レスリングの伊調選手に対するパワハラで監督解任となった栄和人氏が、至学館大学の
レスリング監督に復帰した。復帰理由は、東京オリンピックを前に選手からの監督就任の要望
があったとの事。
一方、フイギュアスケーターの織田信成氏が、関大監督時代にモラハラを受けたとして、同大の
濱田コーチに民事訴訟をおこした。濱田コーチは女子の宮原、紀平選手を指導している一流の
コーチだ。
二人のコーチに共通しているのは、自分の指導方法は正しい。そして自分が気に入らないと
相手を無視したり切り捨てたりする。
今は選手を科学的に分析し、練習方法を検討する時代で、根性論だけでは伸びない。
プロ野球のコーチにも、俺はこうやってきたから、同じ練習メニューを取り入れるコーチもいるようだ。
スポーツ界の指導者は、昔とは環境が違う事を頭に入れて、使える自分の経験値を混ぜて
指導してほしい。