福岡県の老舗旅館で、大浴場の湯の取り換えを年2回しか行わず、保
健所の抜き打ち検査(去年11月)でレジオネラ属菌が基準値の2700倍あ
った問題で、2月28日に社長が謝罪会見した。
社長は謝罪会見で「レジオネラ属菌は大した菌でないと認識していた」と釈明。また消毒用塩素の注入を怠っていた理由が「塩素の臭い
が嫌いだった」と発言し、この社長は、お客様より自分優先であきれ
てしまった。
今は旅館営業を再開しているとのことだが、まず社長が辞めることが
先決だ。
昭和天皇も宿泊した老舗旅館の信頼を回復するには、まだまだ時間が
かかるようだ。