。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

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紅蓮の大阪城

2016年06月15日 | O S K 駅

OSK日本歌劇団 『紅に燃ゆる〜真田幸村 紅蓮の奏乱〜 』   (近鉄アート館 6/9 ~12)

作・演出 はやみ甲 / 音楽 松岳一輝

出演者 / 悠浦 あやと ・ 楊 琳 ・ 遥花ここ ・ 香月蓮 ・ 城月れい ・ 華月奏  ・実花もも  
              由萌ななほ ・ 穂香めぐみ ・ りつき杏都 ・ 登堂結斗 ・ 成瀬未斗 ・ 天輝レオ

              特別専科 / 朝香櫻子  ・ 緋波亜紀

 


東京公演(5/27~29)・岡山公演(6/4~5)を戦い続けて、大坂へ帰還してきた真田軍!

はやく見てみたいと逸る気持ちを押さえながら主人とふたり天王寺の駅に降り立った。
大阪公演の2日目(6/10 昼の部)を観劇する。

昨年のたけふ菊人形公演 『紅に燃ゆる〜真田幸村物語〜』 の短縮バージョンは何度も観劇させてもらったが、この完全版は初演DVDもみていないので今回が初見となる。

思いがけない良席が取れたので、ここは主人と変わりばんこに座らせて貰うことにした(笑)。

武生で聞きなれた幸村の開演挨拶がながれてくる。あの日、あやとくんが^^うんっ!と最後に前を見据えて頷いた(ようにみえた)姿が脳裏に蘇ってきた。
あれから半年、どんな幸村像となって目の前に現れてくれるのかとても楽しみだった。

そして、それは声を発した第一声からしてもう別人28号となって暴れ始めた(嬉^^楽し)。

なんて、落ち着いた雰囲気ある声太の若者になったのだろう~。
一音一音がはっきり聞こえてくるので歌詞が聞き取りやすく、歌にとても余裕を感じる。きっと、その余裕が歌詞に込められた魂を気持ちよく届けてくれるのでしょうね^^、ストレートに思いを受け取ることができます。 (たけふ公演時は、喉が大変な時だったこともあるから比べるには難だけど・・)

幸村の演技にも必死さが無くなり、とても自然に振る舞う凛とした新生あやと幸村がそこに立っていた。

特に完全版を知らない私にとってはエピソード的なことだけど、奥様利世との仲の良さを見せつけられると、今までづっと幸村を支えてくれていた優しさが実際にも覗えるようで、ここ利世さんのハートの温かさが演技からも伝わってきて嬉しかった。懐の大きな奥様になりましたね^^。そして、それを物語る幸村が利世を抱き寄せた時の幸せそうなあやとくんの笑顔は本当に最高にカワユ^^;;;かった。

この完全版からは他にも知ることがいっぱいあって、特に^^才蔵って、実はこんなにも弾け飛んでいた役柄だったのですね^^;;; 初めて目の当たりにした私は暫しオッタマゲてしまい、ちょっと引いて着いていけなかった~(汗)。

そうそう、たけふ公演時の「幸村さまあぁあ~!」と叫ぶシーンは、あのままではそうなる成り行きに違和感を覚えたままだったのですが、なるほどこういう経緯があっての「幸村さまあぁあ~!」となるのかと今更ながらにやっとしっくり納得ができ感動致しました。

いやはや^^; たけふでは初めから度肝を抜いたかっこよさで登場されていたものですから、そればかりに目を奪われてしまいましたが、こうやって時間の経過と共に移り変わっていく心の格好良さが順に見えてわかってくると、

マジ! 楊才蔵って、ほんと^^ いいねぇぇ~~♪ っとなる。

それから、佐助れいさんにも、ちょっと度肝を抜かれた! こんなに いい女だったとは・・・^^; 
才蔵が惚れるのもそりゃ仕方ない。 ん、もぉ~、、、誰か早く教えてよ~^^;;;(笑)。

しかし私は、本心から幸村に惚れこんで魅せた武生佐助像のれいちゃんの方が好きだ!ったかもなぁ・・・^^; 大坂の佐助は、才蔵にこころ惹かれ始めているよねぇ~~。(っん?話の本筋としては、ほんでいいのかぁ~^^;;;)

それから^^それから、もっと武生と変わってみえたのは、櫻子の上^^淀の方様! 凄い母上ですね。

たけふ公演期間中は、張りつめた緊張感を一人して引っぱり続けていた櫻子さんの存在が大きくて、出演者みんなの淀母上みたいな感じでしたが、ここはちゃんと秀頼だけの母として豊臣家を守って生き抜く強さを貫きながら、母として女としての弱さの対比もみせて下さってとても感動しました。

ふと、我が母の姿がそんな淀君と重なってみえてしまいました・・・

 


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