建築をしない建築・・・
つまり、新しく建物を作らなくても建築という行為ができるということ。
どんなことかと言えば、
リフォーム、私が言っているリノベーション、・・・。
要するに、今あるものに手を加えていくということです。
ただ、リフォームというのは、ちょっと意味が違うんです。
何の意味?・・・建築という面からの意味です。
建築というのは、根本的な所から考え、創りだしていくのです。
住宅でいえば、その家族の生活、将来、建物の構造、住宅内環境(風通しや光の入り方など)、、、
そういう基本的条件を整理し、組み換え、その家の、家族の、一番いい形を提案することです。
リフォームはどうかというと、これは極端な言い方すると、表面的な作業なのです。
今、建設業界ではリフォームが盛んです。業者ならだれでもできてしまいます。
不動産会社だって、元請けでやっています。知り合いの大工さん、電気屋さん、水道屋さんに声かけてやってるんです。
ある程度の知識とカタログさえあればできてしまうのです。
頼む人も、カタログから、いろいろ選んで、出来上がる、、、と思ってますよね。
そして、それぞれの業者さんが選んだものをくっけて出来上がり!
しかし、既製品をくっつけるだけでは、限界があるんです。
そして、もっともよくない事は・・・・
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私は[家]と[すまい]という言葉を別に考えています。
こちらを御覧ください
すまいとは