平成28年7月10日参拝
・新保 白山神社 ( 滋賀県高島市 マキノ町新保 )
・行過天満宮 ・ 阿志都彌神社 ( 高島市 今津町弘川1707-1 ) 境内社 / 白山神社
・宮野 白山神社 ( 高島市 今津町宮野362 )
・上弘部 白山神社( 高島市 今津町上弘部118 )
◆新保 白山神社 ( 滋賀県高島市 マキノ町新保 )
JR湖西線のマキノ駅~近江中庄駅までの中間地点近くに位置している。琵琶湖を望みながら注意深く眺めていると、畑が続く景色の中にこんもりと小さな森を遠くに見つけることができるはずだ。
歩けば、近江中庄駅から約25分程、マキノ駅からだと約30分はかかる距離でしょうか?
琵琶湖湖畔を走る湖周道路から少し離れた田畑の中に、線路側を背にしてお社が鎮座している。
三本の御柱に見立てた杉が高く後ろにそびえていて、木々から光差し込むその光景がとても神々しい。狭い境内ながら、緑にこんもりと包まれている景色は胎内にいるような安心感があった。
◆行過天満宮 ・阿志都彌神社 ( 滋賀県高島市 今津町弘川 1707-1) 境内社 / 白山神社
今津宮の森公園の中に神社の境内が広がる。公園の前には自衛隊の今津第四宿舎が立ち並ぶ。
境内鳥居は、南(正面)と東にあるようで、南に長い参道が開けていた。
訪れたのはどうも東側の鳥居からだったのか、鳥居の扁額には天満宮とあったような^^;
社殿の扁額には「行過(ゆきすぎ)天満宮・阿志都彌(あしづみ)神社 」の名が並んでかかる。
倭名類聚妙に登載された当郷社附属の八部落神社
白山神社(南生見) 熊野神社(蘭生) 白山・降宮神社(上弘部) 日吉神社(下弘部)
八雲神社(大供) 日枝・大水別神社(南浜) 住吉神社(中浜) 小海・大浜神社(南新保)
境内社/白山神社(稲荷神社裏) 境内社/稲荷神社(本殿裏) 神社本殿(正面)
以前こちらの白山神社は、北生見・南生見地区に鎮座していたようですが、地区周辺が国有地(自衛隊演習地)となってしまったため、神社ともども弘川地区へ移転してきたようです。
◆宮野 白山神社( 滋賀県高島市 今津町宮野 362)
社伝によると創建は、土御門天皇正治2年、加賀国白山権現を勧請し、産土神としたのに始まる。
また奈良時代既に白山日咩神社の分霊を勧請とも伝えられる。
元亀2年、織田氏の兵災で社殿の焼失を見るが、天正2年再建し現在に至っている。
明治2年権現号を廃し白山神社とする。明治9年村社に列格。
以前からの参道の姿はそのまま残されてはいるが、舞殿の前を横切る298号線の道路に境内敷地内を大きく分断されていて、境内内ながら車が激しく行きかう。
今日は、参議院選挙の投票日。投票場となる会議所がすぐ横にあり、舞殿前は車でごった返していた。
手水舎 / 昔の社務所?(現在は倉庫)
舞殿 境内社/五所神社(舞殿右奥)
白山神社
社殿周りだけ、昔の風景の面影をそのまま残していているような雰囲気です。
うっそうとした木々の枝が社殿を覆い囲むようにしながら目の前の騒々しさから守っているかのようです。
◆上弘部 白山神社 ( 滋賀県高島市 今津町上弘部 118)
祭神 / 伊邪那美命・宇賀之御魂神・市杵島姫命 境内社 / 稲荷神社(社殿左奥)
社伝によれば、以前は上弘部地区の西、藺生(ゆう)に白山神社は鎮座し上の宮と称され、現在地に鎮座する降宮神社(祭神字賀御魂神)を下の宮と称し尊崇されていた。
明治5年本殿新造営の際にこちら上弘部字上野に鎮座する。嘉永4年創立の市杵島姫神社を合祀。明治9年村社指定。
上弘部地区の外れ、水田地帯の中に鎮座する。
境内の後ろ、北側には石田川が東西に流れ、神社前方には若狭街道(303号)が走っている。
街道を挟み、南側一帯には、陸上自衛隊饗庭野演習場が広がる。
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追記。
高島市内にまだ一社ありました~☆ 天満宮 ( 滋賀県高島市 マキノ町新保900 )
社伝によると、正保5年西京北の神社より勧請し、字宮前に鎮座したが此の地びわこ沿岸のため増水時浸水等の再々あり嘉永2年社殿を現在地に遷宮。昭和27年八雲神社・白山神社を当社に合併されています。
またの機会に参拝できることを願って~^^
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