最近参加させていただく事になった
杉並区のあるグループの勉強会&忘年会が昨日ありました。
そのグループのメンバーさんは、どちらかというと年齢層は高いけれど、
みなさん何かしらの活動をされていて、とても勉強熱心で、
そのエネルギーには驚くばかり。。
昨日の参加者は、20代から80代・・・ 。
意欲のある人達って、すごいですよね。
「うわぁ、まだまだやらなきゃ~」(笑)
と思ってしまいます。
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勉強会のあとに忘年会でした。
15~6人で、大きくはない店のかなりの部分を占領。
椅子を詰め、ぎゅうぎゅうな感じでしたが、そんな距離感が、自然と会話になり、いろんな人の話しが聞けて、とっても楽しいのです。
名刺交換したある人から、私の仕事(設計)について
「どんな特徴があるんですか?」と聞かれました。
それに対して、、、
「質のある家」 「小さな家」 「杉の床」 「自分らしく生きる家」 など
そんな話をさせていただきました。
でも、そんな話をしながら感じたのは、
人が集まって、昨日のようにいろんな話しができて
人と人がつながったり、そこから何かが産まれたり
「そんな「コト」が起こるような場って、いいな~」
という事。
私の設計の考え方の一つに、「場」 を作る という事があります。
人が集まるって、楽しいコトですし、
そこから何かが産まれるって、すごくワクワクする事です。
交流会のようなイメージもあるし、親しい人達の集まりも、イメージにはあります。
でも、家族 が楽しく過ごす「場」 が 基本 です。
もっと言えば、、、一人でも何か包まれる「場」です。
って絞っていくと、、結局は 巣みたいなモノ になってしまうのです。
じゃあ、「ちっちゃければいい」 という事なんだけど、
それも一つの正解ではあるけれど、もっと大きいなスペースでも
巣みたいなコーナー だっていいと思うのです。
人が集まる場所
何かが産まれる場所
巣みたいな包まれる場所
そんな 場 を作りたいんです。
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写真は、完成から8年経った ミニカ
http://s-coco.net/works/mini_ka/minika_0.html
鉄骨造の家ですが床は杉板(厚さ3cm)です。
小さな家で・・・巣 っぽいです。
「杉板 を使うと、、ログハウスっぽい」
と言った 悲しい感性の人 がいたんですが、
この家を見て、そんなイメージが湧くでしょうか?
人の脳というのは、過去の体験からイメージを引き起こします。
ただ、安易にそのイメージを使うのは気をつけたほうがいいです。
脳はあまりに短絡的にイメージを作ってしまう場合があります。
歳をとるとなおさら。
いつまでも、子供のように、好奇心をキラキラさせていたいですね!
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