。。ぽぽしゃんの夢見るDonko列車。。

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のんびりのほほ~んと語っていきたいなぁ~

蓮如の里の物語

2020年10月08日 | 道先案内所

おはようございます。今日は朝からザンザカ雨です。。。

先日3日、今庄の芋が平にある蓮如上人のお隠れ跡まで登ってきました。

現在は、穴跡までの行き交った道も荒れ果てひっそりと静まり返っていますが、かつて人々が行き交った幸せな時期がここにもあったのです。

そして、たぶん今から30年以上もさかのぼった1989年、河原でバーベキューを楽しんだあの時から全ての物語が回り始めたように思えます。。。
当時を思い出すような記事がないかと探してみましたが・・

 

芋が平(2007.8.18)
http://queserasera-ri.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_3fb9.html

蓮如上人 蓮如窟(2010.11.7)
http://netishim.seesaa.net/article/197559710.html

芋が平の歴史(2012.12)
http://www.aikis.or.jp/~kage-kan/18.Fukui/Imajo_Imogadaira.html

蓮如の里(2013.7.16)
http://nipponn-daisuki.seesaa.net/article/436872245.html

蓮如上人御旧跡
http://www2.fctv.ne.jp/~zhunei/iseki/iseki.htm

芋が平集落旧写真
http://blog.livedoor.jp/meteor63/archives/51360855.html

 

 

さて、我が家のほんこさまは2日から4日に変更されたのですが、今にして思え2日は主人の母の祥月命日。そんなに日に父の症状が出て無事に入院となった運びです^^;(あっ、父の様態ですが2週間の入院予定ですね^^病名は「菌血症」と変わったのですが・・、尿路感染症とどう違うのか?ようワカラン^^;;)

とにかく、父には病院で養生しててもらうことにして、ほんこさまを4日に行わなくてはならない事情が起こったという事なのです。

父が入院した夜、母がポツリと先代のご住職と約束したことがあったと話し出します。それこそ20年以上もの昔、当時母が通っていた芋が平の蓮如上人お隠れ跡まで来てもらう段取りをほんこさまの時にしていたようです。しかし、そのご住職はそれから間もなく突然亡くなってしまって・・。どうやら今のお寺さんに代わりに行っていただきたいような^^;そんなことを夢みているみたいですね。

ほんなら、現在その穴跡がどうなっているのか見てこんなあかんやん^^!と奮い立った私は主人に頼んで連れて行ってもらう事に。。。

しかし、母の血圧の様態が悪化してから麓の蓮如上人像までは年に一度なんとかお参りに出向くものの、奥の山に入らなくなってもう10年以上にもなるかもしれません。今年春、知り合った方と一緒にお参りに来た時、二人連れの気丈夫さもあって、そろそろと車を奥に走らせ踏み入ってみたことがありましたが、途中から林道は土砂流れで地震の後のようにひび割れて進むことが出来ず引き返してきたことがありました。

でも、あの状況でも歩いて登ればなんとか辿り着けるのではないかと思ってのあの日の行動です。

久しぶりの山登りだと主人は意気揚々に歩き始めます。どうやら、ひび割れた林道は修復がされたもよう。車のタイヤ跡もあったのですが、ぬかるみにハマると恐く安全な場所に停めておきます。お隠れ跡までは確か主人も一度は行ったことがあったと思うものの、私にしても母に連れられ3~4回ぐらいしか歩いたことがなく記憶を辿りながら林道を登って行きます。

ところが、記憶にある林道は想像以上に荒れ果てススキ野化して、もし草刈がしてなかったらちょっと躊躇するような現状だったのですが、まるで今日訪れるのがわかっていたような草刈間際状態にちょっと感動してしまいました。しかし、それも案内看板があるところまでだったのです。

 


ピンボケ写真で申し訳ないのですが、以前はこの先もづっと車で進むことができた開けた林道でした。ここからは、脇丈ほどもある草をかき分けながら獣道を歩くが如く主人の後ろについて登っていきます。

  

ここもね、昔はちゃんとした細い登り道がくねくねとあったのですが・・今はなんも見えない山肌と化して、登るのはなんとかなっても降りる時は足元が見えず怖かったですね。ちょーど、倒木が見える根元にお隠れ跡の穴があります。

  

お隠れ跡付近は、意外に荒れ果てた様子もなく変わりはなかったのですが、さすがに、穴の中は無残な状態で・・・^^;;;蓮如さまが、、ガックリ傾いて倒れる寸前で、いつからそんなんして待っていたのかと思ったら^^; なんとか起こしてはきたけれど、土台が崩れていたのでいつ何時また傾いてしまうかもしれない状況・・。でも、私に出来るのはここまででやむなく下山してきたんだけど、、、

ここ数日、目の前で見てきたこの意味は、何なんだろうかとづっと思い続けていたわけで~~

こんなふうに人々の歩みが滞ると、こんなにも荒れ果ててしまうことには間違いないのだけど・・

でも、いつかまた光を背負って現れる誰かを、蓮如さんは穴の中で辛抱強く待っているのかもしれない。

 

さて、ほんこさま当日、順番最後の我が家。お寺さんも早く帰宅したかったかもしれませんけど~^^;

母にしたら順番に追われて^^;そそくさにお経様をあげられるよりは、じっくり腰を据えてあげてもらいたい思いもあったんだと思います~^^; そして、あれも話したい、これもよく見て頂きたいと、芋が平の蓮如上人のお隠れ跡へお参りしてた頃の写真を準備万端に並べ広げながら話し始めます。蓮如さまの写真にお経も頂いておりました(まあ^^;お参りしてほしいとまではマダ言えなかったようですが^^;;;)。


なんか、、忘れていた記憶を思い出してみながら取りとめもない話で長くなってすみません。ここまで読んで頂いた皆様^^ありがとうございます。

 


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