老朽化で取り壊されることとなった越前市民センターの別館中ホール。
昭和36年(1961)たけふ菊人形開設10周年記念の年に文化会館として建設。
菊人形開催時は、大劇場と名称を変えて、香り立つ美しい菊人形館とお客様を二分していた。
そして、その大劇場の最期を華々しく飾ったのが、OSK日本歌劇団の「紅に燃ゆる ~真田幸村物語~」の公演である。そんなOSKの思い出を交えながら、私なりに好みの座席とともに大劇場の思い出を振り返ってみたいと思います。
まずは、菊人形公演大劇場使用としての座席表です。
一階/534席、二階/150席、合計684席。 二階席下が立ち見スペースとなっています。
(中ホール機能としては、二階センター後方にあと三列あり(と-13席・な-14席・に-15席)合計726席。
たけふ菊人形の歴史年表をみると、OSKがレビューを上演するようになったのは昭和55年(1980)の第29回菊人形からですから、ちょーど私が20歳になった年ですね^^ その翌年の冬は「五六豪雪」として大雪に襲われた年でもあったため成人式が春に延ばされました。
大昔^^;;;は、立ち見席は無料だったので、お小遣いが乏しかった私は立ち見専門で舞台を眺めてきたのですが、時代の流れでいつしか立ち見も同価格の有料制になっていきます。
二階席の様子です。
二階の最前列センター席前に立って舞台を眺めると、こんな見晴らしよく観劇できる感じです。
近年、二階で観劇される方は、よっぽどお客様が入らない限りあまりいないものですから、誰にも邪魔されずに静かに観劇されたい方にはいい場所でした。
でも、最前列に座っての観劇は、墜落防止の柵が視界を妨げてしまうのが難点でして、誰の邪魔にもならないからといって立って見てますと、ライトの影になってしまうので座ってください!と指摘が入ります。(はい^^; 私も勢い余って立ったら注意を受けたことがあります・・)
センターブロック席前を外して立ち見する分には注意されることもなかったですから、上手の端っこに立って舞台へ拍手を送ることも昔は暫しでした。そういえば若かりし頃は、ある意味、これは邪道な観劇方法だとは思いますが、場面によっては、二階から一階立ち見へ階段をダッシュしたこともありました。ったく、せわしない私はアホなファンでした~^ね^;;;
大劇場の思い出は、一階へと続きます。
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