北海リサイクルセンターのお仕事

北海道にある産業廃棄物処分場の日々を中心に地域の情報や管理人の趣味を綴るブログ

外国の香り

2012-02-21 | 今日のお仕事



お土産をもらいました。

「少しだけですが、スイスの香りをどうぞ」と言って、このみさんが渡してくれたのが
オーガニックのミルクチョコレートでした。



このみさんというのは、冬期間のアルバイトとして北海リサイクルセンターへ
仕事に来ているベン・キャンベルさんの奥様。

北海リサイクルセンターへ産業廃棄物を搬入する馴染みの(?)お客様は、
ベンさんが働き始めた頃「外人がいるー!!」と驚かれていました。
それもそのはず、本別町近郊では外国の方の数は極端に少なく、大抵は
英語教育などの目的で住まわれている方がほとんどです。
それが処分場で作業しているのですから驚くのも当然のはなし。




    背が高いベンさん、ヘルメットを被ると何cm?


このみ&ベン・キャンベル夫妻はバイオダイナミック農法を取り入れた農業を実践する
ために数年前に本別町活込へ移住しました。

そんな2人がスイスで行われる国際バイオダイナミック農業会議に招待されたというわけ。

その経緯はベンとこのみ、シュタイナー総本部!?スイスのゲーテアヌムから国際バイオダイナミック農業会議にご招待頂く!!!!!WOW!に、このみさんが書かれています。

スイスでたくさんの人々に会い、物に触れてきた様子も多くの写真入りで紹介されているので
ぜひ2人のホームページを覗いてみてくださいね。

生活学校+バイオダイナミック・ファーム





    コンクリート破砕機で奮闘中のベンさん


お茶目で気さくなアメリカ人のベンさん。

先日いつもくる運転手さんが「○○(日本人の名前)いつからここで働いてる?」と
聞くので、「そのような人はおりませんが・・・ベンのことかしら」と答えると
「えっ!手を振ってるし髭もしゃもしゃだから、てっきり○○だと思ったー」とのこと。

クリスマスの頃には赤いサンタさんの帽子をかぶっていましたっけ。

残念ながら日本語をほとんど話せませんので、英語をほとんど話せない私とでは
お互い会話も進みようがありませんが、挨拶を交わすくらいはできます。
もしこちらへ来る機会があれば、ぜひチャレンジしてみてください。

春の畑仕事が始まるまでの期間限定となっております。


なお、ベンさんはこの冬ツルハシの柄を3本折った怪力の持ち主。
不用意な言動は注意です!

ユキ