森林政策学研究室の日々

北海道大学農学部森林政策学研究室で行われる活動や研究を紹介します。

学会迫る。

2007-10-23 20:46:50 | 調査・研究
網走の森林組合調査終了しました。
お忙しい中、1時間以上も調査に付き合ってくださった森林組合の皆さんに感謝しなければなりません。北大クッキー1箱じゃ足りませんね。
20以上の組合を訪ねていくとだんだん情が移って(?)、森林組合も時々悪者にされることがあるけれど、何だかかわいそうだなと思えてきました。
問題は互いに影響しあう関係性の中で生まれています。林業で食べていくことと、環境を守っていくことは本当に対立し合うものなのでしょうか。今回の調査で、現行の森林管理システムの機能障害を感じさせられました。
今後は、もう少し制度の勉強もして、感覚ではなく論理的に分析できたらいいなぁと思います。

今日のゼミでは、林業経済学会の要旨を発表したのですが、自分で作っておきながら、読んでいるうちに恥ずかしくなってしまうほどの内容でした。(明日提出締め切りなのに)

まとめようとすると、ウソになる。
でもまとめないと分かりにくいし、要旨になりません。
勉強サボるとこうなります。
最近になって、社会科学の奥深さに足が埋まり始めている気がします。




ほくと

※写真は、十勝調査のときに寄った豊頃町のハルニレです。

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