現場では、たくさんの「見えなくなるもの」があります。
写真はNo.4(家想の家)のユニットバス。。こんな状態で設置してあります。出来上がってしまえば、見えるのは内部だけ。当たり前なのだけど、本当は、ちゃんと外部があるのです。これも、ボードが張られると見えなくなり、存在を忘れられてしまいます。。
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これは、階段上部につけられたトップライト。。
でも、これは「見えるもの」で「見えなくなるもの」は、正面に見える鉄骨のブレース(斜材)。
この家は、鉄骨のラーメン構造なので、ここ以外ブレースがありません。この家の唯一のブレース(斜材)がこれ。階段の屋根の構造に必要なものです。ボードが張られるとその存在はまったくわからなくなりますが、いつまでもこの家のために頑張ってくれるのです。
ところで、なんだかおどろおどろしい感じを受けると思いますが、白っぽいのが、ALCに吹き付けた断熱材、黒っぽいのが鉄骨のメインの構造に吹き付けた耐火被覆材です。これらも「見えなくなるもの」です。
このトップライト、この家で重要な役割があります。
南から直接陽が当たらないこの家は、このトップライトからの光で一日中明るさを感じる事ができるのです。(その他にも仕掛けをしているのですが、それはまた、そのうちに・・・)
今はまだ、その効果を発揮してはいませんが、仕上がった時には、、、、
楽しみです。
トップライトを眺めていると、鳥の飛ぶ姿が見えました。。
完成してから、お子さん達はこの窓からどんなものを見るのでしょうね・・・
UFOとか・・・
星・・・・とか 巨人の星・・・・・・・・???
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プロジェクト名を No.4 家相の家 としていましたが、、、
やっぱり最初のとおり 「家想の家」 にします。
「家相」を計画に取り入れいるのは事実ですが、それよりも「家族が家族を想う家」つまり「家想の家」が、ここに住むご家族の家の名としてふさわしいと思うので