『Burn The Passion 』 in 金沢

レビュー 『Burn The Passion（バーン・ザ・パッション）』        作・演出/吉峯暁子

     2011年5月28日（土） 17：00～ /  29日（日） 12：00～ 15：00～ /  北國新聞赤羽ホール

     出演者 /  高世 麻央・桐生 麻耶・牧名 ことり・真麻 里都・恋羽 みう・楊 琳・瀬乃 明日華・
　　　　　　　　　鈴峯 ゆい・愛瀬 光・妃那マリカ・城月 れい・舞美りら・遥花ここ・麗羅リコ・由萌ななほ

 

勝運は吉と成すか＾＾？ 強烈なタイフーン2号の追い風を受けながら、未開の地、金沢での公演です。

して、妹に用意してもらった席ですが、あまりにも舞台に近かったものですから、ここからどんだけ冷静に全体が見渡せるかしらと思ったら、現実ちょっと面喰ってしまいました＾＾；；；　ほんな不安なんか構うもんかと呟きながら舞台の幕は上がっていきます。

ヒェ～＠＠；；； 近っ！ っちゅうか＾＾； みんな、でかくないですか＾＾？ 圧倒されそうでした（汗）

あかんあかん、舞いあがったらアカン！と、自分自身に言い聞かせながら舞台に見入ります。（ったく、どっちが出演者なんじゃいと思ってまう心境ですね＾＾；；；）　だって、それほど日舞には緊張感が張りつめていたように思ったんですが、そう感じたのは私だけなんでしょうか。

15時からの千秋楽の公演だったのですけど～。なんか、見えなくていいものまで見えてしまうこの距離感っていうのは、嬉しいような恐いような・・・。そんな緊張感を解きほぐしてくれた「百万石音頭」の投入は、気持ち的にそのまま踊りだしたい衝動にかられる曲調でもあったせいか楽しい気分になれて良かったです。（この間から、今年はどこかの盆踊りに踊りにいきたいなぁ～と密かにひとり思ってたりして…。）　

でも、客席の手拍子の盛り上がりが尋常でなかったような感がありました。武生のやんしき手拍子と違って、テンポが速いんですものね～＾＾。もぉ、背後から覆いかぶさってくるような気配に、こちらも引き込まれ一生懸命たたく＾＾； みたいな ＾＾;;;;;（爆）

はいはい、そして、ラストの舞ですね＾＾ｖ　真顔に戻って指先までにも注意をはらうような張りつめた気合をもって楽しませていただきました。
終盤頃からはもう表情が緩んできてしまい、もう駄目だとばかり＾＾ニタニタ状態の私になってしまって（笑）。この本人さんの様子から察してとっても良かったんだと思います＾＾よ。（コラッ、誰がゆうとるんじゃ～）
ほやけど、後ろから眺めた全体的な様子はどんなふうに見えてたんでしょう。 とっても気になるあるね＠＠みんなちゃんと揃って綺麗やったんかしら？

休憩をはさんで、洋舞ショーが始まります。ようやく＾＾ここのお席にも馴れて気持ちも落ち着いてきたのか、始まったのっけから高世さんの笑顔にあのキラキラまぼろしがまた見えました！（すんません表現が悪いですね、まるで亡霊でもみえたような言い方ですが、）　
昨年の秋の沖田総司を見に行った時に、フィナーレで魅せてくれた初めてみる笑顔といっしょだったんです。偶然にも＾＾眺め見上げる角度も同じだったものですから、もしかして？この角度具合がちょーどいいんかしらとも思ってもみたりで（笑）、まじまじと見上げながら歌に聞き入る＾＾。

大阪公演の時は、今回のように千秋楽を見たわけではないので、大阪ん時もそうだったよと言われてしまうと身も蓋もないのですが、大阪で観劇した時と違って＾＾；　声のトーンが少し上がって明るく聞こえます。そして、高世さん独特の甘さの味付けが大盤振る舞いで発揮されていたものですから、とっても嬉しかったです。

この声が響く甘さ塩梅は桜花さんには無いものですから～＾＾；；； 　私個人としては、こちらのほうが好きですね＾＾って言っても、多数派御意見のいつもの堅めのトーンが格好よろしいと言われてしまえばそれまでですけど～（笑）

まあ＾＾、その時の気分次第で声の張りも違ってきますから、高世さんにとって金沢の千秋楽は気持ち的にもとっても良かったんだろうなぁ～って思うことができます＾＾。

考えたら、あの日がやっと本当の千秋楽になったんだもんねっ。。。（して、検証して思うに＾＾； あのキラキラと微妙な声の使いわけを意識的にされているとしたら、これはもう凄腕ジゴロだわ＠＠；）））））

この洋舞ショーは、高世さんのみならず、他の出演者みなさん、とっても楽しそうに踊っている様子がバンバン伝わってきていたように思いました。
やっぱ＾＾前で見ないとあかんのかなぁ～とも思いましたが、可愛いのにクールさを発揮してる里都ちゃんまで、あまり見せない笑顔全開で踊ってくれているのをみちゃうと、ああ＾＾やっぱ楽しいんだと納得して、私も楽しめますね＾＾　

大阪では、懐かしさが先んだってしまって、ショーの醍醐味を味わうまでには到達できませんでしたが、金沢ではまた新たな「We Love Revue!」として楽しませて頂き、ありがとうございました。

We Love Re～vue～♪　We Love Re～vue～～♪　生きる 幸せを 歌うぅ～～～♪