。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

大好きをゆったりまったり楽しんで
のんびりのほほ~んと語っていきたいなぁ~

講談 旭堂南陵一門会 ~ 秘すれば花

2024年02月26日 | SAKURA特急

講談 旭堂南陵一門会

2024年2月11日(日)大津市伝統芸能会館 13:30~

 

では、涙のバトンリレーのつづきです。

「とーふ~♪ とぉーふぃ~~♬」と、豆腐売りの声が聞こえてきます。

 



南桜さんからバトンを受け継いで熱く語るは南照さんの『徂徠豆腐』の物語。徂徠(そらい)という学者が豆腐屋に受けた情けを返すという世話物です。うわぁ~^^;ん、また涙がとまらんぞ~~。

 

司会進行のみなみさんが、ものすごぉー上手なんやわ^^って紹介してくださる。どんな方かしらと楽しみに待つと、見たそのまんまの穏やかな雰囲気から発せられる一声からもぉー^^時めいてしまった。

 

うんうん^^そうそうと聞き覚えあるテンポの小気味好い講談口調に、これこれ^^これだと引き込まれていく~♪ そういえば、若い頃に初めて生で聞いた講釈師は皆女性だったことを思い出した。

講談の内容までは今となっては思い出せないが、ビシッとしたその姿から奏でられるシャキシャキとテンポよく話す話術とホロリとさせる間合いに惚れた。でも、高座おりたら^^普通の可愛い女性というギャップ性にも驚いたなぁ~。あんなにも話術で変われるんだと感心した瞬間。

 

話は戻りますが、お話に登場するお豆腐屋さんがなんとも言えず人情深くてネッ^^、そして、どこまでもいい人なの~。そんな人が本当に居るんだろうかと思ってしまうほどで^^;;語る南照さんを見つめながら重ね合わせてしまう・・・。

なんやかんやと忙しい桜花ちゃんやけど、ほんま講談もやってて良かったなぁ~~ってつくづく思うことしきりで、なんだか嬉しくってポロポロと涙^^;;;;;

すると、始まった早口で話し進むテンポのアレよアレ~♪  「修羅場読み」って言ったかしら、パパン!パン!パン!ってやつね^^v  オオッ@@☆と素早く聞き耳を立てちゃう。その独特の口調が一番好きだ。

カッコイイ~~☆南照さんの瞳もキラリと輝く~~♬ 
人物によって七色に変わる声も憧れるぅ~^^; そして、そのどれもが皆 カワ(・∀・)イイ!!


これにて徂徠豆腐^^一件落着^^v お中入りとなりまする~~m(__)m

 

 

さて、中入り後半はちょっと毛色を変えての幕開きとなりました。

南陵一門会では恒例化されている出し物のようですが、私は初めて体験する「立体講談」なるお芝居仕立ての講談が始まります。


西行 和歌伝説『鼓ヶ滝』
 語り手:南風
 演 者 : 西行 (南和)・お爺さん (南遊)・お婆さん (南璃)・孫娘(南鈴)

 

今から800年もの昔むかし、 歌人の西行さんが若き頃に体験したお話らしいです。

しかし、もぉー^^;;; 始まったとたん、ビックリまなこ@@!? 
へぇー!!! ほんなリアルな話が本当にあるんかいなと驚きながら耳を傾けていた^^?

まるで、ぽんぽこ^^ぽんぽこ^^;あっちこっちこづかれているような不思議な陽気さを楽しみながら、その時は創作劇だとばかり思ってたものやから、アホさ通り過ぎてまたまたよう泣かされてしまいましたが、後から『鼓ヶ滝』という講談が実際にあるんだと知った時は驚きよりも嬉しさ倍増~(^笑^))))

歌劇の世界もモノ凄かったけど、講談もなかなかどうして素敵なんですねぇ~~!

自分の無知さ加減を嘆いているよりも、更に知ることへの意欲を広げていこうと思いますわ^^もうなかなかお頭に蓄積していかないのが難題やけど、広く浅くの精神で進もうかな・・・^^;

 

っということで、本日講談のトリを務めるは南慶さんの『無事の出世』です。

この調子ですもの^^;;言わずもがな、しとしとと流れる涙に暮れていたのは隠しようがない現実。ただただ^^頷きながら、とめどもなく流れる涙を拭っては繰り返すばかりのこの身でした。

名は体を表すとも申します。南慶さんが醸す穏やかさと発する優しい音色には、どうあがいたって屈服するしかありませんものネッ^^; 

 

ふと、私ばかり変?と思いつ、周囲をみれば他に涙をぬぐう姿もちらりほらり伺えて、なんだかホッとしたりしなかったりで~^^;;;

 

とにもかくにも、講談って凄いんもんやー!ということがわかりました。

旭堂南陵一門会の皆様^^有難うございます。思いも寄らず夢いっぱい泣いてしまいました。また、ご縁がありましたらもっと泣かせてくださいねー!


そうそう、今回のことである検索をしていたら、お恥ずかしながらこの歳にして初めて知る言葉があった^^v 「秘すれば花」。


これは、能の理論者である世阿弥が書いた伝書『風姿花伝』の一説です。

秘すれば花なり、秘せずは花なるべからず(秘密にして隠すから花となる、隠さないと花にはならない)。芸事においては誰もが知る基本的な心得を語る言葉なんやそうですね。なるほど、世の中にはこんな繊細な言葉があるんだと感動したものです。

世阿弥の名言「秘すれば花」とは?『風姿花伝』や意味についてご紹介! | ワゴコロ (wa-gokoro.jp)

秘すれば花」かぁ~^^ なんて奥ゆかしくて悩ましい言葉なんだろう~~☆彡

 

 

おまけ。。。

亡くなられた旭堂南陵先生が作詞されました名曲ですやん~☆
南桜(桜花昇ぼる) さんが^^歌っておりますの「泣かせてください今夜だけ」~~(^^♪

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 講談 旭堂南陵一門会 ~ 涙の... | トップ | 白山神社めぐり足跡(坂井市) »

コメントを投稿