
[ 解体時 sato*sato 1階の 北方向を見る ]
ある建築会社がリフォーム部門を
リセット住宅
というネーミングにしていました。
別の要件でネット検索していた時に目に入ったんですが
なんだか・・・ 違和感を感じました。
その会社がどうゆう意識をもって
そのネーミングにしたのかは知りません。
あくまで個人的な
「 リセット 」 に対する印象です。
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リセットだから、
一度ゼロに戻してやり直す
という事になります。
リフォームで内装を全部取り払って
骨組みだけにしてしまう工事を
スケルトンリフォーム とか
スケルトンリノベーション とか
フルリノベーション とか
言いますが・・・
それを
「 リセット 」
と言えば、そうかもしれませんね。。
でも リセット という言葉が
「 元の家 」 を
否定してる というか 悪いものにしている
というふうに感じてしまいます。
古い事を悪役にし
新しい事を正義のヒーローする
とでもいうような。。
不動産用語で 「 古屋あり 」という言葉があります。
こうなると、「 悪い 」 どころか
【無価値!】
とゴム印を押されたようなものです。

[ 工事完了後 sato*sato 最初の写真と同じ方向 ]
私は・・・
元の家を、
そんなに悪く言ったり、
否定したりしなくてもいいんじゃないの、、
と思います。
確かに元の間取りや、作り方が悪い事はあります。
住む人の暮し方や感性と合わない事もあると思います。
だからといって、その家の本質が悪いとは限らない。。
古い家を「悪」にするなら、なにもリフォームしないで
建て変えればいいのに・・・
と思うのです。
元の、その家であるからこそ
発想できる事があるし、
生かせる事があります。
私は・・・
内部の解体が終わったその家に入ると
わくわくします。
その家を生かす方法はたくさんあります。
住む人のこだわりを実現する事・・
住む人の感性と共鳴する家になる事・・
可能性があるんです。
古い事=悪い事 ではないと思っています。
**
ただし、、、
古い家で、それを作った時の工事が
悪すぎる事もあります。
手入れもされずほったらかしの家もあります。
その場合は ダメです。
もちろん 思い出があるとか 惚れ込んだとか
そうゆう事ならお金を掛けて直せばいいです。
でなければ、お勧めしません。
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写真は
築30年木造住宅のリノベーション sato*asto(サトサト)
http://s-coco.net/works/satosato/satosato_001.html
1枚目は、解体時。2枚目はだいたい同じ位置で撮った完成時。
ここでやった事は、
仕切り壁をなくした事。
1階にあった風呂を2階に移動し、風呂があった場所に
キッチンを移動した事。
大きな事はその二つですが
他にも沢山の事を、工事でやっています。
なにがどうなってるのか・・・
それを確認しに来ませんか!
住んでいる家を見る事・・・
住んでいる人に話を聞く事・・・
なかなか無いチャンスです。
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sato*sato 見学会のお知らせ
http://s-coco.net/openhouse/kengakukai.html#bosyu
2014年7月19日(土)14時から
場所:神奈川県川崎市多摩区
最寄駅:小田急線生田駅
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