Home Room ・シンプルな暮らしと家

保存 改修

Jiyugakuen1

ある結婚披露宴が、目白の自由学園・明日館(みょうにちかん)で行われ、行ってきました。

この自由学園は、FLライトの設計で1921年(大正10年)に作られた建物です。

*自由学園・明日館 → HP

以前・・・(といっても もう20年近く前) 来た事があります。

その後、全面的に補修改修工事がされ、その後初めて その姿を見ました。

仕上げも基本的に全部新しくされ、きれいさっぱりしていました。

3年間の期間を要した改修工事のテーマのひとつに「オリジナルの復元」とあります。

ただの保存ではなく、復刻盤というような感じです。(保存に関わった方には、違う!と怒られてしまうかもしれません。)

20年前に見た時には、古く痛んではいても、ある種のオーラがあったのですが、今は、感じられません。

それはそれでしょうがないし、またこれから何十年と時間を積み重ねた時に、また「そうゆうもの」が備わっているのかもしれません。

****

オリジナルを忠実に残す・・・・その方法もあるだろうし、「そうじゃないくては意味が無い」と考える人もいるでしょう。

私は、「復元」でもいい と考えます。

歴史的に重要な文化財として、ロープが張られ、遠くから見る事しかできないより、そこを使える事が大切だと思います。

「復元」といっても可能な限り使える材料は使っているわけですし、歴史に残る建築家の設計した建物の中に入れる事は、本当に幸せな事です。

完成した当時のままでなくても、何十年ごとに改修され使い続けられる事が、もっと多くなるといいと思います。

重要文化財ではなくても、、、

普通の建物も、、、

普通の家も、、、。

****

残したい

と思われるものを作っていきたい。。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「リノベーションについて」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事