『未来へ vol.3 ~華麗なるレビューの世界~』 2023.11.19(日)14:00 / アルテベル
大変お待たせいたしました^^第二部の開幕です。
も、も、もぅ~凄かったわぁ~~☆ 想像以上に感動の幕開き!
夢を育んでいた素晴らしき昭和のあの時代に一瞬でタイムスリップです~^^v
だって、だって、、乙女だったら誰もが時めいた歴史的代名詞あの「ベルサイユのばら」ですよ。あの荘厳な幕開きの前奏曲が天からドバーっと降ってきたんだもの^^; その重厚感をキャァ~~と思う間もなく両手で受けようにも受け止めきれず、零れ落ちた輝きは足元に散らばって光の湖となっていくのよ~~☆ もう@@それほど感動そのものでっす!
そうなんです^^オープニングは「ベルサイユのばら」ベルばらメドレーから始まりました。
ゴメンね、アホみたいに舞い上がってしまって^^; 当時は私まだ田舎の学生やったからTV媒体の映像でしか宝塚公演を目にしたことが無く、宝塚スターさん達が存在してる実感も無かったかも。なんせ、初めて生の公演を目にできたのは結婚する前に主人に連れてってもらった一回こっきりのみたっきりなもので^^;;;
でも、あの頃は何度も何度もTVで宝塚の「ベルばら」公演は繰り返されていたから、その度に画面にかじりついていたような思い出があります。目を閉じるとあの煌びやかな舞台を生で経験していないのに、歌を耳にしただけで映像の中に入り込んでいるような感覚になってしまいました(笑)。有難うございます^^v 血がたぎってしまいました。。。
この場面は宝塚三人だけによるメドレー歌唱でしたが、背景に煌びやかなセットが見えるような夢見心地が味わえて私はとても幸せでした^^v
「ベルばら」公演は昭和の初代に始まり、平成、21世紀と様変わり。そして来年は令和の「ベルサイユのばら」も予定されているそうです。このように歴史は脈々と受け継がれていくのですね。令和の「ベルサイユのばら」楽しみですネッ^^。
そんなお話しを交えながら、瀬戸内美八さんは昭和のベルばらに、紫鳳あけのさんと美苑えりかさんは平成のべルばらに出演されていたと自慢げ^^。ほやね、やっぱし「ベルサイユのばら」に出てたのよぉ~ってだけで拍が付きますものネッ(笑)。
その中でも、瀬戸内さん^^;「私^^アンドレやったのよぉ===333」って!!! めちゃ自慢するものやから~~~
えっ@@? そやったの^^???
私、昭和の「ベルサイユのばら」やったら実況録音盤のレコードみんな持ってたはずやわ^^と、家路に着くなり翌日さっそく懐かしのお宝の山を探しまくりましたって。。
うわぁ^^本当やった~! あった あった^^瀬戸内美八さんアンドレ~~☆
懐かしいです^^初代マリー・アントワネット役だった初風諄さんの退団公演の時ですね。ド忘れしててもて申し訳ございません m(__)m。
1976年(昭和51)、星組公演『ベルサイユのばらⅢ』に再度マリー・アントワネット役として特別出演。7月の同作品東京公演で退団予定だったが、8月月組東京公演『ベルサイユのばらⅢ』への出演が決定のため退団を延期、8月31日付にて退団。これは、長年初風が在籍していた月組生徒たちから「初風さんを最後は古巣である月組から送り出してあげられないか」との声があがり、歌劇団も異例の退団延期・月組公演出演を認めたため実現したものだった。(フリー百科事典『ウィキペディア』より引用)
そうだったのですか^^;この時の経緯は私は何も知るよしもなく初めて聞くお話でした。
でも、今回の公演で瀬戸内さんにお会いさせていただき気が付いたのですが、幸せなことに私このアルバム写真の主要人物4人のうち退団後の男役3人とお会いすることが出来たんですね。キャァ~あの頃の私に自慢してあげたいぐらいですよ(笑)。
まず、本日の瀬戸内美八さん^^ありがとうございます。桜花ちゃんのジャンヌダルク「ジュテームを君に」の公演時すぐ前の座席には榛名由梨さんが^^いらっしゃったの。そして、遠い昔むかし私の地元でバッタリ出逢ったのが鳳蘭さん^^;;握手もしてもらっちゃった。本当になんかとっても幸せだ~♪
長い人生だもの、巡り巡っていつか何処かではめぐり会えるものなんですね^^v
でもそれは、ご縁を繋いでくださる方がいればこその奇跡なんだと思うこの頃。
さて「ベルばら」ばかりで盛り上がってては先に進まないので、この辺にて~。
次からは、宝塚とOSKさんが組んでの夢のデュエットソングへと場面は展開します。
まずは、若い二人が飛び出してきましたよ。愛瀬くんとマリカちゃんの「LOVE」。OSK同期の二人でとっても息の合った歌を聞かせくれます。
この歌も繰り返し聞いた記憶があるだけに、曲のイントロが流れてくるだけで楽しかった思い出がパーッと蘇ってきますね。マリカちゃんの可愛い声も愛瀬くんと歌うとちょっと大人びて聞こえるようでした。
「輝く未来(ラプンツェルより)」を歌う美苑さんと友麻さん。このお二人はプライベートでも仲良しのお二人のようで^^歌の雰囲気も満点で、ハモルタイミング時には互いを気遣う優しささえも伝わってくるものだから、おお^^;って思いながら、でもその素晴らしい声はどこから出しているんだと友麻さんを見つめ直した!
紫鳳さんと桜花さんが描く「エメ(ロミオとジュリエットより)」。昨年の公演で共演された『黒蜥蜴』が御縁となったお二人のデュエットです。私はその配信映像で初めて知った紫鳳さんなのですが、気持ちを引っ張り上げてくれる高音の勢いあるエネルギッシュさが魅力でしょうか(「ベルばら」シリーズの「青きドナウの~~♪」には痺れたぁー)、桜花さんもそれに負けじと毅然として歌い上げてくれた姿がとってもカッコよかったです^^。
続いては、歌劇とは異色のサックスの響きにピアノの音が寄り添うコラボ^^v 「ヘミル」。そのサックスの音色に耳を傾けながら目を閉じると、左右の脳を交互に行きかう合う音の響きが物凄く心地よく感じられて聞き入ってしまいました。
でも、この心地よい「ヘミル」とはなんじゃらほいと調べてみたら、澄み切った世界を開こうという意味が込められた韓国語のようなんですわ。愛の物語りの先に見えるのは、きっとこんな澄み切った青空が見えるんじゃないかなとそっと囁きかけてくれていたのでしょうか^^。
さあ、そんなサックスの音色はただ優しいだけではないことを証明するかのように皆様を光り輝く情熱の世界へと誘っていきます。
待ってました!「グラナダ」です。。。
後ろ姿のシルエットがホリゾントに浮かび上がります。きゃぁ~^^桜花ちゃん? いや、違う!誰!? ほやった、ほやった、瀬戸内美八様^^!
これがマジほんとに凄かった。「グラナダ」を意識するようになってから、聴くたびにグレードアップされたものが天から提供されるものですから、どこまでもキリがない程なのですが、今回の瀬戸内さんの「グラナダ」はウットリするほどの素晴らしさで聞き惚れてしまった。声質も実にいいもんなぁ・・・。
さて、そんな夢をかき消すかのように風神の如く飛んできたのが「エル・クンバンチェロ」歌うOSKの男衆三人組。そ、そ、そうやな^^桜花ちゃんの歌を聞くならどちらかと言えばこっちやわと^^手拍子をしながら迎え入れ盛り上がる。あんまし楽しいものやから、歌が終わってから何とも言えないようなため息が漏れてしまった・・。
その後、はしゃいだOG様方のいっぷくタイムか^^;;未来のスターを目指す若いお嬢さん方のダンスが披露される。
洗礼された初々しい美しさが輝きを放っている姿をぼんやりと眺める。すごいね^^今から男役・娘役と目指す方向性をしっかり持っているのですね^^;そっかぁー、こんな頃からもうすでに娘役はしっかりしてるものなんだと思うことしかりで、男役は娘役に助けられて成長していくものなんだとこんな若い子達のダンスからも納得した。
場面一転、不思議な響きの曲調「ラモーナ」へと景色は変わっていく。瀬戸内さんがお歌い、美しい三人の娘役さん達が踊る。なんかわからんが、このメロディは自然と身体がクネクネと浮き立つ、初めての感覚やわ^^;;;
ムズムズしながらも、そのまま「魅惑のサンバ」のリズムにのって今ある幸せな時を全員で喜びあう^^客席も最高潮です^^v
そして、この公演「未来へ」のテーマソングになるのでしょうか^^? 静かに奏でられるピアノの調べによって kiroroの「未来へ」のメロディーが広い会場の隅々までに響き渡っていく~~♪
どこからか、一羽のモンシロチョウが現れる。やがて、舞台狭しとひらひらと舞い踊る若きモンシロチョウの群れ。そして、蝶々たちは自分の道を見つけて飛び去って行く~~♪(私の夢見た独自解釈~^^;)
そんな若き蝶々たちを見送りながら、みんなへの応援歌ソングにもなる「栄光の架橋」を紫鳳さん、美苑さん、桜花さん、友麻さんによって力強く歌われる。
そういえば、現役時代から桜花さんも繰り返し歌っていた姿を思い出す。大切な人へ送りたいエールであると共に、自分自身に投げかけたいエールでもあるんだろうなって思いながら聞いています。何度聞いても毎回グッと思いが込みあげてくるものがあるんですよね~。虹の橋がかけられた向こう岸にあるものっていったい何なんでしょうね^^;
最終章は、中島みゆきさんの「地上の星」を瀬戸内美八さんが気持ちを振り絞るように独唱。そして、その思いを受け出演者全員の大合唱をもって「世界に一つだけの花」の大輪をステージに花咲かせます^^v
こうして、未来を夢見て歩む人達へ向けた応援歌ソング「未来へvol.3」は華々しく幕を下すことと相成ったのでありました。。。
めでたし、めでたし、ちゃんちゃん。出演者の皆様^^大変お疲れさまでした。
楽しかったよネーと美八さん^^;
はい、とっても楽しゅう御座いました^^v こんなにも幸せな時間を頂けるなんて電車で向かう旅路では思い描くことができなかっただけに、頬っぺたツネリながら未だ持って夢見心地の幸せな日々を過ごしております。
「未来へ」宝塚OGの皆様・OSKOGの皆様^^本当にありがとうございました。
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