーロッパ 2023/12/11
「中央アジアのエネルギー」-古くからの矛盾と新しい傾向 2023/12/11
サミット前夜の「中国とEUの関係の現状」について 2023/12/10
中国封じ込めに執着するアメリカ 2023/12/10
直近のOSCE閣僚会議に関するコメント 2023/12/09
イランはアメリカの標的にはならない 2023/12/07
「プサンで開催された日中韓外相会談」-そのすぐ近くにいた北朝鮮 2023/12/07
「COP28」-あるのは新植民地的利益のみ 2023/12/07 →傍証になる記事∈ZH
フィル・バトラー「壁に経済の記述 -プーチン教授がチョークを握っている」 2023/12/04
# ↑ cf. 別の訳∈NEO⊂耕助のブログ
「米国務長官のソウル訪問を受けて」-反ロシア圧力の新ラウンド 2023/12/04
再び悪化する「ミャンマー情勢」 2023/12/02
「AUKUSプラス」の地政学 2023/12/01
「新たな鉄のトライアングル」の誕生: 国際的な反応 2023/12/01
「新たな鉄のトライアングル」の誕生: 主要サミット文書の分析 2023/12/01
「新たな鉄のトライアングル」の誕生: 期待とイベントコース 2023/12/01
ガザでの戦争と危機を緩和するための「エジプトの努力」 2023/11/30
パキスタンの地政学的難題 2023/11/25
米国の最新「拒否権」-偽善か、均衡行為か? 2023/11/23
「東インド・キャンペーン」 - ヒンドゥスタンの植民地化 2.0 2023/11/22
「アメリカ - インド - オーストラリア」-アメリカの「チェス盤」の駒と駒 2023/11/22
イランとアラブ世界の結びつきが強まる理由 2023/11/20
ハビエル・ミレイ:←筋の悪い経済理論の唱導者だという見解←「ごもっとも」^^;
アルゼンチンの政治情勢を一変させかねない、メディアに後押しされた謎の人物 2023/11/20
# ↑ 2023-11-21時点では、既に「政治情勢を一変させ始めた」状況に進展した。
# ↑cf. 就任後半年の経済運営実績:アルゼンチンの鉱工業生産は16%以上減少
ガザ地区の紛争とその地政学的意味合い 2023/11/19
岸田首相の東南アジア歴訪 2023/11/19
ニューデリーでの米印閣僚対話を受けて 2023/11/19
イスラエルに「殺戮を止めるよう求める世界の声」は効果ゼロ 2023/11/18
またしても、トルコの投影に「トゥラン」が... 2023/11/18
「フィリピンと中国の領土問題」における米国の役割 2023/11/18
二兎を追う--「『大陸アジア』で無益な戦いをするマクロン」 2023/11/17
アメリカと中国に挟まれたオーストラリア 2023/11/14
# ↑オーストラリア人であるケイトリン・ジョンストンは、自国政府の対応に批判的。
バイデン「ラテンアメリカでの中国対策に目覚める」 2023/11/14
ウラジーミル・プーチンが言わないこと 2023/11/14
ヴィクトール・ミヒン「危機解決に向けて徐々に前進しているスーダン」 2023/11/11
ウラジーミル・テレホフ「AI(人工知能)サミットに招待された中国」 2023/11/11
ジブチ:「アフリカの角の小さな国家」が地政学上の重要拠点に 2023/11/09
ガザの戦争で孤立を深めるアメリカとイスラエル 2023/11/09
#↑国際人道法(≅戦時国際法)に公然と反する非道/無法が酷すぎるから当然。
アメリカはなぜイランを標的にするのか? 2023/11/09
北京で開催された「第19回東京-北京フォーラム」:世界政治は暗いことばかりではない 2023/11/06
GCCとASEANによる「歴史的なリヤド・サミット」とその成果 2023/11/05
「中東紛争と朝鮮半島」その3:破られる可能性のある封印 2023/11/04
「中東紛争と朝鮮半島」その2:韓国の懸念 2023/11/03
「フィリピンを東南アジアの『ウクライナ』に仕立てあげる」アメリカ 2023/11/03
米・EU首脳会談についてのコメント 2023/11/03
クリストファー・ブラック 「崩壊する国際法」 2023/11/02
# 「The West が「国際法をまともに扱わない」のは「今さらな事実」でしかないが。
「ガザの地獄」-新たな新世界秩序の戦略 2023/11/01
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