2011年に完成した、家族4人が住む小さな家 マニハウス
10年目たった今年(2022年)の年明け早々、新年会という事で?伺いました。
家のまわりを木々に囲まれたこの家は、完成時でさえ外からの写真が撮りにくかったのに、木々が成長しますます撮りにくくなりました。
前回訪れたのはちょうど4年前、取材があった時です。
その時の取材は、この本になっています。
その時にお子さん達の姿も写っていますが・・・
4年経ったらビックリするほど背が高くなって大人っぽくなっていました。
しばらくみないうちに大きくなっている施主のお子さん達の姿に、「時間」を感じざるを得ません。
自分も歳をとるわけだ。。という事を痛いほどにたたきつけられます(笑
10年という歳月は、人間だけだなく、周囲にも家にも等しく積み重なります。
窓の外の目の前の木々は、もうちょっと小さくて木の上のほうに空が見えていましたが、今となっては、葉が茂ればそれは見えず、”森の中の一軒家”のようです。
この2階にいると、なんだかツリーハウスのように感じてしまうかも。。
家も、そんなに変わらないように見えても、すっかり落ち着いた感じがします。
家という「物」ですから、言葉としては「劣化」「風化」「よごれ」「変色」という事になるのかもしれませんが、そう意味とはちょっとはまた違って、「深みが出て来た」という感じです。
床の杉板に反射する光も、新築時とは違った具合です。光や影さえも「深みが増してきた」ように感じます。
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この家には食卓のテーブルがありません。
設計していた時は考えていたのだけど、作り付けにした机が、食卓兼用になっています。
でも、お子さん達が大きくなった今は、4人並んで食べるのは難しいとの事。
ではここでどうやって「宴会」をしたかというと、床にビニールシートを広げて座ります。
窓の外に見えるのは木だけですから、まるでピクニックのようです。
燦々とと日の当たる場所で昼間から飲みました。
あれやこれや昔話をしたり現況の話しをしたり、飲んで笑って、、、人とそんなお付き合いは何年経っても変わりません。
楽しい時間はあっという間に過ぎ日が暮れてお開き。ありがとうございました。
次回は ・・・桜の頃か??
ちなみに目も前の木は桜です。
マニハウスの過去の話しはこちら↓
【おまけ:夜景】
マニハウスを出て夜景を撮る・・・新年会参加者のLWH002の施主Mさん。
(写真右下)
マニハウスより1年先輩?の施主。マニハウスの宴には何度もご一緒してます。
そういえば、いつもすぐ酔っぱらって寝てしまうけど、今回は寝なかった!(驚