本日はお寺の年一度の行事「報恩講」の最終日でした。こちらでは「ほんこさま」と呼ばれて親しまれています。(別に毎月27日にはお道場にて同行衆だけで「おこさま」も営まれています。)
報恩講とは
字の意味からすれば「恩に報いる集まり」ということですが、浄土真宗で言われるのは親鸞聖人のご恩に報いる集まりのことです。
浄土真宗をひらかれた親鸞聖人は、弘長2年(1262)11月28日に90歳でお亡くなりになりましたので、その11月を中心に報恩講は開催されています。
報恩講は親鸞聖人のご恩に報いる集まりなので、親の恩に報いるには親の喜ぶことをするように、親鸞聖人のご恩に報いるためには親鸞聖人の喜ばれることをすることが大事です。まず親鸞聖人の喜ばれることは何かを知り、それを実行するのが報恩講です。
さて、年一度の行事ながら、お寺さんが来ていただけるとなると、なんやかやともうそれだけで朝から慌ただしく一日が走り始めます^^;;
この期間、数日かけ同行のお家を順に巡ってくださいます。当初、10月2日午後一番が我が家の順番となってましたので、おお^^v凄いジャン、ちょーど中秋の名月と重なり偶然にしてはイイ予感^^と喜んでいたのでした。
、、、んがぁ~~~~~
お寺さんを迎えるために、両親と早めの昼食を食べようとしていたその時でした。
父が、急にガタガタと体全体を振るわせにかかったのです・・。ブルブルやないのです、もう本当に地震みたいにガタガタとです。そう、ロボットが壊れるみたいに~^^; アッ、これは6月の最初の時と似ていたもので、即、かかりつけ医に連絡したら、救急車を呼んだ方がいいということ。ほんなもん、来るの待ってるぐらいやったら今すぐ車で病院へ飛んで行った方が早いと判断、なんとかまだ歩けた父を乗せて走った。だいじょうぶ意識はシッカリまだある^^;
もうすぐお寺さん来るで後は頼むと母をひとり残してきたのですが、後で聞いた話、血圧が上がってきた母はすぐさま断りの電話を入れたらしい^^;( 仏様のお祭りの日なのに、枕教をあげにくる葬式みたいで縁起が悪いやないか~と^^;;;)まぁ~、それはそうや!!!
さて、私と父は無事に病院へ到着。動けなくなった父を車椅子に移動させて病院内へ、すぐさま検温、37.7度(家を出る前は36.5度)こうなるとコロナ検査第一となる(オイオイ^^;もう3回目やで尿路感染やってもぉ~、見ればわかるやろが!)車いすごと別室へ運ばれる。私も一緒に同行^^;そのうち父の熱はどんどん上昇。1~2時間ほどで40度近くに達する!しかし、意識はしっかりしていた。何本かの採血、検尿、点滴をしてもらう頃には様態も徐々に落ち着いてきて身体を動かせるまでに回復^^;げんきんなもので体温も平熱に急降下~♪
しかし、腎臓に潜入した細菌を死滅させてしまうまでは帰れないので即刻また入院です^^;;; 今回はコロナのPCR検査も、結果は翌日なのでその夜は個室で隔離されていたようです。(まだハッキリしませんが一週間ぐらいで帰宅できるかな^^?)
急性単純性尿路感染症の原因の80%は大腸菌で、残る20%は尿の出口付近に常に住み着いている細菌によっておこります。慢性複雑性尿路感染症の原因ではやはり大腸菌が30%と多いのですが急性単純性尿路感染症ほど多くはなく、残りの70%は弱い細菌によるものです。一般に大腸菌は治療薬である抗菌薬で殺菌されやすいのですが、慢性複雑性尿路感染症の原因の70%を占める弱い細菌は抗菌薬によって殺されにくい、つまり治りにくい傾向があります。
という事で、おかげさまで^^父は元気に入院しております。。。
(しかし、この繰り返しばかりでは・・、なんかいい妙案ってないもんかしらね~^^;)
その後、お寺さんには再び本日一番最後に回っていただけることなり、お陰様で今年のほんこさまを無事に終えることができました。
当初は、なんでこの報恩講のタイミングで父が入院しなければならないのかと悩んだものですが、中秋の名月、そして満月と怒涛に流れたこの二日間でわかったことは、我が家は仏さまからも愛され守られているということです。そうなんですよ^^仏様までにもステキな夢物語を見せてもらったのでした・・・。
今更ながらにもう私って、本当に身をもって体験しないとなんも理解できないダメ人間なんですね~やんなっちゃいますわ^^;;;神様も仏様も呆れてるかもしらん~(汗)。申し訳ありません。ありがとうございます。。
もう夜も遅くなったので^^;そんなお話のつづきはまた明日にします。
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