今年も、19日の公演観劇時にやってきた折に仲源寺にお参りに行ってきました。っても^^;仲源寺のことを詳しく知らべようと思ったのは、南座京都公演が終わって既に一段落した最近の事ですから、あの日だってまだなんも知らずに 「また去年お参りしたあそこのお地蔵さんに会いに行ってこんなぁ~~♪」みたいな乗りだったんですけどねっ(汗)
さて話は、またまた昨年の秋に戻るんですが、導かれるままに門をくぐってみたら、真っ直ぐに立っている可愛い石のお地蔵さんがすぐ目に付いてね^^思うところもあって三本の御蝋燭を掲げながら御線香も三本供えて手を合わせたのでした。そして、目を上げた瞬間、線香立てに何気なく並べ立てた横一直線の三本の線香の様が、まるで、洋舞での「ザ・カンパニー」を歌っていた三人の輝く笑顔と一致してきてしまって^^暫く呆然と香りたちながら消えゆくその煙の舞をとても愛しく眺めていたのでした。 (もしかして? あの三人はこの三人なのかもしらん???と、とんでもない妄想を・・・^^;;;)
正面に安置されている御本尊の目やみ地蔵さんですが、鋭い眼光がじっとこちらを見下ろしているのだけは分かったんですが、お堂の中は薄暗いゆえにガラス戸越しからの対面になるので日中はまともにはお顔が拝めないようですね。それでも季節による日の傾きの違いでしょうか、先日お参りした時には、なんとかガラスにへばり付きながらも薄っすらと拝見させていただきましたが、おっきなお地蔵さんなんですね~^^まるで、石のお地蔵さんのお母さんみたいでした。
そうそう、お顔が拝めなかったといえば観音堂の方もいっしょで、こちらもお堂の中が暗いゆえ正面前面がガラス張りなので、鏡を覗き込んでいるような感じで全く昨年の秋ではどなたが鎮座されているのかさえも分からなかったのですが^^;それがなんとなんと、千手観音だと確認できたのが今年の京都公演時だったのでした。それも、御本尊の地蔵菩薩さまに劣らず大きな観音様で、しかも目の前近くにそびえてたのでビックリしてしまいました。でも一番驚かされたのは、偶然にも子年生まれの守本尊でもある千手観音がこんなにも近くここに居てくださったことなんですね~~♪
幸せな気分に浸りながら、あの日のように石の地蔵さんに三本のお線香を供えようとすると・・・・・、
まあるい線香立には賑やかにお線香が煙を上げていたもので、一番奥の空いた所に並んで供えて手を合わせようと正面から眺めたら、手前に細い線香が三本横に並んでるんですね、その後ろに太めの線香が前に習えで行儀よく三本、そして、ぽしゃんの線香がまたまた三本。それもまだ供えてそれほど間がたっていない様子でした。
(あぁ、これはもしかしたら・・同じように想って下さる同士の方達か?)
時刻を見ると夜の部の開演時間も迫っていましたので、また来年ねっ^^と、お参りを済ませると足取りも軽く南座に向かったのでした。
仲源寺の門上には「雨奇晴好(うきせいこう)」の文字が掲げられて、参拝者を快く迎え入れてくれて、また温かく見送ってもくれます。
「雨奇晴好」・・・晴れても雨でも、自然の眺めは晴天にはとても美しく、一方、雨が降ったら降ったでその情景は素晴らしいのだということなんですね。「奇」は普通とは違って勝っているという意味なんだとか。『水光瀲れんえんとして晴れ方まさに好よく、山色空濛くうもうとして雨も亦また奇なり』の略。「晴好雨奇」ともいうそうです。
きっと、人生もそれといっしょなんですよ^^v がんばらんな~。
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