また楽しみです

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

同時に君の関

2017-05-29 10:34:22 | 健康

空気読んでねえっつうか・・・」
と負け惜しみにしか聞こえない。聞いてるかもしれないけど・・・、今度あのトオルの紹介でナンバラさんと君をセレブに仕掛ける企画を考えててね」
とホンジョウさんはいきなりぼくに向かってそう切り出した。
え?
あ、ああ、な、ナンバラさんからチラッとは聞いてます」
そう。
それで、その企画なんだけど・・・、簡単に言うと実はある団体って言うかあるNGOとのコラボみたいなものがその中心になっていてね。
ああ、シズクちゃんって・・・『ハチドリ倶楽部』って聞いたことあるかなあ?」
いえ、その、知りませんけど」

するとホンジョウさんはその企画とやらを得意げに等々と語り始めた。
うん、実は彼らここ1年ぐらいはちょっとあんまりメジャーに活動してなかったんだけど・・・、これからは活動を再強化して行こうっていう話がちょうど盛り上がっていてね」
と、ホンジョウさんの話によれば、その「ハチドリ倶楽部」とは地球温暖化への対策を市民レベルひとりひとりが真剣に考えてゆくことを訴え日々地道に活動しているNGOらしく、どうやらそこには環境省の補助金といったバックアップも付いているらしい。
環境問題の研究で著名な大学教授やミュージシャンなどがその中心となって活動しており、近年ではグローバル規模でのイベントなどにも参加しているとのこと。
そしてその活動のベースとなっているのが、南米に伝わるハチドリにまつわるおとぎ話を口コミで伝えてゆくことらしく、それによって一般の人々ひとりひとりの環境問題に対する意識を啓発していくとのこと。
『昔昔、ある森が火事になり、動物たちはみな逃げて行ってしまたのだが、一羽のハチドリだけがくちばしに水を溜め、ひとシズクひとシズクその火めがけ運んで行った』
基本その話はそこまで。
その後それを見た動物たちは?そのハチドリは?その続きを考えるのは皆さんです・・・、と言った具合に。
そんなハチドリの話をメタファーとし、わたしたちひとりひとりも何か大きな問題解決の為に立ち上がっていこう、と言うメッセージ。
そして今その「ハチドリ倶楽部」の活動は環境問題と言う枠組みを超え、世界の貧困や医療問題の解決へ、といった具合にあらゆる社会問題解決のメタファーへとして拡大しつつあるのだと言う。

ハチドリのひとシズクとミズカワシズクをかけて愛のひとシズクを訴える・・・、まあ今風にLOVEの頭文字Lでもじって『Lのシズク』キャンペーン?なんてところかな。
君をひとりのアイドルとしてブレイクさせると同時に君の関連グッズにその『ハチドリ倶楽部』を通じてのドネーションを絡めて行こうって言う企画でね。
それも誰もが自分のケータイから簡単に、寄付金をその価格に含んだそのグッズ購入がワンプッシュ?いやスリープッシュぐらいで出来るようにするって仕掛け。
そのグッズってのは例えば・・・、雫の形をモチーフにした勾玉のパワーストーンとか。
もちろんハチドリをイメージしたシズクちゃんキャラクターも作ってそれもバイラルに普及させ癌症護理ていくってわけ。
いわゆる世界初の『社会貢献型地下アイドル』ってやつだね。
まあ今のとこそんな感じで基本考えてるんだけど」
と、一気にホンジョウさんはその企画案をこのぼくの前でまくしたてるのだった。彼とぼくがひょんな(沖縄でのある)事件をきっかけに知り合った頃、彼はすでに末期癌に侵されている・・・、そうぼくに告げた。
当時彼は入院間際とのことで、仕事は特に何もしてはいなかったと言っていたが、その前職はなんと公安の刑事とのこと。
そしてそのこと以上にその後ぼくが一番びっくりしたのが、サカグチさんはなんとぼくが紹介したセガワさんの霊気治療により奇跡的にその癌細胞が消滅し、そのまま完治、そしてその前職とやらに戻ったことだった。
一度退職した公安職員がそう簡単に復帰できるものなのか?とその事実そのものを若干なりとも不思議に思いつつ、大方彼の上司あたりが彼の辞表を自分の机の中にでも仕舞っておいたとかで・・・、そのまた上の管理職に提出せずにそのままの復帰となった、とか?そんな人情系刑事ドラマのような展開でもあったにちがいない。
それからはぼくとしても、公安の刑事さんなんかにそう簡単に連絡するのも気が引ける?なんて感じで、それ以来半年近くサカグチさんとは音沙汰なしの状況だった。
トオルがセガワさんを訪ねただけならまだしも、そこにサカグチさんが偶然にも居合わせたとなると・・・、これはやはりどう考えても話が単純ではなさそうな気がする。
と、ふとカウンターを見れば、さっきまでそこにいたクドウはどこかへと姿を消していた。
そしてその代わりに目の前にはトオル時代のぼくのルームメイトのふたり、ナカバヤシさんにマキさん、それにナカバヤシさんの同僚のホンジョウさんがそろってカウンターに姿を現したところだった。


口調が急に

2017-05-22 12:18:29 | 健康

なんかぼくがダメみたいに言われNeo skin lab 電話てるけど、そもそもこの人がぼくらの先輩と出来ちゃって自分をふったんですよ!
しかもぼくはそのシーンまで目撃したんですからねえ。
あのタノクラがブリーフ1枚でベッドから出て来るのを!
しかもぼくの目の前でですよ!」
とついにキレたトオルがみんなに向かってそうまくしたてる。
マジで?
ミユキちゃんやられちゃったの?」
とハマグチが残念そうに顔を歪めている。
トオル!
このボケがはっきりしないからいけないのよ」
と今度はミユキがそう反撃に出る。
なんでだよ?」
とトオルも逆上している。
アンタよく言うよ?ってあたし知ってんだかんね、よくコバヤシたちとナンパしてやってたの。
知らないとでも思ってんの?」
ナンパ?
い、いいじゃねえかよ、し、知らねえヤツなんだし。
オ、オマエはぼくらの先輩とやったNeo skin lab 電話んだよ!
それも商社に内定して???、そこにまたソイツがいたもんだから、気にいられて媚びようとでも思ったんだろう!」
タノクラさんとは???、もう別れたっていったでしょう」
とミユキの口調が急に暗くなる。
知るかよ。

でも、な、なんで?」

彼女がいたの!
ずっとあたしのこと好きだったけど、あたしがトオルとつき合ってたからその間に会社の同期の娘とつき合ってたんだって。
それで結局その娘を取ったのよ」
なんだよ、したかっただけじゃん?」
トオルは吐き捨てるようにつぶやく。
あのお???、ミユキちゃん?
でも、なんでまたこのトオルとつき合っていながらその先輩と出来ちゃったの?」
とナカバヤシが間に割り込んで核心を突く。

それは???、トオルがね、あたしが内定した友だちやその会社の先輩たちと旅行とか行くって言っても、『行ってくれば~?』とか言って全然無関心だし、それもクリスマスとかにだよ!このオトコったらもう」
よく言うよ!
だいたいクリスマスにソイツらと旅行行ってもいいですか?なんて言う時点でおかしいのはそっちの方なんだよ!」
とトオルの言い分ももっともなのだが、まあそういうオンナ心にこの青年は鈍いのだろうとマキは思いつつ、深くうなずいている。
それにあたし???、タノクラさんのことは別に好きだったって言うか、あの人が凄い積極Neo skin lab 電話 的でずっとあたしのこ


なんかに行

2017-05-08 11:19:41 | 健康

なんかなあ・・・、倦怠の夫婦みたいだなあ?あのふたり」
とナカバヤシ。
まあ、それも仲のいい証拠ってことで」
とホンジョウは泡盛を噛み締めるように味わいながら、
なあ、ナカバヤシ?」
と尋ねるように言う。
何?」
俺、ここ数年かなあ、たまに思うんだよ」
だから何を?」
ああ。
結婚もしないでずっと好き勝手なことばっかしてきただろう?」
そうだなあ」
ひとり暮らしにも慣れてさあ、掃除や洗濯、料理もそこそこ自分で好きな物なんかも作れるようになってきたりしてさあ。
車にオーディオやインテリア、欲しいものだってまあ、大体は揃えちまったって感じで。
ほら、オンナとかと一緒に住んだりすると自分の好きじゃないものとかが家の中に増えてきたりして嫌だったりもするだろう?」
まあな」
生活のリズムなんかもそこそこまあ、心地よい感じに出来てきたりしてね?」
いいんじゃないの、そう言うの?」
週末とかはひとりヨガなんかに行って・・・、読書したり、映画観たりして」
それで?」
それでまあ、なんか生活がね、どんどんとシンプルになってきYumei好用て・・・、でもなんか、退屈なんだよな、そう言うの」
なんだそれ?」
なんなんだろう?
どんどん煩わしいことはカットしてスリムになっていって。
ストレスってのはあまりないと思うんだ。
まあ、仕事以外って意味なんだけど。
でもね・・・、それがただ俺には最近あまり面白くないって言うか・・・、早い話が退屈なんだよ。
そう、まあシンプルに言うとね。」
オマエそれ、鬱病じゃないの?」
やっぱ、あれだな・・・、ああいう風にムキになれるってのが、若さの証だね?」
とホンジョウがうなずきながらしんみりとそう言った。
あれでまたセックスが盛り上がるんだよなあ」
ハマグチ。
あんたは全部そっちかよ?」
とマキが呆れたようにハマグチを見る。
って、そう言えば自分はかれこれどれぐらいしてなかったっけ?なんてそもそもそういったことへのパッションそのものがこのところ自分の中では枯れているのかも?そうマキはすぐに反省し、
確かにまあ、ああ言うアツいの見て、ちょっとうらやましいって思うこと自体ちょっAmway呃人 と危険信号かもね」
と弱気のひと言。